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2005/12/22

イエメン女性の舞台裏

 

イエメンの女性達はみな「アバヤ」と呼ばれる黒い服で全身を覆い、ベールで顔を隠して目だけ出して歩いてる。

が、その目だけを見てもすっごく大きくてきれいで目力があって、さぞ美しいんだろうなあと思う。美は罪ということだろうか。

 

 

女性にカメラを向けてはいけませんが、手元で盗み撮りしました。ごめんなさいm(__)m

 

 
郷に入ったら郷に従え、で私もモロッコで買ったジュラバを着てるが、実はこれ・・・

 

コッチではダサいらしい(泣)。

 

 

まじでー?

黒装束にもトレンドがあんの?

 

 

モロッコのやつは、ストンとしてるワンピース型でフードつき。
でもイエメン女性のは、足首までの黒いドレス+長袖の黒い上っぱり+頭からかぶる黒い布+顔を覆う黒いベールの4点セット。

 

 

なんで、私は宿の女性お手伝いさんのアドバイスどおり、ストンとしたモロッコ風の黒装束を安全ピンでウエストで少ししぼり、切り替えがあるように見せている。

いや~、来てみないとわかんないもんだね。

 

 

スーパーで見たバービー人形も黒装束のがある。さすが。買えばよかった。レアすぎる。

 
 

しかし、びっくりしたのは街の中の女性ブティックが、銀座のお姉さん達もビックリだろう、キレイな派手なドレスばっかり!

聞くと、イエメン女性は家の中ではかなり華やかないでたちをしてるそうで、結婚式などの女性のみの集まりでは美を競うようなきらびやかさなんだそうだ。

 

 


ドレス屋さん。

 


またイエメン(イスラム?)女性は基本的に外食はしない。
してもレストランの奥の別室で、人目につかないように女性だけで食べる。

そのエリア内では、女性はベールを取り、みんな顔を出して食べる。(もちろんそうしないと食べれないよね(笑))

 

 

私も数回、その部屋で食べたことがあるのだが

これが、ベールを脱いだ女性の皆さん…

 


美しい!

美しすぎてコワイ!

 


のである。
アーモンド状の大きな目、高い鼻、ベールで隠してるので日焼けしないからきれいな肌。
まじ、かくすのもったいない。

 


しかもみんな、足組んだり、タバコをプカーって吸ったり、コンパクトを見て口紅をぬったり、ファッション誌みてキャーキャーおしゃべりしたり、大声で笑ったり…、普通の女性と変わらない。

 

 

一人、英語をしゃべる人がいて、私が「きれいだ!きれいだ!」って興奮してしつこく言ってたら、「ありがと。でもあなたほどじゃないわ。」って、ユーモアにも富んでいるらしい(笑)。

 

 

絵葉書より

 

 

さて、おとといはハサンおじさんのお友達 ヨゼフさんの家にお誘いをうけて遊びに行った。

宿まで迎えに来てくれて、一緒にダッバーブに乗って ヨゼフさんの家へ。
「奥さんに頼まれてるから。」って、何度も買い物に寄って、家の近くになったら「帰るコール」をしてた。

なんか日本人みたい(笑)。

 

 
家は豪華なマンションで、ドアの向こうからはすでにキャーキャーって子供たちのにぎやかな声が響く。

「お父さんだよー。」って、ドアを開けると、ワアアアーッって子供たちがなだれ出てきた!

 

 

 

 


そして続いて、奥さんが台所から出てき…

 

 

えええ~っ!

 


きっれーーーー!
色っぽーーーー!

 


女性は家の中では(家族の前だけでは)、顔や肌を出して豪華なドレスを着ているとは知っていたがここまでとは!

 

 

真っ赤なカクテルドレスでハリウッド女優のようなヘアメイク。

いきなり、ドンペリ入れようかと思ったくらいの美貌!
しかもヨゼフさんは50くらいなのに、26歳だって~!

 

 

普段は、真っ黒な衣装で目しか見えない彼女たちは、すっごいミステリアス。
「銀河鉄道999」の車掌さん並に「中が見たーーーい」っていうイメージをかきたてられる。

 

 

 

 

しかしその分、割り引いて考えたとしても、やっぱ美すぃ...ホウ~♪ラブ

 

 

奥さんは「今日は特別♪」って、私のタバコを吸ったり、カート(これはいつもらしいが)を楽しんだり...残念ながら彼女はアラビア語しかできないので、ヨゼフさんの英訳入り。

でも、ずっと携帯で「ちょっと奥さん。今うちに日本人が来ててね~。」って、友人に電話をかけまくっているのには照れた。



 

 

しかし、こっちの子供はよく働く。
親が何も言わなくても(言ったらもちろん)、後片付けをしたり、飲み物を持ってきたり、軽く掃除をしたり...ほんと「昭和の子供」たちみたいだ。

 

 

子供たちも、私という珍客に大興奮してなかなか寝なかった。
私が子供のころも、見知らぬ大人が来たり、親が夜更かしを許してくれたりと、いつもと違う雰囲気には興奮してうれしかったものだなあ。

深夜3時まで宴は続き、夜はマフラージで眠らせてもらった。

 

 

 

 

翌朝、やはり私が帰り際は大騒ぎ。
みんな連れて行くわけには行かないので、一人だけ一緒に行くことになって、やっぱりおじさんは長男を連れて行こうとしたら、次男が大泣きして、すごいかわいそうだった。
女の子たちも「また来て~~(泣)」って号泣。

 

 

子供がいる家にいくのは好きだけど、こういう別れ際に泣かれるのがつらい。でもまあ、あとでお母さんがお菓子でも与えれば、ケロッっとしてるんだろうけどね。

 

 

「昔、うちに日本人が来たことがある。」

 

って、彼らの記憶に残るとうれしいなあ。

 

 

子供たちの教科書の日本

 

 

 

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