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1元=約15円
2006/7/9
昆明
大急ぎで国境へ！
朝7時半に麗江の宿を出て、昆明行きのバスに無事セーフ。15分前にならないと乗せてくれないらしく、時間をもてあましたので、そのへんで朝ごはんを食べる。
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中国人は朝ごはんも外食！屋台が立ち並ぶ。
バスターミナルの近くでは（ていうか街中）、朝ごはんの屋台が出ていて、写真のような手作り揚げパンやゆで卵やお粥が激安で食べられるのだ。
私は、肉まん（小）をチョイス。
なかなか肉がジューシーでいい。これ、下手なところに当たると、肉がほとんど入ってなかったりする。（10個で3元）
そして8時15分。やっと搭乗開始。
バス代高いなあ、と思ってただけあって、なんか豪華バスで、ソファは社長椅子みたいにふかふかで広く、民族衣装を着た女の子のドリンクサービスもある。映画も流れる。へえ～！
これ、夜バスだったらよかったのになあ。
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バスターミナルの中。
そしてだ。昼になって、ランチのためバスが止まったのだが、なにか全員に札をくれる。
何かと思ったら、それは近くの食堂の券で、ビュッフェ形式で無料で食べられるのだ！
ていうか、バス代に含まれていると思うのだが、なかなかやるな！
午後4時過ぎには昆明に到着！
調べていたのは、午後8時にベトナム国境の町「河口」行きがあると聞いてたので、おお余裕！！！！
なんか光がさしてきたぞ！
着いたのは西バスターミナルだったので、河口行きが出る南バスターミナルまで乗り合いバンで移動する。
や～！昆明、都会、都会。とばして正解。
（都会過ぎて写真撮ってない）
Wikibediaより
雲南省は、中国とはいっても少数民族が多数住んでる自治区で、それまでそれぞれの王国があったものの中国に飲み込まれているというのが現状だ。
やっぱり、雲南省、いろんなところにいってみたかったなあ。
ま、しょうがない。
南バスターミナルへ着いたら、さっそくチケット売り場に行って河口行きのチケットを求める。
そして、窓口のおねーさんは言った。
「没有（メイヨ）！」
中国語、これだけは分かる。
「没有」=ねーよ！ってことだ。
ここまで来たのに、メイヨ？そりゃメーヨ（ねーよ）！
と、そんなこと言ってる場合ではない。
「ほんとにほんとにないの？じゃーどうすりゃいいの？」と、めちゃくちゃな漢字の応酬でもどーにもならず。
まじかー・・・。
こんな都会に泊りたくない。
罰金なんか払いたくない。
「ぜえったい、乗り合いバンか闇バスみたいのがあるはずだ！」
私は何か確信のようなものがあって、あまり落ち込まず、その辺に止まってるバスに手当たりしだい「河口」「河口」って、聞いてみた。
10台目くらいである。
「昆明－河口」って書いてあるバスを見つけた！
「チケットないけど乗せて！」って
「明天（あした）。河口。絶対。査証（ビザ）。期限。」
ってめちゃくちゃな漢字を羅列してノートに書いて懇願！！
金勘定をしていたおばさんは最初は渋ってたものの、「じゃあ110元で乗りな。」って一番狭いところを指差してくれた！
やったああ～！やったよ！
私はゴールを決めたときみたいなサッカー選手のアクションをとったら、おばさんは大笑いしてた。
夜８時出発だそうで、ほんとよかった・・・（涙）。
そして何とこれ、寝台バス！
寝台バスだよ！寝台列車じゃないよ！！バスの中に２段ベッドがぎっしり！！←日本ならおそらく違法。
まるで、走るドミトリー（笑）。
「やっぱり降りろ。」って言われるのがこわくて、出発まで3時間もあったが、そのままそこに陣取り、ぐうぐう寝ていた。
そして、無事夜8時に出発。
寝床は狭くて、いつ落ちそうになるか恐かったが、とにかく河口まで運んでもらおう。
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このニオイ、窒息して死ぬかと思いました。
バス中に充満する（腐った）柑橘系の足のニオイ。
寝る向きが、頭の上に人の足元がくるので、ほんとクサイんだよねー。寝ながらタバコばんばん吸うし。無法地帯。
