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※1アルゼンチンペソ=約40円

 

2005/9/18

眼が栄養過多

 

 

 

ちょっと、ちょっと何~!

ブエノスアイレス、すごいよ!

 

マルディーニやバティストゥータがいっぱいいるよ~!まじで!スーツ着たビジネスマンは、みんなが「レザボア・ドッグス」なんですけど!
 

 

 

 
イタリア系移民が多いので、迫力美男子&美女が多くてモデルの穴場になってるとは聞いていたが、ここまでとは。

めちゃめちゃ伊達男ばっかり!

胸を開けた白いシャツがまぶしい。

話によると、ブエノスアイレスは男性ブティックのほうが多いそうだ。いやー、眼福眼福♪

 

 

 

   

おじいちゃんやおばあちゃんだって、すっごくオシャレで見てて楽しい。
トシだからって、灰色や茶色の服を着なければならないとか、地味にしなければならない、なんておかしいよね。

ほんとに人生を、おしゃれを楽しんでるかんじで、この街は年を取れば取るほどカッコイイってかんじだ。

 

 

カッコイイおじいちゃんおばあちゃん♪

めっちゃかっこいいでしょ!
 

 

私が泊まっている宿にも、アルゼンチン人の老人たちが住居代わりにたくさん住んでいる。

宿の人にきいたところ、アルゼンチンでは親の面倒を見ない、ていうか老人たちは自立して1人暮らしをするっていう国民性で、ホーム代わりに、こういうホテルが安く部屋を提供したりするんだって。

 

 

でもここのおじいちゃんたちを見てて

「さすがだな~。」と思うのは、宿の中でもキッチリ正装してるってことである。

ちゃんとスーツ着ていたり、首にスカーフ巻いたり、バスローブ着てたり。
昼からワインをポンって抜いて、厚さ10センチはあろうかと思われる肉をジュージュー焼いて、ドアを開けてクラシック音楽をかけ、テラスで、テーブルセッティングして、ナプキンとかも使ってきちんと座って食べてる。
なんか、、、、、すごい!!!概念をくつがえされたよ。
いつまでもお元気で!

 

 

 

 

宿の仲間が最高

 

 

ブエノスには有名日本人宿「日本旅館」ていうのがあって、キトで一緒だったシホちゃんもそこに泊まってて「今までの日本人宿の中で最高!」っていうくらい、居心地がいいそうなのだ。

 

 

が、なんせ街中心から1時間以上も離れているため、沈没目的でないとかなり不便な宿だ。周りの治安もかなり悪いらしい。
ある友達など、2ヶ月「日本旅館」にいて、中心街に出たのはたったの3回!だそうだ。
なので沈没引きこもりの危険を察知した私は、別の薦められた中心街の準日本人宿ビクトリアにした。

 

 

みんなでテラスで食べるご飯うまし。今見たら白飯多すぎ。そら太るわ。
 

 

あ!そうそう。1日目にびっくりすることがあったよ。
到着したビクトリアでいきなり

 

 

「あ~!イースター島で会いましたよね!」

 

 

って、日本人の女の子に話しかけられた。

そう。私のイースター島最終日にそのミノリちゃんが来たのだが、ほんの少ししか会えなかったのだ。

1ヶ月もたって、ここで会うとは!

 


その、ミノリちゃん(29)はすごく明るくて太陽みたいな子で楽しくて、しかも私レベルによく飲むので、ずっと一緒につるんでた。

しょっちゅう飲みに行ったり、いつも食事を一緒に作って食べたり、お互いの部屋でワイン飲んで夜中まで話したり…。

酔っぱらうと面白いので、翌日の笑い話にことかかない。

ちっちゃくて可愛いから、そのギャップがなおさらうける。キャラ勝ちだね。

隣の部屋のナンちゃんは、数ヶ月ここに住んでいるのだが、このナンちゃんも天然ですごく面白い子。ミノリちゃんと同じ大阪。

ほんとに毎日楽しい。毎朝、起きるのが楽しみなくらい。

 

 

※旅後追記:二人とは旅後も何回も会って楽しい時間を過ごしてます。一生お付き合いするでしょう。これからもよろしくね!

