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2006/1/3
イエメンの花輪君たち
外出から宿へ戻ってみると、私に伝言が置いてあった。
それはヨゼフおじさんちで会った、彼の親戚のバクル(大学生)からであった。
「お昼ご飯に招待するから電話して!」と言うので、電話してみたら車ですぐ来た。友達も一緒。二人とも英語OKなんで楽~!
これが最後の「お宅訪問」になるな。
彼のおうちは高級住宅街にあり、超豪華~!
クラクションを鳴らすと、白いアラブ服を着た使用人がおもむろに「お帰りなさいませ。」って感じで、門を開ける。え、これ、現実?
医者の息子だけあって、部屋だって豪華だし、バスルームとかすっごいキレイだし、お庭だってある!
うわーもっと早く来たかった!!
花輪君ちにおじゃまして興奮する、ちびまる子状態の私。
ここで衝撃!!!!
イエメンで初めてノートパソコンを見た!
あるんじゃん!イエメンにも!
ネットカフェでもノートパソコンみたことなかったし、、ないと思い込んでた。
しまった~、ここでケーブル交換やってみればよかった!
実は先日、ノートパソコンの電源が入らなくなったのだ、突然。
バッテリー外して放電しても全然だめ。
ブルーバックさえあがらない。
うんともすんとも言わないのだ。
おそらく電源さしっぱなしだったのだけど、宿に突然落ちた雷が原因の停電のせいだとおもう・・・。
なので、サナアでは修理屋どころか、ノートパソコンさえ見たことないので、日本の友人に送って修理後、安全なヨーロッパあたりで返送してもらうことにしたのだ。
それを昨日、日本に送ったばっかりだよ!(泣)
送料は、DHLで100ドル・・・しぬかと思った。
ああ、本当にもっと早く来たかった、、、。
さて、気を取り直し、、、次々と友達が集まってきた。
彼らはみんな大学生で、プログラミングを習ってるらしい。
「どうして帰るの~!どうせ4回延ばしたんならもう1回延ばそうよ~!」って、みんな言ってくれるけど、さすがにもう行かなきゃだろう。
夜には、今日は木曜日なので至る所で結婚式をやってるので、ドライブがてらみんなで行ってみる。
と、みんなが箱乗りになって花火を打ち上げながら走ってる車がいた。まさに結婚式の真っ最中!!!!
その車についていって、ダンスを見る。
楽しい~!いくつかのパーティを回った。
最後のパーティでは、花婿より私のほうに人がワアアア~!っと集中して、成田空港でファンにもまれる韓流スター状態になってしまい、バクルらに救出された(笑)。
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もみくちゃにされる私と、中央に幸せそうな花婿さん。
なので、お金がない男は結婚できないのだ。きびしいねー。
「日本はタダなの?」ってよく聞かれたが、「自由に結婚できるよ。結納金システムはあることはあるけど。人それぞれだよー。結婚にすっごいお金かける人もいるし、役所の届出だけの人もいるし。」って言ったら、「…いいねー。選べて。僕らは親に逆らえない。」って、ショボンってしてた。
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前にも書いたけど、女性はレストランでは奥の部屋で食べなければなりません。そこに入れるのは女性の家族のみ。
彼らの話は、イスラムの若者の本音なので、かなり興味深い。
イスラムの縛りの中で、どうやって恋愛してるとかとか教えてくれて、今はネットもあるし、結構親の知らないところで恋愛できてるそうなのだ。
ネットカフェでも、近くに座ってそ知らぬふりでチャットしてたりしてるんだって~。やるねえ。
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