▼自己紹介はこちら

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

 

※1ユーロ=140円


 

2006/4/15

マドリッド

マドリッドに列車が着いたのは朝8時。

さて、どうするかな~!

とにかくチケット売り場に行ってみる。

 

やっぱり列車はすべてフル!

 

インフォメーションに行って、バスターミナルを聞いたら何と地下鉄に乗っていかなきゃいけないそうで、その地下鉄の駅もまずここからバスに乗っていかなきゃいけないらしい。

 

うわーん(泣)!

 

手探りもはなはだしいわ!

地図とかもらって行き方をメモって人に聞きながらなんとかバスターミナルへ1時間後に到着。
泣きそうだよ、もう。

バスチケットのカウンターで、「今日中にグラナダかコルドバに行かせて!」ってお願いしたら、1時間後にグラナダ行きがあって、あっさり買えた・・・あれ?

 

 

しかもバスに乗ったら、座席は半分も埋まっておらず、ナンなんだ~!ってかんじ。

 

神様、ありがとう。

 

 

とにかく、今日の3時にはグラナダに着く。

良かった~!

 

グラナダ

 

バスの窓の外の風景がどんどん緑に変わっていって視界が開けてきた。

幾重にも重なる草原、点々と散らばる羊たち、輝く太陽、スコーンと抜けた青空。
アンダルシアだ~。

これこそアンダルシアだよ。

なんか段々ウキウキしてきた。

 

 

 

後ろの席にいた男の子が「何時につくか知ってる?」って聞いてきたので英語で会話したら、いきなり日本語で

 

「ボク、ダイガクデ日本語ベンキョウシマシタ。デモスゴク忘レタ。」

 

って言うんだもん、びっくりしたよ。

 

 

 

彼はフレデリック君、フランス人。

グラナダの友達の家に遊びに行くのだそうだ。
道中、彼とはずっと一緒に話して、ランチも一緒に食べて、楽しかった。
やっぱり、なんかいい感じだ、グラナダ。
気分的に「今泣いたカラスがもう笑った」ってかんじ。

 

 

午後3時にグラナダ到着。

グラナダはガイドブックのきれっぱしがあるので少し安心。
その通りに街までバスに乗っていく。
さて、とにかく宿探し!宿探し!!!

 

 

赤ちゃん、こっちみて笑ってる~♪

 


2軒ほどチェックしておいた宿に行ってみたらドアを開けるまでもなく、ドアに「Complete.Full(いっぱいです)」って張り紙が貼ってあった。がーん。やっぱり。
目に入ったホステルを手当たりしだい訪ねながら歩くも、すべてとにかく路地裏の宿まで部屋はまったく空いてない。

 


当たり前か。感謝祭のこんな時期、みんな予約してきてるよね・・・。
観光客や帰省客で賑わう広場。

お祭りだし、屋台も出てみんな楽しそう。

 

 

 


その中を大汗かいてバックパックしょってウロウロする私。
さっきまでは「あ~♪あったか~い。グラナダ最高。」とか思ってたが、今はその天気のよさが恨めしい。暑い、、、。

 

 

インフォメーションに行ったら、ホテルリストのコピーをくれただけ。
「え、この時期にホテル探し?無理ねえ~。でも頑張って!」って言われた。
うん、頑張るよ!とはいえ、疲れた。

 

インフォの前の階段に腰掛け、行き交う楽しそうな人々を眺める。
もう、このままここに寝ようかな・・・いかんいかん!頑張ろう!

 

パシッ!←ほほをたたく音。

 

この旅の最初の日、予約なしでクリスマスのシドニーにやってきて同じかんじで何とかなったではないか。

 

何とかしよう!何とかなる!

いざとなったら駅に戻って駅で寝よう!

 

もらったホテルリストの安いところから電話をかけ始めてみたが、5軒で断念。やっぱり無理か~!どうしよう。。。

 

 


フラメンコ人形!
 

と、その時、ポケットをまさぐったら、ちぎってきた「歩き方」のページが出てきた。
そのページ隅の広告記事に書いてあったのは、「日本語情報センター」

 

そう、グラナダには、「日本語情報センター」ていうのがあって、ツアーやレストラン、フラメンコなどの情報を提供してくれるそうだ。

最後の頼みの綱で、ここにお願いしてみよう。
しかもラッキーなことに、今いる場所の近くである。
まず電話をかけて、事情を話すと、「とにかくこちらに来てください。」とのこと。

お!なんとかなるか!?

さっそく行って聞いてみたら、紹介手数料3ユーロと電話代で探してくれるって!やった!お願いします!

 

しかもなんと電話した一番最初の宿が値上がりせずに1部屋空いていた!


「奇跡ですね~!」

 

ってセンターの人もびっくり。

しかも来たのが明日だったら、この情報センターも休みだったんだって!

ほんとに全てによかった~・・・!
やってみるもんだ。聞いてみるもんだ。みのもんた。

 


やった~~~!!!!

 

 

行ってみた宿は、古くて情緒があって、いい感じ~。

20ユーロというのもまあまあ助かる金額。
親父さんや息子さんも優しくて、いごこちよさそう。

 

最初、部屋に電源が無くて「ええ~。」って思ってたけど、リビングみたいなとこで夜ずっとパソコン使わせてくれて、いきなりくつろいでしまった。

 


 

 

現金なもので、宿が落ち着くとすべてうまくいった感じで安心してしまう。
街歩きも着いたときのあの絶望感はどこへやら、すっごく楽しい。
情報センターの人に紹介してもらった中華料理屋は、たらふく食べれてビールも飲めて、5ユーロという安さ。

 

そして、なんと!

 

復活祭の今の時期、セマナサンタがここで見れることがわかった!!
しかもなんと宿の窓から行き交うプロセシオン(みこしみたいなの)が見れるそうで、すっごい特等席。

ビールを飲みながら見れちゃう♪

 


宿の窓から見たプロセシオン

 


そいや、去年のセマナサンタは、グアテマラのアンティグアで南米最大の盛大さというのを見たんだっけな~。


 

あれ、もう1年前なのか。早いな~。

こっちのセマナサンタは完全にお祭り~って感じ。

イベントっていうか。
南米のほうがなんか宗教色が強かった気がするよ。

 

 

↑翌日、教会まで見に行きました~!

 

せっかくプロセシオンを担いでいるのに足しか見えない。中の人こわいだろうな~。つうか、オバQ状態。

 

 

 

左差し世界一周ブログ最初から読んでみる? 

 

 

注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。
 
 
ポチッ!更新の励みです
下矢印

にほんブログ村 にほんブログ村へ

 

フォローしてね