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2005/12/12
ロンドン→ドバイ→イエメン
怒涛の移動の二日間
イスタンブールから経由地ロンドン行きの飛行機の中では、ずっと水ばっか飲んで死んでた(←二日酔い)。
そして3時間後、ロンドンはヒースロー空港に到着。
今回は、飛行場移動はなしでここのまま♪
※移動ばっかなので、写真ほとんどありません。
しかしドバイ行きまで8時間もあるよ…。
どうやって時間つぶそうかなあ。
空港の(特にここイギリスの)ごはんは高い。
昨日、料理ついでに、鮭おにぎり一杯つくってきておいてよかった~。
今、ヒースロー空港内でノートパソコンでブログ書いてるんだけど、片手でおにぎりを頬ばる私のまさに目の前で、日本人団体客がバンバン買い物してます!
そこで、隣にいた親子の会話が聞こえてきた。
「や~だ~!ほしい~!買って~!」って、明らかに20歳くらいの娘が母にダダをこねている。
「ダメダメ!ガマンしなさい。」って、アンタそれ…
3歳児との会話ですから!
↑
残念!
私が座っていたのは、偶然にも成田行きの搭乗口前だったらしく、そこにいるのはほとんど日本人。
何の時期か知らないが、若い女の子達であふれている。
みんなが同じに見えるのは、トシのせいなのか?
連れ立って、同じような服、同じようなメイク、同じような髪型で、たくさんのブランド物の袋を両手に空港内をかっぽする若い彼女達は、明らかに異質だ。振り返ってみてる欧米人も多い。
ずっと南米やモロッコを見てきたせいか、こんな子供みたいな子達が、気軽に海外に出られてバンバン買い物できる日本って国は、やっぱりすごすぎるよ。
中にいると、そのすごさに気がつかないけど。
そうそう。コーヒー飲んでて胸の部分にガバババとこぼしてしまい、一瞬自然乾燥させようかと思ったが、やはりトイレで、Tシャツとスカーフを洗った。
手洗いしてたら、その日本人のギャルたちが入ってきて、私をかなり怪訝な目で見てた…。
あっちからしたら、私が異質なのか、もはや。
ドバイ(UAE)
そうこうしてるうちに、ドバイ行きの搭乗がはじまる。
バスで違うターミナルまで行くのだが、そのターミナルへ着いてゲートに向かって歩いているとき、明らかに手荷物が楽なのに気がついた。
ああ!袋だ!
さっきトイレで洗ったTシャツとスカーフがぬれたまま入っている袋をバスの中に忘れたよ!
大慌てで、来た道を走って引き返して「あってくれ!」と願う。
Tシャツはお気にの1年着てるやつだし、スカーフもモロッコで買ったお役立ちアイテムなのだ。
入り口について、係官に必死で訴える!
わあ~い、よかった!あったよ!
…ゴミ箱の中にね。
さて、UAE行きのゲートの辺は、クゥエートだのヨルダンだのってフライトが多いので明らかに客層がガラリと変わったのが異国情緒をそそる。
まず、ドバイとはUAE(アラブ首長国連邦)アラビア半島の右にある都市。
7つの首長国が集まってUAE(Unaited Arab Emirates)。首都はアブダビ。ドバイは準首都ってかんじかな。
とにかく、半端じゃない金持ち(石油)ばっかりだそうな。
飛行機の中では、隣の席が空いてたので断ってから、ぬれたTシャツとスカーフを並べて干した。
飛行機の中は乾燥してるので、よく乾くことだろう。
ドバイ国際空港には、朝9時の到着。
よし!余裕だ!今日中にイエメンまで行けそう。
↑
超きれいなドバイ国際空港。
そうそう、ここ、ドバイ国際空港にはここでしか買えない高級宝くじがある。
ポルシェやフェラーリなどが当たる(日本の自宅までお届け)のや、5000人に1人に100万ドルがあたるやつ。
最近、日本人が3000万円かなんか当たったそうだ。
以前、南米で聞いてぜひとも買おうと思っていたのだが(一口150ドルくらい)、今回のイエメン行きの航空券やイスタン行きの航空券などで出費が重なったため断念。
もしかして当たってたかも…買わなきゃ当たらないもんね~。
って、日本でもずっと年末やサマージャンボの度に言ってたな(笑)。
↑
高級宝くじ!こんなの当たる
さて、とにかく荷物を預けてから行動しようと、荷物預けのサービスカウンターまで行く。
結構遠いので、ひいひい歩く。汗が額を流れる。
…汗?
そいや、しばらくかいてないなー。
南米はずっと寒くて、これから暖かくなろうかって言うときにモロッコ移動だし、モロッコも寒かったしな~。
暑いの、なんか久しぶりの感覚だった。
さっそくチケットセールスカウンターに行ってみて、今日のイエメン行きの時間と値段を聞いてみる…と!
なんと1時間後のフライトが最初で最後!
こんな物価が高いドバイにはもともと滞在するつもりはないし、もう脳から煙がでそうになったよ。
一瞬のうちに色々考えすぎて。
ええい!いいや!もう行っちゃえ!
