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1ソル=約34円(当時)
2005/6/6
いよいよコンドル渓谷へ
さて、翌朝は何と5時起き!
5時半にはホテルで朝食を食べて、5時50分には広場に集合してコルカキャニオンへ向かうのだ。
どうか寝過ごしたりしませんように。
だって、時間過ぎたらもうコンドルはいなくなってしまうのだ。
ていうか、バスに置いていかれるんだけどね。
なんとか起きた。
そして、チバイの朝は…
本ッ当に寒い!
さすが標高4000キロ(だっけか?)!
ヒートテックも着て、タイツも2枚はいて、服という服を着込んでてもまだ寒い!昨日、みやげ物屋でアルパカの毛の帽子買っといて良かった~!
コルカキャニオンに行くまでに、教会とかいろいろ寄る。
教会前ではインディヘナたちがたくさんいて、鷲とかフクロウを腕に乗せてくれて写真を撮らせてくれる。1枚1ソル。
とりあえず私も撮らせてもらった。
これも仕方のないことだろう。
首長族のときもそうだったけど、自分たちの文化や風貌がお金になるということが彼らの生活をまた成り立たせているのである。
私は少なくとも彼らに協力できたらいいなあと思うし、記念になるし、お互いさまではないか。
8時過ぎ。
「クルス・デル・コンドル」という、コルカキャニオンでコンドルが見られるポイントに着いた。
窓の外を見ると、、、、
おお!すでにコンドルが飛んでいるのが見える!
みんなコーフンしてしまって(私も)、「着きましたよー。では、1時間後に集合・・・・・」っていうガイドを押しのけ、みんなドドドーッって、デジカメ片手にバスを転がり出る。
背後から、ガイドが「1時間後に戻ってきてください~!」って叫んでいるのが聞こえた。
↑
みんなスタンバイ!!!
すっげ~!コンドルって、かっこいい!渋い!
飛び方は、スーッって感じ!
5羽も6羽も7羽もびゅんびゅん飛んでる!
あるときは、目の前を飛んでく!
羽は広げると5メートルくらいあるんだって!
アメリカのグランドキャニオンよりも深い渓谷、コルカキャニオンがよく似合う!
谷底まで2キロくらいあるそうだ。
なんせ、コンドル。ビャーッと飛んでくので普通に撮ってたら無理なので、すべて連写モードで撮った。
なので、後で見たら150枚くらい撮ってたけど、ちゃんと撮れてるのは数枚しかなかった。
ああ、今すぐ5分だけビッグカメラに行っていいカメラ買いたい!
周りには、みやげ物屋や食べ物屋がたくさん出ている。
朝、あまり食べられなかったので、ポテトをつぶしたのを揚げたやつを食べる。岩に座って、コンドルが飛んでいくのを眺めながら、食べる。
8時半くらいになったら、コンドルの姿は完全に消えてしまった。
ああ、来てよかった~…。
チバイでもう一泊する2泊3日ツアーは、渓谷のトレッキングも入っているそうだ。
まじで、おすすめである。このツアー。
さて、アレキパに帰ったのは午後6時半。
ツアー中、仲良くなったカナダ人のおじさんリチャードと飲みに出た。
大体、リチャードくらいの年頃だと夫婦で旅行してるものだが、興味があったので、失礼ながら「ワイフは家に置いてきたの?」って聞いたら、なんと独身だそうだ。
「君だって一人だろ。一緒だよ。」
だって。そらそうだ。
彼は翌日プーノまで行くらしい。私はクスコに行くので逆だ。
ここアレキパから、マチュピチュ遺跡のあるクスコまでの道は、バスで行くと、オフロードのでこぼこ道を15時間揺られ、しかもアンデス山脈を越えるので山頂近くは耳がちぎれるほど寒いらしい。
なので、私は今回飛ぶことにした。30分で着くんだよ~。
風邪も時々ぶり返してるし、ちょっと腰も痛いし。ここで無理はできない。チケットも60ドルで、そんなに高くないしね。
↑
機内まで徒歩!
いっやあ~…。よかった~。アレキパ。
ほんと急ぐ旅じゃなかったら、もっと長居したかったよ。
いや、してもいいのか?
最近、もうヨーロッパは飛ばそうかとさえ考えている。
行こうと思えばいつでも行けるヨーロッパはちょっと置いといて(物価が高くて予算が持たなそうってのもアリ。あーオーストラリアやアメリカ行かなくても良かったか~)
南米をもっとゆっくり回りたくなってきた。ほんと面白い。
楽しいよ~♪南米。
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南米に入ってよく見る屋台のこれ。ふかし芋を挙げてるんだけど、ゲキゲキゲキゲキ美味し!!!!
【The House of Iztchak ハウス・イサック】
Av.Parra N 097 (TEL)0051-54-204596
シングル 13ソル/1日。トイレ・ホットシャワー共同。朝食付。
バスターミナルからタクシーで3ソル。セントロまで5分くらい。
◎惜しい!水周りがもっとよければ最高!とにかく魅力はオーナーのアブラムさんの実直な人柄と笑顔!アレキパも気に入ったし、できれば長居したかった宿。部屋も清潔でNHKも見れるし。みなさんもこの笑顔にやられて下さい。(笑)