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2006/5/24
カジュラホ
朝ごはんは、パルシュさんと一緒に2日続けて宿の近くのツーリスト用みたいなレストランに行った。
ここのオーナーの奥さんがオランダ人らしく、何を食べてもおいしいのだそうだ。
しかも朝は手作りパンのメニューがある。
これが美味しかった!
↑
夜には広場に屋台も出る。
会計のときだ。
昨日と同じように、パルシュさんは財布を出さない。
まあ、彼が食べたのはラッシー(ヨーグルトシェイクみたいの。うまい。)と数枚のパンだけなんでいいんだけど、昨日もラッシー代私が払ったような。
「やっぱりな~。いい人みたいでもやっぱインド人だな。 朝ごはん行こうよって誘っておいて自分の分を出させるのか。せこー。 イエメンのアブラハムみたいだな。」
と、がっかりしながらも今日は伝票をよ~く見てみた。
ら、なんと!そこには私が食べた分だけの請求があった!
そうか!パルシュさんは自分の分はツケなんだ!
だから昨日と同じ金額なんだ!
私は久々に、ものすごく自分を恥じた!
あまりに恥ずかしすぎて、帰り道、一言もクチがきけなかったくらいだ。
だって、ずっと良くしてくれてるのに何てヤツだ、私は。
なんて思い上がった、上からモノを見てるイヤな外国人だろう。
1年以上旅をしてきて全然成長してない自分。
恥ずかしい…まじで。
なんちゃって板前参上!
近くで週1回開かれるバザールに出かける。魚があるらしいので。
持ってるすしのこ(寿司飯の素)と粉わさびを使って寿司を作ってみることにする。
お!あった、あった。魚だ~!
この近辺のダムで捕れるらしい。
なんていう魚かは知らないが、「これ、おいしいよ。」っていうパルシュさんに選んでもらい、半身だけ買う。60ルピー。
しかし、市場のオバちゃんがやってくれるのはブツ切りにしてウロコをとってくれるところまで。
骨や皮はさすがにとってくれない。
宿には小さいナイフしかなかったんで、も~大変!
皮をはがすだけで1時間!
骨取りに30分!汗だく!必死!指は切ってしまうし…!
ああ、日本のスーパーの切り身が懐かしい…。
次はご飯。インド米は基本パサパサなんで、形のいい白い米を購入し、1時間ほど水につけておいてから、ミネラルウォーターで多目の水で慎重に炊き上げる。
持ってた「すしのこ」で、寿司飯完了!
そして、持ってた「粉わさび」を作るが、これが長期間持ちすぎてたせいか味が抜け全然辛くない。
そして、数時間後、出来上がった寿司だが・・・
↑
見た目は悪くないが・・・
げげげげげげげ、激まずっっ!
ペッペッ(# >д<) 、
こっっっれほど不味い寿司があろうか!
米や卵焼きはうまいのだが、魚がまずすぎ!
結局、魚は寿司から身を取って、ぜんぶ焼いて醤油と砂糖で味付けして食べた。
(焼いたほうがうまかった。かんがえたら素性のわからない魚を素人が生で食べようとした時点でやばいよね。)
さ~!今日はいよいよインド観光のメイン、夜行列車で聖地バラナシへ向かう。
ガンジス河で沐浴でもして、カジュラホーで炸裂した煩悩と、パルシュさんを疑った罪を清めてくるか!
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