純ちゃんと池ちゃんにもらったクリスマス | 塩田泰造オフィシャルブログ「塩田泰造のムギムギデイズ」Powered by Ameba

純ちゃんと池ちゃんにもらったクリスマス

イルミネーションショーの演出をしたり
クリスマスイベントの脚本を書いたり
楽しんでもらう仕事をする期間ってずっと思ってて
自分が楽しませてもらうなんて年齢はとっくに過ぎた
そう思ってたんだけど…


 

朋友 小川純子 脚本・演出
親友 池田稔 脚本協力・演出
 

ベネッセ しまじろう 英語劇
『クリスマスパーティーへようこそ!』
 

すっごい良かったぁ、楽しかったぁ…

 

 

会場を埋め尽くす何千人ものちびっこらとそのママらの
ほとばしる期待感…それをいちいち予想を超えて叶える
あの手この手のびっくりハッピー演出が次々に登場して
誰かとともに楽しむクリスマスの多幸感があふれていた

人生で今んとこ唯一の(ってことは多分人生で唯一の)
会社員時代の同僚 小川純子ちゃんの
童心を忘れない、大胆で素直な脚本と演出のアイデア、
それを緻密に具現化する、池田稔の豊かな演劇的蓄積、
秋山芳江ちゃんの可愛いだけじゃない主張のある衣裳、
コナカシノブくんのへんてこりんで自由な美術セット、
すべてが楽しくて、いつの間にか、
 

なぜか涙が〜〜…
 

会社員時代の超頑張り屋の後輩、ゴレイコちゃんにも
久々に再会できて、それもしみじみ嬉しかったな〜
小笠原プロデューサーに「あ、大きな子どもがいる!」
と微笑まれてしまう始末(恥)…


 

8歳くらいのことだったかなぁ、
稲毛の団地から八千代市米本の新興住宅に引っ越した
まだまだ若き父母が、居間でクリスマスパーティーを
開催してくれた
シングルレコードで聴こえるクリスマスソングの数々、
歌うこともあるなんて知らなかった、父と母の歌声…
美味しいショートケーキ、クラッカーを鳴らしたり…
夢のような楽しさ、非日常のハッピーに、椅子の上で
飛び跳ねたこと
次の日もう一度やって欲しくて泣いて駄々こねたこと

そんな甘い甘い何十年前の記憶を呼び覚ましてくれた。
あ〜楽しかった。有り難う。