十数年前に

タバコ事件が有り

その後一ヶ月以上家庭内無視の

透明人間扱いされた事が引き金になり

それまでの威圧的な態度と

顔色を伺いながらの生活とは

おさらばした


その後

年に1・2回

仲良しだったご近所さんを訪ねて

住んでた家の前を通る


揉めに揉めた離婚後は

結局

住んでた家に

元夫が住んでるのかどうかさえ

わからないまま

放置されている


全く繋がりは無くなったから

わからない


私とご近所さんとは

とても仲が良かったので

家が今どうなっているか

ごみ問題や生活しているのかどうかを

気にかけてくれているようだけど


全く生活感が無く

ずっと空き家状態らしい

表札はまだそのままなので

売却はしてないようだ


そんなことなら

離婚後

娘の学資保険や

財産をほぼ全部取られて

(裁判までして家のローンを理由に)


住む家や経済的な事とか

めちゃくちゃ大変やったのに


空き家で放置してるなら

私達親子に

住まわせてくれても良かったやん

と思うのだ


現に裁判のとき

ローン分家賃として支払うから

と懇願したけど

ダメだった


娘と家を出るときは

小さい実家の1部屋を借りてたので

最小限の荷物を貰いに行ったときは

これもあれも

俺の物やないと玄関先に

乱暴に放り出されて

私達も持っていけないから

グリーンセンターといって

ゴミを処分してくれる所に

泣きながら

何度も愛着のあるものたちを

捨てに往復した


あのときの悲しさや辛さは

今でも忘れられない


だからと言って恨んだり

憎んだりはしていない


なぜなら

彼の存在を私の中で

抹殺したことにより

私は精神的に自由になり

膠原病も安定し

健やかで明るく楽しく

生活できているからだ


まあそんなことは置いといて


ガーデニングが好きだった私は

鉢でナポレオン

猫の額ほどの土スペースの庭に

佐藤錦を地植えして

春には

育てるのが難しいサクランボを

2〜5個ほど収穫して

娘と喜んでいた


写真お借りしてます




家を出るときには

いくつかの鉢の植物も全部

処分したが

地植えした佐藤錦と言う桜は

そのままの状態で


以前の家の前は

素早く車で通過するぐらいなので

しっかり様子を見ることはなかったが


先日

庭の桜は…と注視して通り過ぎたら


あの塀の高さとかわらなかった

小さな桜の木が

二階の窓のところまで

成長して

桜の薄いピンクと新緑が

目に入った


あ~

あれから十数年経つんだな〜

なんか

過ぎ去りし年月

よく頑張ったな〜

って

人生どん底だった時期は

過ぎれば笑い話となり


ほんの少し私も強くなってるのかな

って

くすっと笑いながら

帰路につくのでした


まだ生きていくうえで

色々あって

乗り越えなければいけないことや

覚悟をしないといけない事や

次から次へと

心穏やかでないことも起こるけど


たまには後ろを振り返り

後退りもあるかもしれないけど


一つづつ


一歩づつ


前に進んでいこうと

思うのであった☺️


もうすぐGW

離島 古民家も

素敵な住まいへ

頑張ってDIYしていくよ〜