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※1YR(イエメンリアル)=約0.7円
2006/1/2
クルバンバイラム(犠牲祭)
え~、イエメン滞在をまたまた6日伸ばしました(←航空券延長3回目。出る気ある?)。
でもでもダッテ!←必死に言い訳w
来週はイスラムのお祭り「クルバンバイラム(犠牲祭)」が始まると聞いて、ど~しても見たかったのである。
クルバンバイラムとは、断食(ラマザン)明けの砂糖祭(シェケルバイラム)と並ぶ、イスラム教の二大宗教行事のひとつだそう。
「犠牲祭」という名のとおり、羊や牛などの動物を神へ生贄として捧げるとともに、年に一回、貧しい人たちのために羊肉を分け与えるための、施しの行事。
日本人にとってのお正月みたいなものでもあるそうで、この時期は大型連休になるため、田舎や旅行に出る人も多いそうだ。
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犠牲祭の初日の朝はモスクでの祈りの後、各家庭の戸外で羊たちを解体していくのだそう。なので、ぜひ見てみたかった。←ひどい?
カイロへのフライト、13日の金曜日の13時発…羊解体を見たさに残ったバチがあたったらどうしよう。
さて、「犠牲祭」の当日の朝。
私は早起きして、羊の解体を撮影するため、カメラ片手に街に飛び出した。
街は至る所から爆竹や花火の音が聞こえ、子供たちも着飾ってカワイイし、男たちもいつもと違うお祭り用のカフィーヤを肩にかけている。
おお、まさにお祭り気分。
カワイイ~~~!!!!
カワイイイイイイイ~~~~~!!!
カワイイイイイ!!!!!
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おそろいのヘナ♪
…しかし、歩けど歩けど、血のにおいがしない。
悪い子を探すナマハゲのごとく街をさまよう。
が、ちっともそんな光景に出会わない。
なんだよー。せっかくそのために滞在伸ばしたのにい。
結局、見れずに終わってしまった。
午後からはヨゼフおじさんの家に再び招かれた。
豪華なお祭り用のランチが用意されてて、おいしかった~!
おじさんの親戚も一緒にいて、彼の車で移動。夜、私を送ってくれるときは皆でサナアの夜景が見れるスポットへドライブ。
きれいだったー…。
イエメン最終日までカウントダウン。
心の中で、「これが最後かな」と思うようになって寂しい。