 

 

 

初タンゴライブ!

 

やはりブエノスアイレスに来たからには、タンゴでしょう!

路上でよく踊っているのだが、1度は専門の店で見てみたい。

なので、ミノリちゃんと行くことにした。

 

 

宿の兄ちゃんに教えてもらった近くにある庶民的なライブハウスに行って見た。

最初のライブが夜10時とかなので、9時過ぎに宿を出る。
ブエノスアイレス、夜の治安がすごくいい。

女の子も一人歩きしてるし。
やはり、全体的に豊かだからかなあ。今は経済も安定してるし。

 

 

ここに行ったよ。
 

 

着いたその店は、やっぱり100ペソとか高かった。
セントロのチケット売り場で前もって各店のチケットを買って行けば半額くらいだそうだ。

いろんな人に聞いて、飲み物だけの70ペソのお店に入る。

 

 

なんか思ったより敷居の高い店だったが、みるとツーリストばかりだ。

ステーキとか食べてて、10ペソしか変わらないんだったら夕食込みでもよかったなあ。

 

 

10時半からタンゴのライブが始まる。
この店は、バンドもいてタンゴも数組出て歌手も出る。

すっごい本格的で楽しかった!

 

 


 

 

途中でやはり客いじりもある。

みんなに「どこから来たのか」司会者が聞いていく。

驚くのはその度にその国の歌をバンドが演奏するのだ。

私たちのときは「さくらさくら」。びっくり~。

 

 

ステージ最後には、ダンサーたちが客席を回り、踊りにステージに誘ってくれる。
ウェイターが「行け!行け!」って目で合図してくれるのだが、絶対無理。だってタンゴだよ?なんでみんな踊れるんだ?

でも最後には隣の席のフランス人とステージに出て(適当に)踊った。
 


 

 

ステージ後、私服に着替えて飲んでるダンサーたちと一緒に写真を撮ってもらった。私らは2人でワインボトル3本空けたので、酔った勢いでお願い。

ミノリちゃんなど、これを覚えていないそうである(笑)。
翌朝、シラフでその写真を見たら、酔っ払ってるので顔が赤鬼みたいだった私。悲しい。

 

対価を払うということ

 

宿の近くの「ドレーゴ広場」というところでは、毎週日曜日に骨董市が開かれる。
骨董品だけじゃなくて、フリーマーケットみたいに店が出ててたり、屋台が出てたり、タンゴの青空レッスンみたいなのもあったり、路上ではいろんなパフォーマーが腕を競ってチップを稼いでいる。
一日いてても飽きない。

 

 

 

 

その中で、私のハートをがっちりつかんだのが「酔っ払いマリオネット(あやつり人形)劇場」
悲しげなタンゴの歌にあわせて、人形の酒ビンを持つ手がぷるぷる震え、転んで起き上がれなかったり、酒屋のドアをドンドンたたいたり…(笑)。

 

 

 
 
最前列で、子供たちと一緒にひざを抱えて笑って見てた。

1回目は見るだけだったが、2回目は(人が集まったら始めてくれる)デジカメの動画でずっと撮った。なんでチップは2回払った。

見ごたえあるもん。もう、毎週通おうともくろみ中。

 

 

そのドレーゴ広場にて、歩いていると、なんか久しぶりに聞くメロディーがが聴こえてきた。

なんか懐かしい。

あれは絶対アンデス音楽だ!

駆け寄ってみると、やっぱりペルー人のアンデス音楽のペアを発見。これがすごかったんだよ!絶対プロ!

 

 

 

 

うおお、ノスタルジー!
コンドルの声や、こだまなどを楽器で演奏して、緻密な熟練された演奏。ちょ~うまい!ウットリして聴いてた。

 

 

そこへだ。途中で割り込んできて最前列に陣取り、ずっとビデオを回してた欧米人のオヤジがいた。

「じゃまだな~。」とずっと思っていたのだが、とりあえず見てた。
そして、演奏が終わったときだ。

拍手が沸き、みんながギターケースにお金を入れていく中

なんとそのオヤジはサッサと立ち去った!
 

