ゆびにのこるかおり タケダとえいちゃん | 塩田泰造オフィシャルブログ「塩田泰造のムギムギデイズ」Powered by Ameba

ゆびにのこるかおり タケダとえいちゃん

今回『ゆびにのこるかおり』の座組、女優さんはみなさま
大人の麦茶に初めてお迎えするかたなのですが
武田優子さん(タケダ)と、朱永菁さん(えいちゃん)には
以前、脚本を書かせてもらったことがあります
(ラフカット2008『寝たら罰金』と、オトムギ旗揚げメンバー
久保木秀直くんプロデュースの Kappa『くすり(^^)フィンガー』
どちらも演出は、あの!堤泰之さんが担当してくださいました)

もう五年ちかく前の話になりますが、
ラフカットのオーディション(百人とかじゃ全然きかない人数)
タケダとえいちゃんは、会場の中央くらいの位置に隣り合わせに
座っていて、静かに、堂々とした感じが、とても目立ってました

ラフカット2008 塩田組『寝たら罰金』は、四本の短編連作のうち
一番手を仰せつかりまして、演出の堤さんからは
「ラフカットは会場があたたまるまでにけっこう時間かかるから
トップバッターは、受けなくても反応うすくても気にしないで」
ってあたたかい眼差しで言われたとき、しおだ、塩田組の皆に
「冗談じゃない。みんなで、おもいきり大絶賛されましょうね!」
って鼻息荒げて楽屋まで言いに行った暑苦しい思い出があります
そのときのタケダのリアクション
「塩田さんにそう言われて嬉しかったです。やったります!」
が、こころづよく、たのもしく、ずっとこころにのこりました

が、幕が開いてみると、その年のラフカットは、ラストの四本め
羽原大介さんの作品が一人勝ちっぽく絶賛されて、しおだ的には
学びと、未熟な自分への悔しさと、なにより塩田組を選んでくれた
役者さんへの申しわけなさで、心がざわざわする経験になりました
そんな本番中の中日(なかび)打ち上げでのえいちゃんのことば、
「羽原組、良いよ。主演女優(水木ゆうなさん)も良いよ。それは
それでいいんだって。いくらでも褒められれば。でもさ、あたしら
だって良いんだよ。もっと褒められようよっ」
が、頼もしく、正直できもちよく、やはりこころにのこりました

いつかご一緒したいな。いつか「演出」させてもらいたいな。
が、満を持して実現の運びとなった今 2013.11.・・

塩田泰造オフィシャルブログ「塩田泰造のムギムギデイズ」Powered by Ameba

その後たくさんのステージを経て、めっちゃくちゃかっちょよく
成長してるタケダに再会しました。出演快諾、嬉しかったなぁ~
最初の立ち稽古から、もう「役」を生きてて、台詞を一文字一句
間違えない、ぴかいちの精度と切れ味が心地よいドライブ感に、
すこーんっと男前で、そのくせめちゃ女っぽい色っぽい存在感に、
ずきゅぅん、って持っていかれてしまいました
なのに「まだぜんぜん役を深められてなくて。あたし、びびりで」
ですって・・ど、どこまでたのしみにさせてくれるんだ…>_<…
そんな武田優子が演じる、ゆびにのこるかおり 金春桐子(きりこ)
の「国家機密へ立ち向かう」勇姿、ぜひ観にいらしてください~

塩田泰造オフィシャルブログ「塩田泰造のムギムギデイズ」Powered by Ameba

かたや、えいちゃんは三か国語ぺらぺら スタイル抜群の才色兼備
『くすり(^^)フィンガー』で披露してくれた独特の歌声も健在で、
なんと映画プロデューサーにもなっていて、塩だ&ヨージに仕事を
ふってくれたりして、やっぱあぜんとする成長っぷりなのですが、
そんな尊敬すべきえいちゃん、だけど稽古場で塩だ、オオボケって
言葉の意味をあらためて知った気がするくらい、のびのび健やかな
自由さが炸裂しております。人間性がおおらかなんでしょうねえ。
独特なコケティッシュで誰からも愛される、そんな朱永菁が演じる、
ゆびにのこるかおり 友田百(ともだ)の「ステップ切る」勇姿、
ぜひ観に来てください~

http://ameblo.jp/otonanomugicha/entry-11597404696.html

塩田泰造オフィシャルブログ「塩田泰造のムギムギデイズ」Powered by Ameba

余談ですが(余談なのか?)
公演期間中の12/4に催される別演目
「大人の文化祭」では
タケダもえいちゃんも、すてきな歌声を披露してくれる予定!
こちらもご期待乞う~