五月五日。鯉のぼり。背くらべ。祝 圭さん。コハダメール。好きな歌を好きな理由。
公演のお祝いにいただいた花がドライフラワーになっていくのを
見るのは好きです。いつ捨てたらいいのか、いつもわかりません
ゴールデンウィーク。例年とはちがう気分で過ごしています
五月の空。空をゆうゆうと泳いでゆくコイが見たくなります
鯉のぼりって、まぁ、毎年どこかでは眺めるんですけど
風に吹かれててはじめて鯉のぼりじゃないですか
風がないと、出番待ちの「スタンバイ」っぽいかんじで
なかなか「屋根より高い」鯉のぼりにお目にかかれません
ということで、ちょっと前の写真です(すいません)
☆
鯉のぼりの時期になると思い出すのが
「背くらべ」の歌
柱のきずは おととしの
五月五日の せいくらべ
粽(ちまき)たべたべ にいさんが
はかってくれた せいのたけ
きのうくらべりゃ なんのこと
やっとはおりの ひものたけ
この歌を、山口瞳さんが絶賛してたエッセイを写した覚えが
あるんだけど、ノートはどこへ行ったやら。ああ、整理整頓!
まず「おととしの」という一行目がいい。
毎年計ってるわけじゃないかんじのズボラさがいい。
「ちまき食べ食べ」というルーズさが子供らしくていい。
「今と比べると、(一昨年のきずは)やっと羽織の紐の丈」
って、いくら子どもったって二年でそんなに伸びるはずがない、
てきとうで大げさなうそがいい。
みたいな内容の、でもこんなんじゃなくて、実に味のある
すてきな文だったんだけどな
歌って、ただ好きなものは好きと思っていたけど、
好きなことには理由があったりするんだっていうことを
はじめて認識したときだったかもしれません
☆
『ごがくゆう』
現状の構想を、美術の田中敏恵さんにお伝えしたら
「こうでこうで面白くないです」
とバッサリ斬られました
グサッ(>_<)
いつものことですが、ホントはっきり言ってくれるので
頼りになります。し、燃えます
逆に、池田稔はいつも「いや、安心した。面白いよ」と
どんなときも言います。これも、とても頼りになります
☆
稽古開始が刻一刻とせまっています。うむ。深呼吸。深呼吸。
ぜんぜん知り合いでもない大人の麦茶の舞台『1974』を
(モーニング娘。に合格したばっかりの仲間 工藤遥さんや
研修生仲間の宮本佳林さんが出てたからだとはおもうけど)
観に来てくれて、力のこもった、嬉しい感想をくださった
ご一緒する五人のメンバーのかたがた、大人の麦茶でしか
魅せられない特別なスポットを当てて、輝かせたいです
☆
オトムギがずっとお世話になっている保田圭さん。
ご婚約、ニュースで知ってびっくりです
圭さんは、本当に芝居に熱い向上心にあふれたかたなので
これからも芝居を続けていけるといいなぁとおもいます
おめでとうございます!
☆
ヨージさん撮影の写真が何枚も掲載されている、
『ロック・ジェット』タイガース特集を読み耽っていたら
肥後ちゃんから
「道場さんにコハダご馳走になってきましたよー。
コハダ食べて穴きゅう巻き食べてたら、なんとBGMに
『さよならー僕のー美少女よー♪』が、かかって超興奮!!」
とのうれしいメールもらいました
『ロック・ジェット』には、ヨージさんが大大大尊敬してる
スーパードラマー杉山章二丸さんのインタビューも載ってて
そこではじめて「タイマーズ」は「タイガース」のパロディ
だと知ってすごいびっくりしました・・い、言われてみれば。
『色つきの女でいてくれよ』
ザ・タイガース再結成時の大ヒット曲です。
塩田、土曜日の放課後、中学校からの坂道を走って帰って
コーセー化粧品歌謡ベストテンを録音した覚えがあります。
どうしてもあのハモリをFM(ステレオ)で聴きたかったんです
そして
ベッドにもなるソファーにおけるカーコのテーマでもあります
さよなら ぼくの 美少女よ
きりきり舞いの 美少女よ
いつまでも いつまでも
色つきの女で いてくれよ
この阿久悠の四行目の歌詞が、好きなことの理由になって
『キャッツアイB』での探偵 枕橋所長(中神さん)のセリフ
「男にはいくつになっても、面食いでいて欲しいからだ」
につながって、
『キャッツアイB』開演前のBGMで、沢田研二が歌う、阿久悠作詞
『哀しきチェイサー』
を使わせてもらったんだとおもいます
☆
ゴールデンウィークの深夜、だらだら文にお付き合いいただき
ありがとうございました
みなさんの、「好きな一曲、理由はこの一行の歌詞」
よかったら教えてください
例。好きな一曲。JUDY AND MARY の『OVER DRIVE』
理由の一行は、「あなたはいつも 泣いてるように笑ってた」
とか