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1ボリビアーノ=約13円（当時）
2005/7/2
国境コパカバーナ
朝7時に、Y君とR君に見送られ、タクシーでバスターミナルまで行く。
いつものことながら見送られる時って、手を振るみんながだんだん小さくなっていくのを見ると胸がキュウーってなるなあ。
ラパス行きのバスは全部欧米人。
隣はスコットランド人のディー。35歳の教師。全然そんな年には見えないよ。（と、お互い言っていた）
私の青春、エジンバラ出身の昔のアイドルロックグループ「ベイシティローラーズ」を知っていて、その話題で盛り上がってしまった。
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楽しかった！ありがとうね！
バスは昼過ぎにイミグレに着いた。
ここペルー側で出国手続きをして、歩いて国境を越え、ボリビア側で入国手続きをして、国境の町コパカバーナへ向かうのである。
ペルー側の出国手続きは、あっという間に終わり、ディーと一緒に歩いて超える。
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国境のアーチ。
ボリビア側のイミグレに入るとさっそく
「パスポートのコピーは持っているか。」
と聞かれた。
・・・・・ハッ！(#ﾟДﾟ)
うわ～！そうだった！バスの中に忘れたよ！
そのために、チクラヨで5枚もコピーしておいたのに、バックパックの中に忘れたよ！ばかばかばかばかばか！
結局、10ボリ払わされてしまった。
しかも、あとで「歩き方」の欄外みたら、近くの売店で1ボリでコピーできるって書いてあって、またまたショック。
そんな時だ。びっくりというか、やっぱりというか。
あのドイツ人2人がいた！
そして、その手にはやはりビールが握られており、 私を見つけると、袋からビールを1本取り出し私にくれて、「国境に乾杯！」って乾杯。
両替を済ませ、再びバスに乗り込み出発。
1時間くらいですぐコパカバーナに着いた。
私は今回飛ばすけど、ここには「太陽の島」とか「月の島」っていう観光ポイントがあるので、ディーや半数くらいの人がココで降りる。
ラパス行きのバスまで1時間あるので、ディーと一緒にコパカバーナの海辺を散歩。
やばいー。ここいい感じだー。
夕暮れにここでビールとか飲みたいぞ。
でももう遅いか。ま、いいか。
さて、コパカバーナを出て1時間くらいたったらバスを降り、船に乗り換え、チチカカ湖を渡る。
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船にバスを乗せてわたる！
都会ラパス
渡り終わったらまたバスに乗り込み、気がついたらラパスに着いていた。
R君に、おすすめホテルの名前「Santa Cruz（サンタクルス）」だけしか聞いてなかったので場所が分からず、ぐるぐる。
結局クスコの八幡まで電話して、住所を聞いた。
なんと、バスが止まったとこから5分くらいだったよ・・・。
さて、ここ都会ラパスでやることは、いっぱいある！
増えた荷物と写真を焼いたCDを日本へ送る。
ボリビアは郵送料が安いので、ペルーで出さず、わざわざ運んできたのだ。
あとブラジルのビザを取る。
7月末のイースター島が終わったらすぐブラジルに飛ぶので、せっかくなのでここで取る。他のとこより若干安いといううわさだし。
あと「電熱コイル（水を入れたカップに入れるとお湯が沸く道具。）」探し。せっかく通販で買った電熱コイルがアメリカで壊れてしまったのだ。
これがあると、電源があれば部屋でコーヒーやラーメンが作れるのだ。ほんと欲しい！
あ！ウユニ行きのバスや情報も集めなくちゃ！
あとなんか日本食ありそうだからいっぱい食べたい！
ああ、忙しい～。
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ポップコーン売ってます。
そうそう！コレクティーボに乗ったときである。
「いくら？」って聞いたら、前に乗った時は1.5ボリだったのに、その呼び込みのおばちゃんは「2.5ボリ」って！
「え？」って、他の人が払うのを見てたら、他の人は1.5払ってる！
「ほら！」って言ったら、おばちゃんはいまいましそうに「じゃ、1.5。」だって。
・・・1ボリ=約13円。
私は、13円が惜しいのではない。
この国での（他の国でもそうだが）1ボリの価値を考えると譲れないのだ。
1ボリでできること=ミルクたっぷりのコーヒーが飲める、ミニドーナツ4個食べられる、市内のコレクティーボに長距離乗れる、ファンタが１本飲める、インターネットが30分できる・・・。
でも今日、5ボリコイン拾った♪
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そうそう、さっき言った「コレクティーボ」とはこれ。
コレクティーボとは日本で言うと「空港方面」とか「市役所方面」とか「～通り方面」みたいな張り紙を張って、街中とを往復する乗り合いバン。大体1.5ボリ均一。 呼び込みが窓から行き先を叫んで走り続け、手を上げた人を次々と乗せる。バス停のようなものはなく、降りたいときに声をかける。 |
ご飯美味しい～日本食も～♪
ラパスには、「日本人会館」というのが、宿から歩いて20分くらいのところにあって、日本の漫画や小説や雑誌がふんだんに用意されてて、行って読むことができる。
再会！そしていろいろゲット！
今日は朝早く起きて、ブラジル大使館までビザの申請に行ってきた。
昨日、午後行ったらなんと！今は午前中しか受け付けてないとか言われて、宿からここまで歩いて30分くらいかかるので、懇願して申請用紙だけもらって宿で書いてきたのだ。
何かの不備で二度手間にならないように、すべての書類を持参。
パスポート、パスポートのコピー、イエローカード（黄熱病予防注射の証明書）、イエローカードのコピー、航空券のコピー、クレジットカードのコピー、申請用紙、代金50ドル。
航空券はオープンだったけど、何も言われなかったよ。
窓口で振込用紙をもらって、ブラジル銀行まで行くのだが、これがまた15分くらい歩いて引き返したところにあるので、軽くむかつく。
銀行の窓口で支払った後、再びブラジル大使館へ戻り、引き換え券をもらう。
出来上がりはあさってだって。いや～、50ドルは痛かったなあ。
仕方ないか。
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町が混沌！都会です。
夕方、ホテルの1階にあるネットカフェでネットしてるときだ。
そこへ、現れたのはなんと！再び、ハカセである！
クスコぶり！こんどは私が迎える側だ。
うちのホテルは一杯で、明日空くので今日は違うホテルに泊まるそうだ。
夜はふたりで食事に出かけ、私はドブに足を突っ込んだり、転びかけたりで、ハカセのツッコミも相変わらずさえてて、ずっと爆笑状態。
あ！そうそう！通りすがりの屋台で、ハカセがあっさり「電熱コイル」を見つけてくれた！
うっそ～！おととい、メルカドを3時間かけて探したのに～。いや、よかった。
これで、部屋で朝イチにコーヒー飲んだり、カップラーメン食べたり、お湯沸かしてペットボトルで湯たんぽ作れるよ～！
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求め続けた電熱コイル。5ボリ。安！
