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2006/3/21
さよならソフィア
いやーソフィア、3週間もいちゃった!
とにかく宿が楽しかった~~!
泊まってるっていうより、スタッフの誰かの家にいそうろうしてる感じだった。いや、料金は発生してるんだけど。
これで街が楽しければ、ここで日本人スタッフをかってでてもいいくらいだった。(あとからきたほかの宿泊客にはスタッフだと思われてたらしい)
毎日、中東のうっぷん晴らしにブタ料理つくりまくったし。
キッチンがすごくきれいで充実してるのもうれしかったなあ。
しょうが焼き、トンカツ、カツ丼、ポークカレー、ポークシチュー、ブタ汁・・・。
「君はキッチンに住んでいるのか?」
って言われるくらい、こもってた。
だって最初はパソコンもなくてほんとにやることなかったんだもん。
お世辞にも街は楽しいとは言えんし。
↑
楽しいスタッフ
ああ、しかし宿にこもってばっかで、食べてばっかで、体が重い・・・。
これ、確実にデブってる。
そう、ブタ料理ばかり作って、最終的に自分もブタ化して出て行くわけだ。
よく考えたら、私のパキスタンビザは5月13日までしかない。
あと2か月を切ってる。
逆算して、ヨーロッパの行きたい所を書き出してたらかなりのぎゅーぎゅースケジュールだ。
明日には早速サラエボに向かおう。
ザグレブの手前にあるという湖群はアキラメだ!くそー。
ハンガリーもどうしようかなー。
温泉に入りたいだけだし、とばして一気にアウシュビッツに向かうか。北上するベルリンはもうあきらめるか?
ま、いいや、サラエボ行きのバスの中でゆっくり考えるか。
さあ、ブルンブルン←エンジンをかける音。けして肉がゆれる音ではない。
始動だ、始動~。
駆け足でこの一ヶ月は走り倒すよ!
ヨーロッパ俊足移動は、この旅の山田!
さよなら、ほのかな恋心
翌日は、いよいよバスターミナルにサラエボ行きのチケットを買いに行った。
それでもまだ内心、席がいっぱいだったらいいのに、なんてどこかで考えてること自体、この街に未練たらたらなんだろうなあ。
しつこいなあ、私。
無事、チケットは買えてしまった。
これでほんとにソフィアは、明日が最後の日。
そう見ると、気候も暖かくなったせいもあるが、人々も優しいような。
出発の日は、ブルガリア人オーナーも見送りに訪ねてくれて、ブルガリアの人形をくれた!うれしー!
いよいよ、もう行かなくてはならない時間。
みんなと、「またおいで!」「いつか日本に行くよ!」「ホントに楽しかった!」ってハグ。
ほんとに「ええい!」って気分だよ。
サハラの宿の再来ってかんじ。
実は、実は・・・・・・・・・・・・・
ええい、言っちゃいましょう!
実は、私はこの街で、ちと恋をしていた💛
超片思いだけど。久しぶり~。
え?告ったのかって?
谷村新司に言わせれば、「22歳になれば少しずつ臆病者になる」のだ。42歳の私が臆病どころか石になってもおかしくないだろう。
なにも言えるわけがない。
ここソフィアが、私にとって
「自由な旅の喜びを忘れさせてくれる誰かがいる街」
だったら良かったのに。
ブルガリアなんて、ヨーグルトと琴欧州(おすもうさん)のイメージしかなかったのにな、こんなに思い出深い街になるとは。
今日は、夜行バスで寂しさと後悔に浸るか・・・。
↑
行きつけのスーパーの近くにある水汲み場。
ていうか、水じゃなくて天然温泉なんだそう!しかも無料!体にもいいらしく、みんな汲みながら、がんがん飲んでる!!
ブルガリアのまとめ
旅の家計簿
ご存知のように、超自炊の日々だったんで、安く済んでます。
◎滞在日数=18日 | 計(現地通貨) | 計(円) | 1日当りの生活費 |
飲食費(タバコ含) | 104 | \7,280 | \404 |
宿泊費 | 288 | \20,160 | \1,120 |
国内交通費 | 0 | \0 | \0 |
観光費(ツアー代・入場料等) | 0 | \0 | \0 |
雑費(ネット・衣服等) | 16 | \1,106 | \61 |
その他 | 0 | \0 | \0 |
移動費・ビザ代 | 60 | \4,200 | |
総合計 | 468 | \32,746 | \1,586 |