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1元=約15円
ラサ
「旅は、人の渦に自分から飛び込んでいくようなもの。」
と、どこかに書いてあった気がする。
たしかに、みんなといるのは楽しいし、ずうっと部屋をシェアしてるノラとは気があって楽しいのだが、やっぱり時々
1人っっっきりになりたい。
ラサに帰ったら、どっかの安宿のシングルに泊ろうかなー。
2、3泊くらい。
そう、昔から、どんなに好きな人といても、週末とかずっといられると内心「早く帰ってくれないかなあ。」って心のどこかで思ってたりしてた私。
帰ってくれたら、あれして、これして…とか考えてしまうのだ。
別に彼がいてもできることだが、”ひとりっきりでしたい”のである。わかるかなあ。
特に東京で住んでたところは、ワンルームの部屋が5畳くらいしかなかったので、男がいられると常に視界にいられて、けっこう息がつまったりしたものだ。
本当に好きだったら四六時中いっしょにいたいのが普通なのかもしれないけど。
そういう自分勝手なとこが結局、私が幸せをつかみ損ねてる原因なのかもしれないなあ。
ほんとに、このままじゃ一生ひとりかもしれない。
しかし、あー、楽しかった!
チベットの思い出は、まんまこのツアーメンバーとの思い出となった。
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10日間連れ添ったノラとも半泣きの別れ。
彼女はこれから、バスでゴルムドへ向かうのだ。
「たまには一人になりたい。」とは思ってたものの、とにかくずっと一緒で楽しかったんで、寂しい。
こんなに性格のいい面白い欧米人はなかなかいないわー。
ノラも最初は同室が日本人と聞いて、「え~!やだな~!」と思ってたらしいけど、「すごく楽しかった!ムギは私のスペシャルジャパニーズだ!」と抱きしめてもらった。
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お笑いサングラスのノラ。(いれば)娘でもおかしくない年の21歳。
中国へ!急げ~!
ナムツォ湖から帰った翌日は、旅行代理店に行って、中国は成都行きのエアチケットを買った。
成都行きの便は、1日3便出てるので、あっさり翌日のが買えてしまった(片道1610元=約4万円)。
西寧→ラサに続いて、来年はラサからアリまでの鉄道も開通するらしいし、そしたらチベット人の聖地カイラス山や、まだまだ手付かずの西チベットに、中国人が押し寄せ、たちまち大開発されるに違いない。
ほんと、パキスタンのフンザであの時、現金さえ持っていれば、鉄道開通前の西チベットに行けたのに、と思うと悔しくてならない。
と、考えてもしょうがない!
明日の夜には、もう中国にいる私。
旅終了まで、残り1ヶ月半をきった。
その間に、中国、ベトナム、香港、台湾を回るのだ。
むっちゃ、駆け足やん!頑張るぞ~!
だんだん、日本が(現実が)近づいて来るよ。
「祝悠旅途愉快 Happy Journey(よい旅を)」って書いてある。意外にイキじゃん(笑)。
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