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2006/4/15

アホ爆発!最悪の移動

 

これほど自分がキライになったのは久しぶり!
なんと、ダリ美術館の帰りの列車・・・

逆方向に乗ってしまい、しかも終点までいってしまった!

 

 

 

 

降りたこの駅はすでにフランスとの国境に近い。

すごろくなら10コマくらい戻っている。

 

駅員のおじさんは「次の列車に乗ってもバルセロナに着くのは夜10時だよ。」って言う。

私が持ってるグラナダ行きのチケットの出発は午後9時半・・・・。

 

 


マジでこのポーズで崩れ落ちた。

 


ええ~!チケット代は?
今夜はどうするの?
またアリランに戻るの?絶対いや!
じゃあ駅で一晩過ごすの?
でも月曜まで何もかもフルなんだよ!
どこにも行けないよ!

 


「どうしよう~!」って涙目になり、パニックに陥った私におじさんはマンツーマンで世話をしてくれ、あっちこっちのカウンターで話をしてくれる。もう駅にいた人もみんな私らに注目。

 

 

 


結局、グラナダ行きの列車を、11時発のがあるからマドリッド行きに変更して、マドリッドで翌朝グラナダ行きの列車かバスを探すということになった。

 


私の、バカバカバカバカバカ~!

 


1時間後、無事バルセロナ行きの列車に乗り込む。

乗り過ごしてるのに、追加料金言われなかった。優しい。

ずっと世話してくれたおじさんは、実はこの列車の車掌さんで、出発してから改札に回って私のところに来る度、「トドビエン(大丈夫)?」って聞いてくれて、ほんと優しいよ。

グラシアスすぎる・・・。

 

ありがとうございます!(号泣)

 


一部始終を見てた、隣に座ってたメキシコ人家族は、私にジュースをくれたり、私のせいで待たせてしまった人たちも、「いいよ、いいよ。」って優しい。

まあ、乗り遅れたせいでこんなに暖かいふれあいが出来たと思えばいいか。

 

や、よくない。

 

あのときの私の気分はまさに「絶望」だった。
もし、あのおじさんがいなければ、チケットを無駄にして、困ったままバルセロナの駅で途方にくれていたであろう。

ここがスペインで本当よかった。

 

しっかりしろ、私!

モンサンミッシェルの件といい、最近集中力が落ちてる気がする。


 

この人たちみたいに、集中しろ!!!!

 

 

バルセロナの駅について、大急ぎでコインロッカーから荷物を出し、おなかペコペコなんでマクドナルド(しか開いてない)でご飯を食べて、マドリッド行きの列車に乗り込む。

 

 

なんと知らなかったが、これ寝台車だった!

わーはじめての寝台だ~。
アリランではほとんど寝ることが出来なかったので(うるさくて)、むしろあそこよりリラックスできて寝られた。

しかもレディースルームらしく、女性ばかりの部屋だったのですごい安心。

 

(Renfe公式サイトより)

 

 

しかし、マドリッドか~。

行くことはないと思って、資料を他の日本人に全部あげちゃったのが馬鹿。
とにかく明日中にアンダルシア地方のグラナダに絶対行くんだ!
なんでこんなにこだわってるのか分からないけど、ずうっと都会ばっかりだったし、なんだか早く緑を見たいのだ。

ゆっくりしたいのだ。

 

「必ず行くからそこで待ってろ~よ~。(by マッチ「アンダルシアに憧れて」)ってなもんなのだ。

 

・・・って、別に誰も待ってないけどさ、私には。
 

ともあれ、列車は不安なままの私を乗せて、夜のスペインを西に西に向かっていくのであった。

 

 

歌ってるマッチより、作詞作曲のマーシー(ブルーハーツ)バージョンの方がカッコイイ♪

 

 

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注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。
 
 
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