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1グアラニー=約0.2円。

※10000グアラニーが約200円。

「ええ!ラーメンが4900(円)?…あ、90円か。」てかんじで、買い物のときには左脳がフル回転になる。

また、グアテマラ以来に見るが、こんな汚い札が流通してる!!!ごご、ゴムテープ!


 

2005/9/2

パラグアイ

 

朝10時に宿を出る。

国境バスに乗ったらすぐアルゼンチンのイミグレに着いて全員で出国手続き。

一度、ブラジル内を通って、パラグアイ国境に着く。

 

 

 

 

ここでは入国手続きをするのだが、日帰りじゃないのは私だけだったようで私だけ降りる。
※注意:ここでちゃんと降りて手続きしないと、何十ドルかの罰金をぼられることもあるそうだ。運転手に「パラグアイのイミグレに行く」と伝えておこう。

 

 

パラグアイ側に入ったとたん、ものすごい喧騒!

モトタクシーと行商人と出店の渦!

カオス~ってかんじ。

とりあえず100アルゼンチンペソ分だけ、両替をする。

 

 

ここからバスターミナルに行きたいのだが、まったくもってどう動いていいかわからない。
近くにいた親子に聞いても、何回か乗り継ぎをするみたいでわけ分からん。私の顔に「?」と書いてあったのだろう。

「私たちも行くから一緒に行こう。」と言ってくれ、連れて行ってくれた!女神!
私がおごるべきなのに、「いいから!」って、途中でコーラもおごってくれたよ…。

 

 

ありがとう!(涙)あせる



バスターミナルっていうか、バスの溜まり場に着いた。

バスは完全ローカルバスで、アスンシオン行きのバスを探し、運転手に「クアントロ イ ドス キロメトロ、ポルファボール(42キロ地点で降ろしてくれ。)」ってしつこく頼む。

 

 

そう、その42キロ地点に目的地イグアス市(日本人移住地)があるのだ。

 
 
 

国境からのバス内は現地の人でギュウギュウ詰め。

必死で一番後ろまで行ってバックパックを降ろす。
1時間ほどして、車掌がお金を集めに周りだした。
私が「42キロ地点まで。」って言うと、なんと車掌は

「ここだよ。」


えええ~!(゚口゚;)ここ?

今?まじ?

 

 

降ろして!降ろして!って感じで「止まって~!」ってあわてる私を見て、バス内大爆笑。

みんながバックパックを背負うのを手伝ってくれ、道を開けてくれ、バスの窓から手を振ってくれた。


あせった~…。

そして、ふと周りを見渡すと…

 

 

 

 

 

・・・ザ・閑散!



ここから日本人が経営する「福岡旅館」てとこに行きたいのだが、まったく分からない。人もいないし。

ガソリンスタンドのパラグアイ人に聞いても知らないっていうし。


ともあれ、カンで歩きはじめる。

と、そこへ、運良く日本人らしき親子が歩いてきた!

 

やはり福岡旅館をご存じで、親切にも地図を描いてもらう。

松田美由紀(故松田優作の奥様)に似た美人ママさんだった。

助かった~!みなさんにも図解しておくね!

 

 

地図を見ながら旅館へ歩いていたら、「どこ行くの?」「どこから来たの?」って日本語で話しかけられた。

みると、小学1年生くらいの男の子だ。かっわいい~!

「ボクは今から学校?遅くない?」って言ったら、「朝はスペイン語の学校で、今からは日本語学校。」だって。へえ~!

何回も振り返って手を振ってくれたよ♪

 

 

花がいっぱい植えてある!



福岡旅館へ着いたら、宿の旦那さんがバイクでちょうど戻ってきたとこだった。あの松田美由紀似の奥さんが連絡を入れてくれてたみたいで、私を探してたそうだ。ありがたいね~!

 

 

しかも、朝から何も食べていない(正しくは昨日の昼から。夜、頭痛&腹痛&悪寒で6時から寝てたのだ。)と知った宿の奥さんは、なんとお昼をごちそうしてくれた!

