『ばぁば』休業中の日々

1/3に、ばぁばの自宅を出発して自宅に戻り、翌日から両親と孫娘と弟の4人家族で過ごしている孫娘 

抗インフルエンザ薬のゾフルーザが効いたのか、

新学期に間に合い登校することができて、その後も毎日元気に過ごしているようです

でも、事件も起こっているようで、

テレビがこんなことに…

あーあ

以前からいつも画面をバンバン叩いてたので

「叩いたら壊れるよ壊れたら『いないいないばぁ！』観れなくなるよ」と、しょっちゅう言ってたので想定内ではありますが、

既に孫娘対策で壁掛けにしているし、どうしたらいいものか…

買ってもまた壊すよね

フルタイムで仕事をしているママは、

ばぁばが居る時には6:20に家を出て19時半頃帰って来るようなバリバリフルタイムで仕事していましたが、

会社に交渉して放デイの送迎のない週に2回の13時台と14時台の学校の迎えも行って

時短で仕事を続けながらばぁばの代わりも頑張っているようです

この際、

「無理だから帰ってきて」と言われるまで『ばぁば』は休業しようと思っていますが、

両親だけで頑張れるなら、このままばぁばは戦力外通告ということになるとか

小学生になって呼び出しはほんの数回

それも発作が止まってからの連絡なので、発作熱さえ上がらなければ、そのまま動けるようになるまで寝かせて貰えばそのうち復活するという今の現状で、

ばぁばがいつでも駆けつけられるように待機していなくても、

孫娘が日常生活を過ごせて行けるようになっているのかもしれません

7年半孫娘の側に居て目を離せなかった日々を思うと感無量です

さて、半月近く『ばぁば』ではない暮らしを送っていますが、

インフルエンザの酷い咳がなかなか治まらず、外出できるようになったのはようやく最近になってから

年賀状に

『しばらく地元に居るから会えたら嬉しい』とみんなに書いていたので、

何十年振りの友人達に続々と連絡を貰えて嬉しかったのですが 

まさかのインフルエンザ…

それでも30年振りのバイト仲間を集めて貰ったり、短大時代の友人やら、孫娘のパパの息子の同級生のママさんやらと会う事ができました

孫娘の側に居ると同年代の人と話をする機会がないので、とっても新鮮

ランチなのに食べる暇がないぐらい話が止まりません

ただ、面白いのが

あんまり昔の事過ぎて誰も覚えていないので、昔話よりも今の話の方が多いこと

既に大人になった子供達の話や孫や親の家族の話、そして今の暮らしや仕事の話

友人達のたくさんの新しい情報を仕入れることができて大満足だけど、

「次に会う時には今した話また忘れてるよね」と笑い合うアラ還女子達

脳ミソのキャパが狭くなってどんどん忘れないと新しい事を覚えられない

まだまだこれからも、高校や中学時代や息子が子供時代の親しいママ友ともこの際に会えるように連絡を取り合っています

孫娘の側に突然行くことになる前の私もそうでしたが、皆忙しく日常を過ごしていて

『同じ地域に住んでいるし、そのうちいつか会える』と思っていて、

実は近くに居てもなかなか会わないもののようで、

私の帰省はいいきっかけになったと、皆が久しぶりに会えた事を喜んでいました

中高時代の友人は、

「(私が) 居るなら(隣県から)来るから、皆で会おう」と言ってくれる友人もいて、

いつまでも忘れずにいてくれて、そこまで会いたいと言って貰えるのは本当に嬉しいものです

まだ携帯が普及していなかった学生時代、連絡先がわからなくて年賀状でしか繋がりのない友人も多く、会いたいのに会えない人もまだ沢山いますが、

できるだけこの機会にたくさんの会いたい人達に会っておこうと思っています

さて、実家の認知症の父親は波があるので、

前日楽しく過ごしても、翌日はまた全て忘れられるという繰り返しですが、

先日はデイサービスから帰ってきたら私が居て、

「お父さんおかえりー」と声を掛けると、

『誰かいる』と思ったらしく

なかなか玄関から居間に入って来なかった父

それでも調子のいい日だったようで、繋げたテーブルの真ん中辺りに自分で椅子を持ってきて、勧めたご飯を喜んで食べて、辻褄は合っていなくても色んな話をして機嫌が良く、

その日は遅くまで一緒に過ごしました

なかなか名前を呼んで貰えるのは手強そうですが、いつもの帰省より会いに行けるので

『そのうち思い出して名前を呼んで貰えないかな～』と

今回、少しだけ期待しています

こんな父親と、一昨年大病を患った母親を見守ってくれている妹夫婦には頭が上がりませんが、

実家がイザと言う時に私も動けるように、

今回の『ばぁば』休業の試みは役に立つ機会だと思っています

そして、夫くんですが

スマホを新しくしたり、確定申告の相談をしたり、パソコンに動画を無事に移して貰ったり(前に自分でやって全部消してしまったので)

一緒に居るとそういう面では本当に心強い

でも、7年間の一人暮らしも慣れてきた反面、歳を取って寂しくもなってきているようで

一緒に暮らしていた頃は、すれ違い生活が当たり前で、あまり会うことも特に話すこともありませんでしたが、

今は料理や洗濯のあれこれや何てことの無い会話を普通にしていて、結婚して30年をとっくに過ぎている熟年夫婦ですが、

同じ場所に居て当たり前だったことが当たり前でなくなってから初めて気づいたことが沢山あるような気がします。

あと、全くしなかった家事を一人暮らしになって夫くんがやらなければならなくなったということが大きいと思います

やるようになると大変さが分かるよね

でも今も、出掛けて帰ると洗い物は当たり前のようにシンクに溜まっているし、家事はほぼ私が自然とやるように…

まあ、何もせずに家にいる人がやることになるのは当然かぁ

帰って来るのを待ってくれている人たちも居るのでそのうち孫娘のもとに戻りますが、

この機会はみんなにとっていい機会になったようで、思い切ってやってみて良かったと思っています

こんなに離れることはなかったから孫娘ばぁばの事覚えててくれるかな

もうしばらく、

『私』の暮らしを楽しみたいと思っています