鶏白湯ラーメンをメインに磨き続けていくと
覚悟を決め、
麦之助を創業しました。
そこから、コツコツとブランディングを積み上げて
きましたが、
それを明確に「言語化」することは、
簡単ではありませんでした。
3店舗目となる花堂店のオープンをきっかけに、
一気に成長スピードが上がる、
そんなイメージも描いていましたが、
現実は甘くなく、
むしろ大きな壁にぶつかり、
苦戦を重ねる日々でした。
そして約3ヶ月ほど前、創業から8年目に突入し、
無化調ラーメンにしっかりと軸が定まった頃から、
麦之助の「存在価値」が、
改めて明確になってきました。
ブランディングにも「技術」があり、
そこには黄金律のような法則があります。
①ストーリー(物語・背景)
②信念(この店が守る価値観)
③価値(他店との違い・差別化)
④共感(私がお金を払う理由)
この4段階を上から順に「落としていく」ことで
人の心が自然に動く構造になるとされています。
これは心理学でも、マーケでも、ハイブランドでも、
飲食でも共通して使われている、
「人が動くための基本構造」
麦之助でいう、
この階段をなんとか言語化できないかと
模索し続けていました。
有名な大手チェーンの例、
• スターバックス
→ 物語(サードプレイス) → 信念(安売りしない)
→ 価値(居心地・品質) → 共感(自分の時間)
• Apple
→ 物語(少数派の反逆) → 信念(シンプル)
→ 価値(デザイン・体験) → 共感(自分らしさ)
→ 物語(限界への挑戦) → 信念(Just Do It)
→ 価値(機能✖️アスリート思考) → 共感(自分も挑戦者になれる)
• 一風堂
→ 物語(ラーメンを世界食に) → 信念(常に進化)→ 価値(洗練された味) → 共感(体験のファン)
ただ、この階段のセオリーがあっても、
「型にハマっているだけ」では薄っぺらい。
重要なのは
・麦之助の物語が「本物」であること
・品質が「本当に」高いこと
・改善にかけた時間と回数が「本当に」凄いこと
・無化調であることに「明確な理由」があること
だから、効く。
“使える型”✖️“本物の実態”🟰ブランド
この掛け算が強い。
やっと整った、
麦之助ブランドの言語化。
1. ストーリー
─ 無化調に“行き着いた”麦之助
「看板商品の強化」をテーマに一貫して
味の理想を追い続け、500回を超える改良を重ねてきました。
その試行錯誤の末、
最終的に行き着いた答えが、
「化学調味料に頼らない方が、圧倒的に旨い」
という、極めてシンプルな結論でした。
火加減、温度帯、抽出の時間、香味油の層、
そして、素材の選定や仕込みの積み重ね。
試行錯誤を繰り返すほどに、
“素材だけで生まれる旨み” の強さに気づかされていったのです。
その結果、麦之助のラーメンは、
天然素材のみで、無化調でありながら、
深い旨味を、しっかりと実現。
さらに、
上質でありながら、
価格を超える満足を生む一杯へと育っていきました。
今の麦之助の味は、
「最も美味い形を追求した結果としての無化調」
その1点で、成り立っています。
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2. 信念
─ 品質に一切の妥協をしない
麦之助が大切にしているのは、
「品質を守るために、努力を惜しまないこと」です。
無化調で旨みを引き出すためには、
どの工程も手を抜くことができません。
素材の選び方、切り方、温度管理、仕込みの時間、
そのすべてが味に直結し、
一杯の完成度を左右します。
だから麦之助は、
日々の改善を「当たり前」としています。
「昨日より今日、今日より明日。」
この積み重ねを繰り返しながら、
一杯の質を、上げ続けています。
この
「改善し続ける姿勢」こそが、
麦之助の揺るぎない信念です。
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3. 価値
─ "活きた旨み"の無化調スープ。
この上質で、この価格。
麦之助が提供したいのは、
ただの「美味しいラーメン」ではありません。
「価値が、価格を大きく超える満足」です。
お客様の満足。
この一点に、すべてを集中させています。
最新の熟成塩だれの完成により、
スープは生命感を帯び、
まさに “活きている” と表現したくなる旨みへと
進化しました。
無化調ならではの透明感。
自社製造が生む一体感。
積み重ねた技術が支える、層の深さ。
それらが合わさることで、麦之助は、
「価格以上の価値を、確実に体験できるラーメン店」
であり続けています。
それこそが、
麦之助が考える「価値」そのものです。
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4. 共感
─ 皆様の日常に、本物志向の一杯を。
麦之助が目指すのは、
特別な日に食べるごちそうではありません。
仕事帰りの一杯、
友人・家族・大切な人との時間の一杯、
休日の、何気ない一杯。
そんな日常の中で、
「気取らずに、本物が食べられる場所」
でありたいと考えています。
「日常だからこそ、本物を。」
そう思ったときに、
自然と選ばれる存在でありたい。
高級じゃない。
でも、妥協もしていない。
「高級じゃないのに、本物」
"価格を大きく超える満足"を生み続ける一杯を、
あなたの日常に、
小さな満足と、確かな納得を残せたなら。
それが、
麦之助がラーメンを作り続ける理由です。