 

私は「え~!ビデオ撮ってたくせに~!」と、瞬間湯沸かし器のように憤り、オヤジを追いかけ「お金払うべきでは」と聞いた!
そのオヤジは私を一瞥し、「フン」って感じで去っていった!

 

 

これで、ちょっと思い出したことがある。
ペルーのクスコで、宿の仲間と買いだしに行った帰り、アルマス広場に差し掛かったときだ。
羊を連れてるインディヘナの少女が座っていた。
ある欧米人が、その少女をずっとビデオやカメラに撮っていた。

それはいい。

 

 

その後だ。同じく、とっとと立ち去るのだ!
少女はもちろん、やることがなくてそこにいるわけではない。
自分の風貌と、デコレーションした羊が観光客に喜ばれるのを知ってて、その1日分のチップが家族の今日の分の食事になるのを知ってて、そうしているのだ。
少女は当然、チップがほしくてその欧米人を追いかける。

でも、声が小さく、子供なので足も追いつかない。

私は大声で欧米人に向かって

「Hey!You should pay!(ちょっと!タダ見?)」と叫んだ!

その欧米人は初めて追いかけてきた少女に気づき、いくらかあげてた。
男子はそれみて「ムギさん、かっこいい。」とか言ってたけど、内心ドキドキだった(逆ギレされるかも、とか、その行動が正しいかどうかもわからなくて)。

 


…こういうお金のことに関しては、旅が長くなるとみんなが一家言もつようだ。

 

 

よーするに「払う派」と「払わない派」。

 

 

特にペルーなどでは、インディヘナの写真を撮ると、1ソルなどとお金を要求されることが多いが、私は「払う派」。

こっちも記念になっていいし、向こうもそれで食ってるんだからいいじゃん。個人的意見。

 


「あげると、それでお金が手に入ると思って、働かなくなるのはどうかと思う。」って人がいるが、それこそ、なんていうか、上から目線な考えだと思うけど。

 


自分がポリシーもってあげなかったところで、その家族の今夜のパンが減るだけだ。

 

 

何の解決にもならない。捨て猫テーマに関してもそうだけど、私は、何かあげて1日でも長生きできればもしかしたら翌日いい飼い主に出会えるかもしれない。そう思ってあげてる。

 



明日会えるかも・・・

 


でもまあ、「物乞い」の人たちに関しては、自分の価値観や気分やふところ具合で、あげてもあげなくてもいいと思うが、路上パフォーマンスの人たちは別問題ではないだろうか。

チップに関しては、「あげてる」んじゃなくて「払ってる」って言おう。

 

 

路上パフォーマンスの人の芸は、練習して、練習して、路上に出ている。その努力と技術に楽しんだ私たちは、その努力に見合う代価を「払う」のは当然だと思う。

ペルーのインディヘナだって、民族衣装の手入れや、一日中そこにいることへの苦痛の代償に数ソル手に入れることの何が悪いのだ。

 


旅に出てから、だんだん欧米人の、「現地の人たちをナメてる感」が目につく。チップのお国柄なのにね。
興味を持って写真を撮ったりビデオを回してる以上、その代価は払うべきだと私は思う。個人的意見。

 

 

↑このままずっと動かない二人!時が止まってるみたい!!風に吹かれた形のコートや傘の小道具も効いてる!

 

 

本当いうと、ブエノスアイレス、できるならまだ居たい。

 

すっごい「引き」があるよ、この街。

 

スペイン語学校に数ヶ月ほど行ってゆっくりしようか

タンゴを習うのもいいなあ

でパタゴニアを数ヶ月かけて周って、年末を世界最南端のウシュアイアで年越しっていうのもいいのではないか。

ううーーーーーーーーーーーーーん。もっといたい、ここ。
 

 

 

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注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。
 
 
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