味噌汁とゴハンと漬物と焼肉、、、味噌汁!

 

涙が出るほどおいしかった。

心からおいしかった。

ほんとありがたかった・・・!

 

 

五臓六腑にしみわたるとはこのことか・・!こんなに美味しいみそ汁は飲んだことがない、、、、!!!!

 

 

ほんとありがたいよ。
しかもここには、なんとゴエモン風呂がある!

 



昔、田舎のばあちゃんちがゴエモン風呂だった。なつかし~!
とにかく、肩まで入れるのが一番うれしい!
「薪がなくて、ここ最近の旅行者の方は入れなかったのよ。運がいいわね(笑)。」だって♪

 

 


綺麗な福岡旅館!

 

 

一安心して、街を散策する。
日本人会館の前に貼ってあった張り紙を見たら、なんとちょうど先週、「入植44周年記念」のイベントがあったそうだ!

わあ~!残念!みたかったなあ。
そこには「日本語検定」の張り紙もしてあった。

日本語が出来ると日本へ出稼ぎも出来て、話によると日本で4,5年働けば、ここに家を建てられるそうだ。

 



ほんとにのんびりした街だ。

公園内には、こういうところにもちゃんと皇室はいらしてるらしく、天皇皇后両陛下の植樹が何本かあった。

 

 


シーソーに寝そべって日光浴をしてたら、そこへあの松田美由紀親子が散歩にやってきた!

「先ほどはどうも~!」ってお互いの話をした。
松田さんは(←決定)、結婚してここに来て6年になるそうだ。

「旅行に来るにはいいけど、住むと何にもない街ですよ~。ときどき帰りたいですもん。(笑)」って言ってた。
そうそう。公園の入り口にはなぜか鳥居が!

いいね~、こういうの。

 

 

 

松田さんと別れ、農協スーパーマーケットへ行ってみる。

(実はこれが素晴らしい数々の出会いのきっかけ。ほんとここでスーパーに行ってよかった。)

 

 

やはり日本食も多く売られていたのだが、やっぱ割高。

すっごく「せんべい」に心引かれたのだが、18000グアラニー(約360円)、ちょっと考えて断念…。

アイスクリームだけ買うことにした。

 


レジのおねえさんに、「これって日本円でいくらくらいですかね。」ってふと話しかけてみたら、「ええ~いくらだろうね~。ね!」って近くに座ってコーラを飲んでたおじさんに向かって聞いた。

そのおじさんは、「まあまあ、座りなさい。」って、私に今川焼きをくれ、みかんもくれた。

 

 

これが農協スーパー

 


しかも話してたら、同じ福岡旅館に泊まってる人だった!

住んでる人かと思ったよ。
とはいえ、そのおじさんは毎年ブラジルに仕事できてて、ここにもその際にいつも来てるんだって。

話してたら、なんかかなり偉い方らしい。

 


おじさんには、その後、市内を案内してもらった。

なんか全員と知り合いって感じ。

みんなから「先生」って呼ばれてたので、私もそう呼ぶことにする(だって名前教えてくれないんだもん。)

 


その先生に夜ゴハンをごちそうになることになり、その前にちょっと飲みにいこうということで、ここの人たちの社交場のような飲み屋さんに連れて行ってもらった。
「貧乏旅行なんだろ。飲めるときに飲みなさい!」ってビールをガンガン出してくれる♪

 

 

 


次々に知り合いがテーブルに集まり、結局宴会になった。
その中の1人、篠原さん(仮名)がなんと!

 

私と同じ県出身!!

 

しかも、私が生まれた小さな町に篠原さんの親戚がいたりして、超盛り上がる。

篠原さんも「これも縁だから!」って、その夜は篠原さんちで大宴会。夜ゴハンはなんと「うなぎ」だよう(泣)。

 

この後、同じ県民の友達の輪ッ!は広がり続け、イグアス市の皆様に大変お世話になることになる。

 

 


篠原さんちの美猫タマ。

 

 

 

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注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。
 
 
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