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1ネパールルピー=約1.5円


 

2006/6/23

カトマンズ

さてさて、カトマンズ滞在の目的は、チベットツアー探し!

数千年の悠久の歴史を持つ仏教国として栄えていたチベット。
 
1949年にやっかいな隣人(日本にとっても)の中国が一方的に「チベット解放(よーするに侵略)」を宣言。

圧倒的な武力弾圧(よーするに大虐殺)を行い、その2年後には完全にチベットを支配下に置き、チベット僧への虐待、僧院の徹底的な破壊が行われる。

 

 

 

 

チベット仏教の最高位、ダライラマ法王14世は中国の追っ手を逃れ、現在インドのダラムサラに亡命中で、そこに亡命政府を作っている。

 


カトマンズ市内にあるチベット教巡礼地スワヤンブナート

 


そんな複雑な事情を抱える秘境チベットを旅するためには、もちろん「許可証」が必要になる。
これが個人では発行されてないらしく、代理店に頼む。

 

また、その際、中国ビザも必要になるのだが、ネパール以外の国で取った中国ビザは無効らしく、これもカトマンズで代理店を通じて取得する必要がある。

 

そして、ネパールから行く場合(中国側から行くのではなく)、5人以上のツアーを組まなければならないため、ビザはグループ専用観光ビザとなり、まとめて入出国しなければならない。

 

お猿さんがいっぱいいる~♪

 


しかし、私はラサ(チベット自治区の区都)に着いたらグループを離れ、中国に飛んでアジアを抜けたいので、できれば戻りたくない。

なので、絶対個人ビザが欲しいのである。

これまた運しだい時期しだいってかんじで、流動的で取得が難しいらしい。

 

長くなってしまったが、そういう意味で、難関チベット行きになる予感。

 


スワヤンブナートの山中、はためくタルチョ

 


カトマンズ到着後、すぐに旅行代理店を周ろうと思って、まず宿のオーナーに聞いたら、老舗の知り合いの旅行会社があるというので連れて行ってもらった。

 


そして、数十分後、あっさり希望のツアーが決定!

 

7泊8日ツアー代(許可証申請・宿泊費・朝食・ガイド・車代込)385ドル+個人ビザ手数料25ドル+中国観光ビザ45ドル=計455ドル。

 

もちろん、個人ビザOKでラサでツアー離脱OKのオプション。

途中、チョモランマ(エベレスト)のベースキャンプにも寄るものだ。

「何とかなるだろう。」と中国ビザも取らずにカトマンズまで来てしまったが、やー、ほんとに何とかなったな。

あとあと何も起こらないといいけど。

 

そうそう、いま行われているサッカーのドイツワールドカップの日本戦は、タカくんたち宿の日本人たちと、近所のアイリッシュパブで応援!

 

 

ですよね~・・・。最後のブラジル戦では、狂犬のしっぽを踏んでしまったような。

まあ、玉田くんの爽快シュートを見れただけでいいや。

そして、初戦のオーストラリア戦と同じく(悪夢のラスト5分で3点)、またも周りの欧米人に慰められる結果に。

 
タカくんにブログタイトル一筆頂きました~♪
 
 

さーーーーー!

明日はいよいよチベットツアーに出発する。
チベットから帰ってきた男の子に、あまった高山病の薬ももらって万全!


「や~、キッツイっすよ~!チベット!」


まじですか。。。

カトマンズで甘やかされたこの体が耐えうるか!

天国(カトマンズ)よ、さようなら。

 

 

そして、あーあ、ツアーどうなるんだろ。

また欧米人カップルの中に私一人だったりしてね。

あのウユニでの悪夢を思い出すわ・・・。


 

このチベットツアーでは、1週間も一緒にいるので、せめて変な人がきませんように・・・。
むしろ、(一人旅のステキ男前が来て)何かいいことがありますように・・・!

 


最後の豪華な晩餐。「エベレストステーキハウス」のすっげボリュームステーキ!(250Rs)

 

ネパールのまとめ

■旅の家計簿

やあ~(苦笑)、食費が高いなあ。ほぼ毎日毎食、日本食食べてたからね。結構飲んでたし。飛びぬけて高いのはここなんで、地元レストランでネパール料理食べて酒を飲まなければ、もっともっと安く上がるはず。ででで、でも後悔なんかしてない!げっぷ。

 

◎滞在日数=15日 計(現地通貨) 計(円) 1日当りの生活費
飲食費(タバコ含) 9730 \14,595 \973
宿泊費 2490 \3,735 \249
国内交通費 110 \165 \11
観光費(ツアー代・入場料等) 400 \600 \40
雑費(ネット・衣服等) 1565 \2,348 \157
その他 0 \0 \0
移動費・ビザ代 900 1350  
総合計 15195 \22,793 \1,430

 

 

 

 

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注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。

 

 
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