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1チリペソ=約0.2円。


 

2005/8/5

イースター島

 

さて、宿には、「ウリ」と「ブレッグ」という2匹の犬がいる。
この2匹、私らがどこかへ出かけようとすると「どこ行くの?」「どこ行くの?」って感じでずっとずっとずっとついてくる。

 

 



最初は、大きい犬って怖かったんだけど、あまりになつくのでだんだん好きになっていった。
泥だらけの体でまとわりつかれたり、抱きつかれたりするので、ジーンズやTシャツはいつも泥がついてて、しょっちゅう洗濯しなければならない。

 


特に、おとなしい方のブレッグはほんとに愛しい。
いつもどっかにいってもちゃんと入り口で座って待ってるし。(ウリは中に入ってくるので困る。)

 

 

 

 

滞在中、何回か歩きとヒッチハイクですごく遠いモアイポイントに行ったのだが、ブレッグがずっとついてきたことがある。
私は犬の習性を知らないので、もしかしたら帰れなくなるかもと思い、「ス・カーサ!」って家に戻るように石とか投げるんだけど、負けずにずっとついてくる。

 

 

 

 

トラックのヒッチハイクに成功して乗り込んだとき、ものすごい勢いでずっと走って付いてきてて、でもだんだんその姿が小さくなっていって視界から消えた時は涙が出そうだった。
(この日のヒッチは途中で歩いたんだけど、馬の群れに巻き込まれてこれまた泣きそうだった。)

 

 

夕方、心配でずっと宿の外にいたのだが、帰ってきたブレッグの姿を見た時、安堵といじらしさのあまり、まじで涙が出た。

この子達と別れる日はほんとに泣いちゃうかもね~。

 

 

馬だらけなんだけど野生なのか??



その犬たちの散歩を兼ねて、島の南にある火山の噴火跡である火山湖へも行ってきた。

徒歩で山を登って2時間くらい。結構きつい。途中で犬同士がけんかになるし。
山頂へ着くと、いきなり、ものすごい光景が広がる。

風にとばされそう。

 

 


 

 

帰り道には、黒曜石がゴロゴロ落ちているので、記念に持って帰りたかったのだが、ある程度の大きさ以上になると空港でひっかかるそうだ。

 

 


 

 

犬たちは可愛く、宿は居心地がよく、普通にそこらにモアイがいる生活。
ほんと夢みたい(今、叶ってるのだが)。
歩いていけるモアイポイントにはビールなどを持って夕焼けを見に出かける。
酔いで気持ちいい気分で、何かを語りかけてくれてるようなモアイを眺める。

 

 

ああーーーー幸せええ!!!

 

 

うーん。1週間じゃ足りない!

自転車やバイクでも、もっともっと回りたい。
しかも、2日に一回は雨が降ったり(暴風雨なみ)天気が悪いしね。

今日も1日中大雨が降ってるので部屋でゆっくりの日。

昼からワインを飲んで写真の整理。
(宿に泊まってるハンガリー人夫婦が、3日しかここにいられないのに唯一の観光日の今日がこんな大雨で非常に気の毒だった。)

 

 

なので・・・・

 


もう1週間滞在を延ばすことにした。(よっ!太っ腹!)

 


1週間のつもりだったので、持ってきた食料がほとんど尽きてしまった。
サンティアゴの宿においてきた食料が今ほしい!

荷物、全部持って来れば良かったよ~。

 

夕焼けとモアイ最高!

 

さよなら。夢の島。

 

1週間延ばしたはいいが、やはり雨季だけに雨続き。
朝から晴れ間が見えた日は、ここぞとばかりに島を巡る。
おとといは、スクーターを借りて1日走り回った。

 


ううーん。最高。
 

 

私とスクーターは相性が悪いので(昔、事故ばっかしてた)最初はちょっとビビリ気味でスタート。

また、ブレッグが必死に横を走るので何とか振り切った。
ほんとに天気が良くて、まさにツーリング日和。

 

 


 

 

いろんなモアイポイントに再び出かけ、ゆっくりと時間を過ごした。
見逃していた、ラノララクにある「正座するモアイ」へ。

 

 