私はカウンターのおじさんにチケット発行をしてもらって、
その間に(遠い)荷物預け所まで走って、
料金をドルで払おうとしたら、UAEディラハムで払えと言われ、
「キイイ」ってなりながら両替所に走り、
5ドル札を投げるようにして両替し、
10ディラハム(約350円)を払い、
再度、チェックインカウンターまで戻り、
クレジットカードで支払いを済ませ(往復約500ドル)、
おじさんに手を引かれながら
X線検査とチェックインを最優先にしてもらって済ませ、
おじさんに感謝の手を振りながら
(これまた遠い)ゲートに向かって走り倒した!!!
はーーーーっ(汗)!
はーーーーーっっ(滝汗)!!!
すでに搭乗は始まっており、フラフラしながら席に着いた。
ビデオの早送りみたいな1時間だった。
←機内で灰になるムギジョー
フライト約2時間半後、飛行機が着陸。
「えらい早かったなあ。おじさんは3、4時間って言ってたのに。」
と不思議に思いながらも、人に続いて飛行機を降り、入国手続きの列に並んだ。
すっごい小屋みたいな空港。
「サナアって首都っていうけど、やっぱイエメンだからこんなのかな~。」と思いつつ、私の番に。
するとチケットを見た係官が顔を上げ
かなり焦った感じで、誰かに向かって
「なんとかサナア~!」「かんとかサナア~!」
って叫ぶ!!
え?なに?なに?(汗)
すると他の係官が私の書類一式を持って
「ついてきて!」って走り出す。
え?なに?なに?(涙)
そして係官は、さっき降りたばかりの飛行機を指差し
「あれに乗って!」
よく聞くと
ここはまだサナアではないらしい…(-ω-#)
自分がモウイヤ。
機内に戻ると、私がもといた席はすでに他の人が座っており満席。
しょうがないので他の席に座る。
静かな機内で、一人でハアハア息切れしてる私。恥ずい。
すると近くにいた日本人らしき老婦人が
「あなた、日本の女性?」って話しかけてきた。
1人で来たって言うとすっごくびっくりされ、彼女は10日くらいの団体ツアーで来てるそうだ。
「気をつけるのよ!」ってすごく心配してもらい、ゆで卵やいろんな食べ物や水などをくれた。
(しかし年配の旅行者の方って必ずゆで卵持ってるよね(笑)。 しかもお隣の県の人で「偶然ね~」って話が弾む。)
無事、サナア空港に着いた後、荷物をかるくパッキングしなおしてたら、その団体ツアーの日本人(年配が多い)たちに質問攻めに合い、みんなに心配された。
自分の親みたいな人たちから心配されると、なんか沁みる。
先に出るときには、皆さんから拍手で送られた(笑)。
見送られる卒業生気分。ああ、沁み渡る・・・!
イエメン
ムチャクチャ悩み中!
イエメン滞在記は後ほどアップするとして、
今私は歩きながらでもずっと考え込んでいることがある。
このイエメン・・・・・・・・
想像を超えて思いっきり良すぎ!!!
なのだ。
↑
ちょっとだけよ~。
街が中世にタイムスリップしたような国で、人々もあったかい。
まじで4日間だけなんて短すぎる。
行きたいと思ってた「砂漠の摩天楼」と呼ばれるシバーム見に行くツアーも無理。
今の私の予定はこう
↓
・火/夕方 イエメン到着。ホテル直行。 ・水/旧市街観光。 ・木/近郊の観光ポイントへ。 ・金/近郊の観光ポイントへ。 ・土/夜10時ごろサナアからドバイへ(深夜0時40分発しか取れなかった)。 ・日/ドバイ1日観光して深夜3時の便でロンドン経由でカイロへ |
ご存知のように、ビザ代1万円ちょっとも出して、航空券5万ちょっとも使ってやってきたのに、これではあまりではないか?
私のスケジュール調整が悪かったのはいなめない。
しかもホテルのノートに日本人が書いてる情報を見ると、なんとアンマン(ヨルダン)から安い往復チケットがあるらしい!
アンマン~~?
しかもインドのゴアからもあるみたい。知らなかった!
だったら、先にモロッコからエジプトへ一周券使って行って後捨てて、北上する途中で、ヨルダンからイエメンに来ればよかったよ!
私の馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿×100!
宿のおじさんに聞くと、サナアからカイロまで格安航空券で3万円くらいらしい。
ヨーロッパ周るユーロラインズパスを1ヶ月短くして(どんどん縮まってる)、これに当てようか。
そのくらい、イエメン、ていうか、サナア旧市街が魅力的なのだ。
せっかく来年1月末までビザあるのに~!
こんなにいいと分かってたら、ドバイの時点で一周券捨てて、陸路でオマーン通ってゆっくりイエメン回ったのに~!
後悔先に立たず体現。
↑
再度登場。豪華なイエメンビザ。
イラク戦争の飛び火もあって、いつ情勢が変わるか分からない中東。イエメンも最近まで個人旅行は出来なかったのだ。
めったに来れる国ではないし、もっといようか。
カイロまで3万など、日本でスーツを買ったら終わる値段だ。
ど~しよ~!悩むう~!
タイムリミットはあと3日。
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)