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2005/12/14

サナア

幸福のアラビア

 

 
街が・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

建物が・・・・・・・

 

 


 


人々が・・・・・

 

 



猫でさえ・・・・

 

 



すべてがフォトジェニック!!!

 


素晴らしいです、イエメン首都サナア!
カメラマンにはたまらない街なんではないだろうか。

なんてったって世界遺産だもん。この街。
首都がこれだけもみどころがある国も珍しいそうだ。

 

 

ああ、真剣に高級デジカメが欲しい!

 

 

いますぐビッグカメラに10分だけ行きたい!

 

 

 


私はもちろん中世の街並みが残るという旧市街の中に宿を取った。
なんでも新しい家を建てるのは禁止されてるそうで、この街並みを誇りにして守っていこうというかんじ。もう、毎日ウットリ…。

 

 

 

旧市街の宿「オールド・サナア・パレス」。部屋も素敵・・・!

 


さて、前の日記で散々悩んだ件だが、モロッコやトルコは来ようと思えばすぐ来れるが、イエメンなんか来るの一生に一回だろうと思うので、思い切って来年はじめまでいることにした。

つまり、一周チケットはもうここで捨てる!

イースター島も行ったし、大陸4つ移動したし、モト取れてるよね。

 

 

さて、ここイエメンは「幸福のアラビア」と呼ばれているらしい。
アラビア半島の中では、石油も出なくて一番貧しいらしい。

しかし、それがまた良くて、アラブ人の心のふるさとっていうか、アラビアの一番いいところが残っているそうだ。

 

 

 


とある土産屋の2階で写真展をやってた。

それが80年前くらいの旧市街と今の旧市街を比較するような同じ角度から撮った写真の展示である。 すっごいんだよ。まったく一緒!

全然かわってないんだよ!街も人も!…すごすぎます。

 

 


特に絵になるのが男性たち。

ジャンビア(三日月剣)を腰に身につけ、上は背広の上着、中は腰巻か着物のようなアラビア服。

 

 



ジャンビアとは刀のようなもので、イエメン男性の男らしさの象徴のようなもの。スークにはたくさんのジャンビア屋さんがある。

中には先祖代々伝わるものもあり、高いものでは数千万するそうだ。
着物みたいな服に刀。なんかサムライちっくじゃない?

 

 

 

ご老人達も、ちゃんと朝からキッチリこんなカッコして、ジャンビアを腰に巻き(重いやろうに)さっそうと歩いてる。

子供達だってマイ・ジャンビア(小さめ)持ってる。

 

 



ほんと歩いてると、みんな絵になってキョロキョロしてしまう私。

が、 みんな、モロッコやイスタンみたいに絡んでこない。

ごく自然に、しかもスマートに「日本人?イエメンへようこそ!」って大体言われる。・・・カッコイイ。

 

 

 

 

「放浪乙女」の野ぎくさんが、ここのことを

 

 

「旅の経験値が、ちょっと街を散歩するだけで、いや、宿に居てすら積めてしまう。」

 

 

と表現されてたが、いや~実に的確!

まさにその通り!ここにいることそのものが幸運!

こんな国があるなんて!!旅してて良かった!!

 

 

 

女性達はみな「アバヤ」と呼ばれる黒い服で全身を覆い、ベールで顔を隠して目だけ出して歩いてる。

ただし、女性にはカメラを向けてはいけません。

 

 

この写真は手元で隠し撮りしました。ごめんなさいm(__)m

 

 

郷に入ればってことで、私も街を歩くときは、モロッコで買ったジュラバをまとって、髪にはスカーフを巻いて歩いている。

案の定、欧米人観光客は体の線を隠す服どころか、タンクトップなんかで平気で歩いてる。

ここでは日本人の私から見ても、なんか裸で歩いてるみたいで、見てて恥ずかしい。
モロッコの都会やイスタンならともかく、イエメンだよ~?

むしろ、スカーフ巻いてる東洋人の私のほうが欧米人にジロジロ見られてるよ。

 

 

町に普通にラクダ!!

 

 

宿のマネジャーのハサンおじさんが言うには、

「ムギはそれでいい。相手の国の文化を尊重するのはとてもいいことだし、イエメン人もそんな君を歓迎して尊重することだろう。」

と言ってくれた。

 

 

 

スークの鍛冶屋さん

 

 

が、スカーフをしてサングラスかけてても、彫りの浅さから東洋人って分かるのだろう。

 

 

とにかく注目を浴びる

 

 

今日などスークの屋台でケバブ食べてたら、通りすがりに携帯で写真撮られたりした(笑)。
子供達も続々と周りに集まりだし、大人も含め10数人に取り囲まれてゴハン食べてた(笑)。
私が言えるアラビア語はまだ10個くらいなんで、めちゃくちゃなやり取りだったはずだが、なぜか盛り上がり、居合わせたおじさんにチャイ(お茶)をごちそうになった。

 

 

ごちそうさまでした!

 


イエメン人は写真が大好きみたいで、写真を撮ろうとすると必ず「俺を入れてくれ!」ってどんどん人が来る。ポーズもつけてくれる。
でもお金を要求するわけではなく、後でデジカメ画像を見せてあげるとすごく喜ぶ。

 

 

 


写真を撮られること自体を楽しんでるみたいだ。

「送ってくれ」って言われたことも無い。

子供達も「ズーラ(写真)!」って寄ってきて、撮ってあげて画像を見せてあげて「わーい♪」って言われて解散!って感じで拍子抜け(笑)。

 

 

 

 

ただ問題は・・・・

 

 

 

 



あまりにこっちが見られてしまうため、撮った写真も皆カメラ目線でこっち見てるんで自然な写真がなかなか撮れないのが

もっかの悩み(笑)。

 

 

 

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注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。

 

 
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