正座するモアイの前で正座

 

後ろから見たところ。ちゃんと足があるでしょ。

 

 

次は、砂丘に立つアナケナビーチのアフナウナウ。

が!正面の顔が太陽に逆光になってしまった、、、。

 

 

 

 

早いもので明日はいよいよイースター島を離れるという日。
私は、レンタカーを再度借り、再びモアイポイントをすべて回った。

すべてのモアイにお別れを言うように、じっくりゆっくり、ひとつずつ回った。

 

 

 


久しぶりの快晴。そして、まるでミラクルのように(多分ツアー客とは逆回りだった気がする)どこへいっても誰もいなくて、ゆっくりできた。

 

海を臨んで立つアフアキビ。

海から攻めてくる敵に対して「あの島には巨人が住んでいる」と思わせるために作られたという説も。

 


翌朝はもちろん、レンタカーを返す前に、朝日を浴びるアフトンガリキ(15体のモアイ)に行く。
再度60億分の1になるために。


おお~!

やっぱり誰もいない!!!

 

 


 

 

私への最後のプレゼントなのか、空を覆っていた雲がみるみる開け、まぶしいくらいの朝日が草原に差し込んできた。

 

 

鳥と馬の鳴き声しかしない。

ほんとに私しかいない。

信じられない。
ああ、帰りたくない。

島を出たくない。

まだいたい。

 

 

一人一人のモアイたちが

「頑張りなよ。」「うんうん。」

「いいことあるさ。」「こっから俺たち見てるからさ。」

「また来ればいいじゃん。」「待ってるし。」

とか言ってくれてる様だった。

 

 



11時になった。

飛行機は午後1時過ぎなので、そろそろ去らなければならない。
これでほんとうに最後なんだ。
私は車のエンジンをかけながら、「ありがとお~~~!」って叫んで、アクセルを踏んだ。

 

 

会えて嬉しかった!

モアイ達、ほんとにありがとう!!!!

 


ああ、なんていうのか・・・

 

 

気がすんだわ~・・・(笑)。

 

 

↑いつかまたね!!

 

 

イースター島から戻って、内藤には2泊した。

ブラジルはサンパウロに到着するフライトを昼に選択したら、出発時間が朝7時半。
ここから空港まで地下鉄とバスに乗っていくので無理だ。(地下鉄の始発は6時半)
なので、目の前にある「ホテル・ニッポン」で空港バスを頼めるというので、普通に行くより3倍くらいかかるがこの際、仕方がないのでそれを頼む。(3700ペソ)
さあ、次のサンパウロ。日本人街の縁日が楽しみだ~!

たこ焼きあるかな♪←食うことばっかり。そいや、最近太ってきた気がするよ…。

いいもん、ヨーロッパで苦労してやせるからっ。

 

 

【Camping Mihinoa キャンピング・ミヒノア】

Av.Pont s/n
キャンプ(テント、寝袋貸し出しあり)4600ペソ。シングル7000ペソ。快適シャワー&充実キッチン。洗濯機あり(有料)。日本語入力可インターネットマシンあり。空港にカウンターがあるので探そう。

◎夏場なら超快適だろう。海がまん前にあってロケーション最高。夜は星空を見てキャンプ。バーベキュー設備もあり。釣りも出来る。日本語情報ノートあり。オーナーのマルタ夫妻がいい人たちで子供も犬も可愛く、なごんだー。

 

チリのまとめ

旅の家計簿

イースターでの物価2倍とか観光費がかかった。あと初めて登場するが「臨時収入」は、持ってた寝袋と予備のデジカメを売った値段です。やはり臨時収入ってうれしいもんですね。

 

 

◎滞在日数=23日 計(現地通貨) 計(円) 1日当り
飲食費(タバコ含) 85605 \17,101 \744
宿泊費 90368 \18,074 \786
交通費 11560 \2,310 \100
観光費(ツアー代・入場料等) 59800 \11,960 \520
雑費(ネット・衣服等) 19055 \3,811 \166
その他 5760 \1,160 \60
(臨時収入) 27600 \5,600
総合計 272028 \48,906 \2,126

 

 
 

 

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注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。
 
 
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