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2006/5/23
カジュラホ
キリキリキリキリ・・・。
アーグラー出発の朝、急に胃が痛くなった(-ω-#)。
暑さのせいか、連日のインドカレーのせいか、インドに来てからよくイライラさせられるせいか、はたまた、いよいよついに病気なのか。
不安なまま、みんなとハグして宿を去る。
楽しかったな~。寂し~。
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みんな親切で明るくて優しい!!
私が乗るカジュラーホーへ行くための経由地ジャンスィまでの列車は「Shatabdi2002」。
乗ってみて(インド人も)ビックリ!
エアコン車両なんで、涼しいのは当たり前として、電源はあるし、席は広いし、水のボトルサービスはあるし、軽食もつくし、チャイ(しかもポット)サービスはあるし、新幹線並み!快適~!
写真撮り忘れたのでネットより同列車の写真拝借
・・・が、いいことばかりではなかった。
最初は2人がけに私だけで「ヤホー♪」と思ってたのに、向こうから小錦並みのすんご~いデブ男が「ユラ~リ、ユラ~リ…」と近づいてくる。
嫌な予感がした。
そしてこういう時は大体的中する。
席番号を探しているようでもなく、(やっぱり)私の隣の空席に目をつけ、番号を確かめるでもなく、すぐに座ってきた。あやし~!
こいつ、絶対チケット持ってないんだよ。
「見せてください。」って言っても見せてくれなかったし。
改札もいいかげんだしなあ~!はらたつ!
このデブ男が最後まで隣で、巨体から発せられる熱気であまり涼しくなかった。
隣の家族連れの子供はキーキー騒ぐし、後ろのフランス人団体のオバちゃんたちもすっごい大声でずっとしゃべってて、隣のデブ男は「ムシャムシャムシャムシャ」ずっと何か食べてるし・・・!
全然リラックスできなかったぞ!イライラして!
も~高かったのに!
ゆうべ、宿の屋上で1時間くらい話したキアヌ・リーブスそっくりの美男子との甘いひと時(話しただけだけどね…)を必死で思い出す私。
・・・ったく、ますます胃が痛くなってきた・・・。
ジャンスィ駅に着いたら、駅前のカジュラーホー行きのバスに乗り換える。
ここから4時間でカジュラーホー到着!
途中からは、アーグラーの宿が紹介してくれた宿の人が迎えに乗り込んで来てくれたので(連絡入れてくれてた)、そのまま彼のバイクで宿へ直行・・・と!
ひらがなでふりがなついてる!!!(笑
ていうか、ちょっとちょっとちょっと!
ホテルってば総大理石じゃないですか!
スカーレット・オハラとかが「ごきげんよう。」って、ドレスで降りてきそうな階段もあるよ!
部屋もバスタブ付で豪華だし~!
私なんかが泊っていいのか?
が、宿の人はみんな日本語OKで人柄バツグン。
「シャンティロッジ」(アーグラーの宿)紹介ということでかなりディスカウントしてもらったし。
宿のパルシュさんが案内してくれたカジュラーホー村は、の~んびりしてて、みんなが面白い日本語で話しかけてくれて(デリーほどうざくない)、居心地よさそう~!
私も明日(エロ)遺跡群見たら当日出るつもりが、口からつい「2泊!」って言っちゃいました。
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のんびりしたカジュラホーの町
翌日はさっそく早朝6時から、遺跡群を見に行く。
メインの「西の遺跡群」は、全部東向きに建ってるので朝見るほうがいいそうだ。
入場料は250Rsと、世界遺産にしては安い金額。
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庭園としても和む遺跡内
庭園内には、様々な寺院(10世紀ごろ建築)が14個あって祭られてる神様が違う。
私はもちろんエロティック彫刻がほどこされている寺院へ。
しかし暑い。これだけ暑い季節だからだろうか、観光客がほとんどいないのでだれにも写真を頼めない・・・。
やっぱりカメラのミニ三脚とか持ってくればよかった~。
自分でタイマーできたのに~。
こういう、エロティック彫刻をミトゥナ(男女交合)像というそうだ。
「これでもか!」っていうくらいの、めくるめく官能の世界。
交尾(性)が神聖なものとして、神との一体化を信じた人々の情熱が伝わってきて、青空の下で見るこれらの像は、ふしぎといやらしくない。
今まで、エロ遺跡エロ遺跡って言ってごめんなさい。
でもインド人も「ジキジキ(エッチ)テンプル」とか言ってるけどね。
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やっと写真頼める人発見!
すべての寺院は観光化されているのだが、敷地外にあり唯一今でも地元の人に参拝されているのが「マタンゲーシュワラ寺院」。
日本のお寺と同じように、入り口に鐘があり、鳴らして堂の中に入る。お線香のいいニオイがして、鐘の音がして、なにやら懐かしいような落ち着くようなカンジ。
3時間ほどですべて見終え、宿に戻ってパルシュさんにヨガを指導してもらう。
や~!体硬い硬い!えびぞりとか死ぬかと思った!
しかし本場インドで、インド人からヨガ習うってなんか贅沢〜♪
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)