小2息子。

中学受験を考えている理由は複数あって

もちろん前向きな理由もあるのですけれど、逆に


「公立の内申点がこわい」

という後ろ向きな感情も、理由のひとつ。



同僚の中学生のお子さんが、内申のための提出物を仕上げるために睡眠削って、体調崩してしまった……とかいう話も聞くのでひびります不安(頑張ったかいあってトップ校に合格されていました)


自分も夫も中高一貫だったので

そもそも内申点というものをよくわかっておらず

わからない=怖い、となりがち。


↑漫画『かしこい男は恋しかしない』単行本出たら買いたい♡


息子が特性持ちなので、なおさら!
驚き集団生活苦手な息子に内申なんて無理。
驚き運動苦手な息子に内申なんて無理。
驚き内申が良い子は本当に「できる」子。
という怖れと畏れがある。
(個人的なイメージです)

しかし無知なうえに判断力弱めのわたくし。
そもそも
内申がどういうものか知らずに
「怖い」「無理」というのも
傲慢ではないのか?
(※あくまで自分はであり、内申回避を考えている世の方が傲慢という意味ではありません)

もちろん究極的なところは経験しないとわからないのでしょうけれども
なるべく正しく知って正しくおそれたい、と、
内申点について書かれている本を読んでみました。

『高校受験は内申点アップが9割』

こちらの本は「内申点悪くて高校受験が厳しい中の下レベルの中学生」あたりがターゲットと思われる。

たまたま本屋さんで見つけた本1冊のみを信じるのは些か危険なので多少差し引くとしても、
内申初心者としては学ぶことが多かったです。

◆◆◆

本の内容をあまり勝手に載せるのは憚られるので、書いてあったことから、さらりと。

星内申点アップのポイント
●提出物のクオリティアップ
・字をきれいに。見た目の印象は大事。
・書き直した跡やペンの色の工夫で、丁寧さ&一生懸命さをアピール。
●小テストの点数アップ
・満点を目指す。それが定期テストにも繋がる。
●授業態度の印象アップ
・姿勢良く、目線は先生のほうに、は基本(口角を上げるのがポイント)
・準備や片付けを率先してやるなど、授業に協力する姿勢が大切。
●挙手/発言回数アップ

星内申点は先生とのコミュニケーションの証し
先生の心証を良くする力は、自分は今相手にどう見えているかと自分を客観視できる能力。
・どうせ人と接するなら、不機嫌な顔で接するより微笑んでいたほうが感じが良い。
・それは媚びる媚びないというより、人としての礼儀やマナーの問題であり、良質なコミュニケーションをとるためでもある。

星内申点が上がるとテストの成績も上がる。
・内申点が上がる=学力のベースとなる学習習慣や学ぶ姿勢が改善する。
・まずは習慣化すること。意思は継続しているうちに育っていく。


◆◆◆

なるほどなー、と思いつつも
やっぱり息子がこの土俵で戦うのは、きつそうだなあ、という印象ガーン

平凡レベルながら勉強は嫌いではなさそうですが、
今のところ授業もまともに出られず
先生たちの手を焼かせまくっている息子凝視

なぜ授業参加がここまでできないのか
どうしたらできるようになるのか
は、療育に現在相談中。

まだ小2なので
これからの成長を期待!しつつも
全く変わるというのは、難しいかなと思っています。


担任の先生にも以前はっきり言われました。
先生真顔「息子さんの内申は悪いです」
真顔「あっはい」
小2で内申ってもうあるんだ……と
まずそこに驚き。


なお、息子に向いていないとは思いますし
理系の夫は内申制度大嫌いらしいですが笑

わたしは個人的に、内申という制度が悪いとは思いません。

仕事でも、社内外に対して
「相手の望むであろうアクション・リアクション」を
いつも無意識に考えていますものね。

なるほど本にあるように
内申はコミュニケーションであるし
日々の学習の積み重ねと思えば、
(極端なことにならなければ)
その対策から学ぶことは多そうです。


◆◆◆

ならば息子が
中学受験になら向いているおねがい
中学受験で頑張れば大丈夫ウインク
かというと、それはわからない

学校の授業もテストもボイコットする息子ですよ。
果たして塾に行けるだろうか?(まずはそこから)

という話を夫にしたら
息子は今のところ公 文には楽しんで通っているし
自分が納得して、興味を持っていれば
受験塾でも頑張って通えるのではないかなにっこり
とのことでした。
希望的観測ではありますが笑

そもそもできる子なら、公立だろうが私立だろうが、うまくやっていけますよね。息子がそういうタイプでない前提で、どの選択がベターか?という次元のことを考えています。

◆◆◆

聞いた話、息子の通う小学校では
約4割が中学受験をするそうです。
そうなると
受験「する」というのも選択ですが
受験「しない」というのもまた選択ですよね。

いずれにしても
●●は向いてないガーンということを考えるのも
もちろん大切ですが
なるべく正しく知って正しく怖れて、
◯◯したいからラブラブと前向きに考えられる
選択に向かっていけたらな〜と思っています。


※↓情弱な自分が過去に公立中学について考えた記事。
的を得ていませんが、ぼんやり考えてはいる。