うちは、床に置く物を最小限にしています。
テーブルとソファーと、
リビングに置いておきたい書類とおもちゃの入った小型のキャビネット、
そして扉を付けた弟と二人分のオムツとちょっとした着替えの入った三段ボックス、
それだけです。
もちろん扉のチャイルドロックは欠かせません。


テレビは高い位置で壁掛けにして、
椅子は食事の度にクローゼットから出します。
ティッシュやごみ箱、リモコンなど、いつでも手元に置いておきたい物は全部壁の高い場所が定位置です。

忘れてはいけない重要な郵便物や提出期限の近い書類も壁に貼りつけたケースに入れます。
その辺に置くと食べられます。
引き出しにしまうと、ほぼ忘れます。


これは、シンプルライフを目指している訳ではなく、孫娘仕様の部屋にするとこうなります。

家に居る時は、孫娘はこの部屋でほぼ一日を過ごし、
自分が散らかした服やおもちゃにつまずいたり、何もない床でもしょっちゅう転んでいます。
体幹が弱いくせに、室内とは思えない速さで動いているからです。

キッチンに繋がるカウンターと壁の間にはベビーゲートを設置して、
触って欲しくない物がたくさんあるキッチンに侵入するのを阻止し、
その奥の、手の届かない場所にファンヒーターを置いています。

前は、よく手を突っ込んで火傷することもありましたが、
その時ももちろんファンヒーターはストーブガードの中!
力もちなので、そのぐらいの柵は持ち上げて電源ボタンを押すのに必死になります。
火傷なんて気にもしません。
ドラベ症候群の孫娘は痛みにはめっぽう強い(鈍感)です。

大きめの孫娘、カウンターには手が届いてしまうので、
どうしてもそこにちょっと物を置きたくて、
隙間に置く15センチ幅の収納ボックスを横にして置き、かさ上げしました。
今のところその高さまでは孫娘は届かないので、気を抜いたらそこが物置状態になってしまいます。
元々はズボラな家族なので、孫娘がいなければ身の回りの手に届く範囲が物で溢れてしまうに違いありません。
嫌でも片付けないと何でも孫娘に食べられてしまいます。


食事中でもいつでも、孫娘はすぐに立とうとするので、
食事の時にはハイチェアーにママ考案のシートベルトで固定して座らせます。
テーブルのバックルは自分で外してバッタンバッタンうるさくするので、結束バンドとカラビナで留めます。
これに座らせると下りられないので、
洗濯物を取り込みに2階に行くときや、トイレやお風呂の掃除をしに行く時には座らせます。
ハイチェアは自分で動かして、その上に立って壁に掛けたテレビを間近で見ようとするので、
普段は畳んでクローゼットの中に収納しています。


後編へ続きます