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※1YR(イエメンリアル)=約0.7円
2005/12/31
ワディ・ダハール
念願のジャンビア・ダンス!
なんで金曜日なのか?
イエメンでは、イスラムの休日である前日の木曜の夜に結婚式が行われることが多く、徹夜でカートパーティを楽しんだ花ムコと親族たちが、その勢いで金曜の午前中に街に繰り出し、ジャンビアをふりかざして踊る伝統的なジャンビアダンスで祝うそうなのだ。
そのメッカというか、よく見られるのが
ここワディダハールのピクニック名所の崖らしい。
朝9時にはその崖に到着し、始まるのを今か今かと待っていたのだが、まったく始まる気配がない。
観光客やら、ピクニックに来た地元の家族やらで
すごくにぎわっているのだが。
タクシーの運ちゃんも一緒に付き合ってくれて、ひたすら待っていた。
が、運ちゃんがその辺の人たちに聞いてみると、どうもゆうべは結婚式がなかったのではないかということだ。
ええ!ここまで来たのに~~~。
あきらめきれない私は「あと10分」とか「11時半まで」とか、しつこく粘っていた。
が、運ちゃんにも悪いし、潔くあきらめて、来週また来ることを決意してタクシーに乗り込んだ。
しばらく走ったその時である!!!!!
運ちゃんが
「ああ!あれ、始まるよ!」って、タクシーを止めてくれた!
そこには、人をいっぱい乗せたトラックが止まり、太鼓を持った男が降りてきた。
中には、花の髪飾りをつけた男がいる。花ムコだ!
太鼓の男たちがたたき始め、まさに目の前で念願のジャンビアダンスが始まった!一番乗り!
念願のジャンビアダンス!
カッコイイイイイ!!
ああ、いいビデオカメラがすぐ欲しい!いますぐ10分だけ、ビックカメラに行きたい!←再び
ダンスは30分ほどして終わった。
大満足の私。運ちゃん、ありがとう!
この人、ジュースもおごってくれていい人だ…。
↑
崖の上の離宮ロックパレス
その後は、すぐ近くにある「ロックパレス」っていうとこに行った。
昔の王様の別荘だったらしく、切り立った岩の上に乗っけるように家が建っている。すっご。
入場料は500リアル。イエメン人は100リアル。5倍。
でもせっかくなんで払って入る。中はすっごい豪華~!
下手したら今いるホテルよりきれいなんじゃないか?と思った。
大みそかはサナアで
そして、2006年への年越しは、ここイエメンのサナアとなった。
泊まってるホテルの閑散ぶりから、新年の瞬間はひとりだろうなあ、と思って、以前この日のためにゲットしておいた缶ビールを一人で傾ける予定だった私。
だが、大みそかの夕方には、3人の日本人がやってきて、マフラージにて私の手作り年越しそばもどき(スパゲティに和風だし)と、ビールを分け合って、年越しの夕げ。
夜更けには他のホテルの日本人たちや、イエメン人スタッフもやってきて、なかなか賑やかなカウントダウン。
ともあれ、明けましておめでとうございます!
残りの道中も楽しく無事に旅できますように!