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旅の用心

 

 
東京海上火災の昔のCMをご存知だろうか。
外国で賞を取ったこともあるらしい。

 

サラリーマンがビリヤード台の上を、新聞を読みながら歩いている。
その上をビリヤード球がバンバン行き交っているのだが、自分でも気づかずによけている。というもの。

 

 

 

 

私たちの日常はこれに近いだろう。
毎日、事件がおきて、理不尽な理由で

人が殺されつづけている。
その中の一人に自分がならないとなぜ言えるのだろう。

 

たまたま1本早い電車に乗ったから、、たまたま出かけに電話があったから、、

 

 

自分でも知らずに危機を免れてることに気づかない。

 


その上、「水と安全はタダ!」みたいな日本から、犯罪だらけの海外をふらふらする。
実際、いつ殺されてもおかしくない国ばかりだ。(まあ、最近は日本だってそうだが)
ただ、神様が、どういう風の吹き回しか

 


「男については力になれないが、そのかわり無事に帰してやろう。」

 


って言ってた(たぶん)。
この長旅で一度も強盗にも遭わず、たいしたケガも病気もせず、騙されることもなく(気づいてないだけ?)、無事に旅を終えた。

 


もちろん、それなりに自分なりに気をつけてた。
ただでさえ、金持ってると思われ、反抗しないと思われ、世界中の犯罪人からなめられてる日本人の上に、女ひとり。
長距離バスでは、万が一の強盗に備え、デジカメのメモリーカードはいつも抜いて、ジーンズのポケットに入れておいた。

思い出まで盗られるわけにはいかない。

 


街歩きは基本手ぶら。

地図は破って、尻ポケットに入れておいて、見るときは物陰で。(でも、これさー。外国人であるだけで普通観光客だよねー。)
持ち歩くお金は、一日分のお金だけ(取られてもいい&強盗を怒らせない程度の金額)とかね。

 

お金の持ち方

 

世界の強盗は、マネーポケットの場所は熟知してるそうなんで、私はマネーベルトのベルトの部分を切り、本体のポケットをジーンズの腰の裏に縫い付けて、その中にお金とか入れてた。

 

 

 

ジーンズのももの裏面にも、予備のクレジットカードを1枚とイザというときの100ドル札を密封ビニール袋に入れた袋を縫い付け、忍ばせる。

 


 

ジーンズを脱がされるときは、まさに絶体絶命のときだと思うので、その時は命があれば、五体満足であればいい。

 

 

路上でパスポート見せるときは大変でしたが(笑)。
 

 

また、お金は基本、日本の銀行のキャッシュカードで現地のATMで引き出す方法が中心。

お手持ちのキャッシュカードの後ろに「Plus」とか「Cirrus(シーラス)」のマークがあれば、各国のATMでそのマークがあるものからは現地の通貨で下すことができる(手数料含む)のだ。
私は手数料無料の新生銀行の国際キャッシュカード使用。

 

 


これはCirrusマークのキャッシュカードが使えるタイプ。

 


たまにどちらも使えない場合は、VISAマークのある機械で、クレジットカードからキャッシング(締め日が近ければ下すよりこっちのほうが手数料安くついたりする)。

 

 

が!私が常に気をつけていたのは、

 

路上のATMは絶対に使わないことだ。

 


こんなの。海外ではこういうむき出しのATMが多い。
 

 

★理由その1

まず第一に、誰に見られて、後をつけられて襲われるか分からないからである。
どうしても使わなければならなかった場合は、帰りは直接宿には帰らない。宿へ帰るときも、なるべく横断歩道を往復して、道を変えたり。(誰かが付いてきてる事を警戒)

つうか、おろした瞬間、横から金を奪われることもある。

 

★理由その2

第二に、万が一、カードが飲み込まれたら危険ということだ。
南米ではときどき、カードをスライドさせるタイプのATMがあったが、だいたいはカードを差し込む方式。

が、万が一、カードが飲み込まれて出てこなかった場合、それが祝日や深夜で緊急センターが対応できなかった場合に大変な目にあう可能性がある(問題が解決するまでその街を出られないどころか、カードがかえってこない可能性も)。

 

★理由その3

第三に、ATMに残金が少なかった場合、お金は全額出てこないのに、記録として引き落とされる可能性がある。

後ろに並んでいる人が目撃者になってくれると思うので、すぐに銀行員を呼べないと、お金が出てこなかったことを証明できない。

 


いずれも日本では考えられないことではあるが、海外では(日本以外では)十分にありえる。

なので、絶対、銀行が開いている時間に、すぐに人が呼べる銀行内のATMでおろすのが鉄則。

 

 


ハンガリーで見た怖くて使えない自動両替機。(まともに動くと思えない)

 

事件は私の周りで

 

が、とにかく(周りでは)よく聞く。
「深夜バスに強盗が乗ってきた!」とか「バスでバックパックまるごと取られた!」とか「偽札つかまされた!」とか「昼間から首絞め強盗に遭った!」とか。

 

クスコで一緒だった元ラガーマンの男の子(デカイ!)。

早朝、ボリビアに向かう彼を宿で見送った私だが、その後きたメールを見てビックリ!まさにバスターミナルへ向かう道で、数人がかりで襲われたそうだ。
あんな大男を襲うなんて、ほんとに困ってたんだなあ、そのペルー人。
しかも怒った彼は、その数人をボコボコにして、周りの人にも「もうやめてあげなさい(泣)」って止められたそうで、もし警察が来たら自分のほうがタイホされそうな感じだったんで逃げたそう(笑)。

 


首締め強盗対策にはコレしかない!パンクバンド用のびょう付ネックレス!

 


アンティグアでも、同じ家に私の後にホームスティしてた日本人の子が、毎日歩いてた道でピストル強盗に遭った。私が出たすぐあとだったので、マジでひるんだ。

強盗が実行日を少しでも早くしてたら、時間的に間違いなく、私が遭ってた・・・。

 

 

 

様、ご先祖様、守ってくれてありがとう。
こんなに何もいやな目に遭わず、無事に帰れただけで持ち運は使い果たしたかもしれない。

 

・・・もう宝くじは当たらないねえ。

 
 

 


そいや、私が旅中に使っていたカバー。
これは、エクアドルで知り合った

 

 

5年ずっと旅してる男の人が


捨てようとしていた

 


カバーをもらって使っていました。
そりゃー、ボロボロです。すごかったです。
なんで、一回も盗難に遭いませんでしたよ♪

ある意味、これ、売れるなあ~!(笑)

 

 


こんなの。ちなみに私のバックパックをかついでいるのはイエメンを離れるとき空港へ送ってくれた近所の青年(笑)

 


そして何より一番の用心は・・・
海外旅行保険には必ず入って行きましょう!
(ここはケチらないで!命の保証です!長期タイプで!)

 
 

 

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注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。
 

 

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