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2005/8/2
イースター島
夢ってときどき叶う
飛行機は朝8時半なので、サンティアゴの宿を6時半に出て、午後4時ごろイースター島に着いた。(時差2時間あり)
イースター島。子供のころから来たかった。
ほんとに来たよ、夢のイースター島。
飛行機から降りて、イースター島に足を踏み入れた瞬間、しばらく立ち尽くして、子供のころからの夢がかなう瞬間をじっくり堪能した私。
空港内のモアイを見ただけですでにジーン・・・・。
島の空港ってかんじのこぢんまりしたイースター島の空港。
いくつかの宿がカウンターを開いていて、空港の外にも客引きや出迎えがごった返していた。
↑
空港から宿まではトラックの荷台(笑)
その中から、サンティアゴの宿の情報ノートにあったキャンプサイト「ミヒノア」へ。
うわさどおり、宿の目の前に海がある。
これなら、夕焼けや星空を眺めながらビールとか飲めるかな~。
イースター島の村は、ほんっとに普通の田舎。
すっごいノンビリできそう。
街から宿までの長い一本道
私の初モアイは、宿から歩いて30分くらいのところにある「アフタハイ」。
馬の群れなどもやってきて、海風が心地よく、夕焼けなどもよさそう。
ここは、2日に一回は散歩で行ってた。
↑
タイマーで自分撮り!
島にはいくつかのモアイポイントがあって、それぞれ結構離れている。
自転車などで回れなくもないが、舗装されてない道が多く、坂も多く、海風も強いので結構ハードらしい。
なのでレンタカーが主な観光手段。
そいや、レンタカーショップの料金表。
上から順に、
「車(普通車)」
「車(4駆)」
「オフロードバイク」
「スクーター」
「マウンテンバイク(自転車)」
そして最後に
「馬」。
馬である。馬。馬て。
24時間借りた場合、夜はどうしたらいいんだろう。
どっかつないどくのか?
↑
馬が交通手段のイースター島
さあ、車に乗って、やっぱり最初に目指すは、15体並んでいる「アフトンガリキ」だ。
↑
再びタイマーで自分撮り!
うおお~!誰もいない♪
到着したそこには、ほんとにだ~れもいなくて、この世に60億人くらいいるのに、ここに1人だけってほんとにすごい。
これは、四国の高松のクレーン会社「タダノ」が、10年前くらいに今の姿に復元したそうだ。
なのでぜひ見たかったんだよね。
何度も日本で実験を繰り返して(日本人らしいよね)、部族戦争でほとんど倒されてたモアイを引き上げたそうだ。
↑資料館で
資金援助も1億くらいしてるんだよ。
なのに、ここに「日本の援助で復元されました」って記念碑を立てる予定がまだ実現してないそうだ。
しかも、その1億円くらいのお金の窓口を、イースター島の担当者ではなくて、チリ政府にしちゃったもんだから、その行方もかなり怪しいそうである。
(「世界不思議発見!」の本に書いてあった。)
↑
右端にたって16体目になってみました。
近くには、大阪万博に行った事もあるというモアイも立ってる。
↑
私がもたれてるのがそれ。
でもやっぱ、チリってすごい。
こんな世界的名所なのに入場料もとらないし、警備員だっていなくて、そこらに民家があって、普通に島に存在してるモアイたち。
特に、保存作業もされてないみたいだし。
「これで一発もうけよう。」とか思わないんだろうなあ。
↑
たまーにこんなみやげ屋台があるくらい。
↑
そこら中作りかけのモアイだらけ!
モアイの作り方(1人分)
材料:岩山、黒曜石のカンナ、丸太数本。
(1)岩山の斜面にモアイの前面を彫る。
(2)両脇から掘っていって、岩山から切り離す。
↑モアイを切り出した跡。
(3)立ち上がらせて、背中の模様を彫る。
(4)丸太に乗せて目的地まで少しずつ運ぶ。
はい、できあがり~♪
あ、そうそう。イースター島には、海の中までモアイがいるそうだ。
スキューバやるひとなら見れるね。
スキューバ、できたらいいなあと思った。
こんなの。すごいね!
やっぱり願いが叶ってた?
ある日、宿の奥さんマルタが「これ、誰の?」ってミサンガを持ってきた。
ああ!あれは!
ペルーのカハマルカで買った願掛けミサンガではないか!
ミサンガは願い事をして、それが切れたときが願いが叶ったときだという。
みんなの話によると、初日に洗面所に落ちてたそうだ。
気づかなかったよ。
イースター島到着してすぐ切れたっていうのがポイントだね。
イースター島に来たこと自体が願いが叶ったんやからもうええやろ、 と神様は言いたいのだろう。
↑
礼拝見学中
マグロ三昧、モアイ三昧
そうそう。南米名物エンパナーダ(肉入りパイ)のマグロ版があったので食べてみた。
うーん。これなら普通に肉の方がおいしいかも。
まぐろといえば、ここイースター島ではまぐろが格安で買えて、まぐろ三昧できることが日本人パッカーには有名な話。
なんで、サンティアゴの宿やここの情報ノートには、まぐろ情報がふんだんに書き込まれている。
なんでも1匹買いしかできなくて、3000ペソ/キロ。
漁船が帰ってくる時間に直接、港に行って買うのだ。
私も他の泊り客の日本人と何回かチャレンジして、無事6キロのマグロを買うことが出来た。
でっかい!
魚は宿の主人ロジェがさばいてくれる。
お礼に、巻き寿司を作ってあげたらすっごい喜ばれた。
その夜は、「もう無理!」っていうくらいのまぐろ三昧。
毛穴からマグロがでてきそうだった。
スプーンでこそげて食べた中オチ、ほんとにうまかった~…。
粉わさび持参してきて良かった~~!
しかも、まぐろの頭は捨てるらしくてタダでもらえる。
直接、漁港に行ったらその場で落としてくれた。
頭の料理なんて生まれて初めてだったけど、なんとか煮れて、これまたおいしかった。
(でも長時間煮込みすぎて貴重なガスをたくさん使ったので宿のおばちゃんにしこたま怒られました…。皆さん、気を付けてね。)
そうそう。そのとき、港ででっかいウミガメを3匹見た!
運がよければ見られるというウミガメを一気に3匹も見て、まぐろの頭もすっごいタイミングよくすぐもらえて、ラッキーだったなあ。
なんか楽しい滞在になりそうな予感♪
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)