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2006/4/23

アントワープ

カリナ夫婦の村に到着翌日、さっそく観光に出かける。
朝から、カリナがお弁当を作り、スタニーが運転でキャンピングカーを出してくれる。ほんとありがとう~(泣)。
 


猫ちんも一緒に移動♪

 

 

私のベルギー観光の次の目的は、そう・・・

 

「フランダースの犬」

 

の軌跡を辿ること!

 

 

 

私の世代の日本人ならほとんどが毎週見てたはずの日曜日のカルピス劇場。

最終回は粉屋の主人にハラをたて、ラストシーンに号泣し、一晩寝れなかったはずだ。

 

 

実はこの話、イギリスの女性が書いてて、当のベルギーでは全然知られてなかったそうだ。

小さな街アントワープに、やたらと日本人が押しかけ、ネロとパトラッシュの事を聞いてくるので、訳の分からなかったアントワープ青年会議所のヤンさんは調査に乗り出した。

 

 

ヤンさんは、翻訳したアニメの「フランダースの犬」を見て感動し、これは日本人が物語の舞台を見に来るはずだと、日本語を猛勉強。

今は、アントワープに来る日本人観光客の手助けをしてるそう。

 

 

前にもTVで見たことがあるよ。この人。

インフォメーションセンターにいた

 

 

この人が、ヤンさん♪

 

 


ヤンさん。面白い。日本語ペラペラ。



インフォメーションには日本語のパンフレット「ネロとパトラッシュの散歩道」があって、ネロたちが住んでた街ホーボーケンから、ラストシーンのノートルダム大寺院まで、ストーリーを追って各地を解説してくれている。

私はもちろん購入して、カリナにもベルギー語版を買ってあげた。

 

 

 

とにかく街は、日本人の団体ツアーばっかり!!!

ヤンさんの話によると、年間6万人の日本人がアントワープに来るそうだ。

 


そして・・・・お待たせしました!

 


これがネロが見たかった二枚の絵だ(泣!!

 

ルーベンスの「キリストの降架」と「キリストの昇架」。

 

 

 

もちろん、カリナもその話を知らず、なんとか英語で説明してあげてラストシーンでは「うわ。鳥肌たっちゃった!」って感動してくれてた。
 
ネロとパトラッシュが天使に連れられて上って行った天窓(号泣
 
 

ホーボーケン

 

さあ、ここがすんだらすぐ近くのホーボーケンへ向かう。

ここはネロたちが住んでたとされ、ネロとパトラッシュの銅像があるそうなのだ。

 


 

 

アントワープがかなり都会なのに比べ、ここはゆっくりした街てかんじ。
教会から歩いてすぐのところに像があるはずだ。

 

カリナが「あ、あれじゃない?」って路地を指すのだが、あんなにしょぼいはずはない。
が、一応近づいて確かめてみたら、やっぱりこれがネロとパトラッシュの友情の像だ・・が・・・

 

 

ポツーーーーーーーーーーーーーーーン

 

小さっ(笑)!

ビックリするほど小さかったよ。1メートル無いんじゃない?
横にタバコ置けばよかったかな?
しかも、シュンってうなだれてるし。

ネロの顔がリアルで犬も細くて、「なんか違う~!こんなんじゃないのよ、カリナ!」って必死でアニメをかばう私。

 

 

 

 

が、本当は、ミルクを運ぶ仕事をする犬は、ほんとはパトラッシュみたいなんじゃなくて、この像みたいな犬種なんだそうだ。
が、もし物語のために建ててくれたんだったらアニメのほうに忠実にして欲しかったな~!

ともあれ、気がすんだーーーーー!!!

 

 

贅沢!ベルギーチョコレートのファウンテン!!

 

 

 

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