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1トルコリラ=約85円
2006/3/2
サフランボル
カッパドキアを朝に出て、アンカラ経由で夕方に、トルコの倉敷と呼ばれるサブランボルに到着。
予約をした宿「バストンジュ」のおじさんがバスターミナルまで迎えに来てくれた。
この宿、「バストンジュ」は実は日本人では有名宿!
「旅行人~アジア横断」を読んだら、「日本語を話す全盛期の宮沢りえに似た娘がいるため、日本人パッカーに大変な人気」と書いてある。
・・・ていうか、「全盛期」って、りえに失礼じゃないかー。
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この頃??
その、宿のアイドル(全盛期の)宮沢りえ、ヤスミンは新婚さん。
てゆっても4年めだが、も~ラブラブ。
「何年タッテモ、コノママデス♪」だって。
だんなさんは無口で優しくて働き者で、「男~!」ってかんじ。
「どっちから好きになったの?」って聞いたら
「私デス。愛シテマス、愛シテマス、イッパイ言イマシタ♪」
って目をパチパチさせる。
おお、超かわいい!
(記事を書いてる最終日の)今日も、「明日出るよ。」って言ったら、「エエ~。出ルンデスカ?淋シクテ、死ンジャイマス。」って泣きまねをする。
女の私でもハートをガシッとわしづかみにされる。
思わず「もう一泊・・・」と言いそうになった。
(あ、まさかそれが作戦w?)
私に一番たりないもの、、、いや、持ってないものをヤスミンに教えてもらった気がするよ。
↑可愛いヤスミン♪
夕食は手作りの豪華な食事が4ドルで(ちょい高)食べられる。
味は日本人好みの味で、スープからデザートまでおなかいっぱい。
(あまりにがっついたので写真撮り忘れました)
会いたかったアリ君
そして、もうひとつ!
ここにどうしても来たかった理由のふたつめ!
ヤスミンの息子アリ君に会いたかった!
世界一周をはじめる前、いろんな旅サイトをあさるように読んでいたのだが、その中で一番心に残った話が「愛と下心の旅人~つぁーめん」て人の旅日記の、ここサフランボル編。
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ちゃんと上下巻、購入させていただきました♪
大体は、5分に1回くらい爆笑するお笑い旅行記なのだが、このサフランボルの回だけは号泣。
↑Yahooサービスが終了していたためキャッシュリンク
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その登場人物、アリ君にぜひあってみたかったのだが、滞在中、1回しか会えなかった。
その日は食後、アリ君と友達(?)がトルコの伝統楽器のサズと、シンセサイザーでセッションをいきなりはじめ、宿泊客は全員とりこになって、カメラやビデオで撮ったりしてた。
やっぱり、こういう伝統音楽ができる少年達っていいね~!
アリ君(左)は、「つぁーめん」さんの旅行記の頃の面影があって、私は内心一人で感動してた。
やっぱり日本語が凄くうまくて、「こんにちは」と「今日は」の違いを質問して来たんで、元日本語教師の意地で、必死に(緊張しながら)説明したよ。
久々のハマム!
宿の近くに伝統的なハマム(公衆浴場)があるらしい。
イスラム教では「清潔も信仰のうち」といわれ、お祈りの前には男達はかならずハマムに寄って身を清めるのだ。
女性のハマムが充実してるところは珍しいらしく、ここサフランボルのハマムはまさにそれ。
中東最後の町なんで、せっかくなんで「あかすり」と「マッサージ」のフルコースをお願いする。
(入場料含めて全部で1000円くらい)
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立ち上る湯気!期待マックス!!!
女性用ハマムは、ドームがあって上から太陽のやわらかい光が差し込む。
しばらくして汗が出始めるころ、女性の三助さん(セケジというらしい)が現れ、私のあかすりをはじめる。
おばさんの手は、胸から首に移り始めた。昨日、ハマムに行った男の子が、顔までアカスリやられて真っ赤っ赤になってたので
と、目で訴えてたら、首からまた下に下がっていった。ほっ。
アカスリの後は、せっけんを使って全身マッサージ。
・・・はあ。まじ気持ちいい。溶けそう。満足。
早く日本に帰って温泉入りたい!