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1ソル=約35円(当時)
2005/6/29
わらの島、ウロス島
メルカドで朝ごはんを食べてから、ホテルからツアーに出発。
フェリーは25人乗りで、欧米人でいっぱい。
その中で、すっごい元気なインド系イギリス人(以降インド男)の男が話しかけてきて、このインド男、なぜか私にずっとウィンクしたり、ズキュン♪って撃つ真似をしたり、なんかロックオンされてた。
あと不思議な組み合わせのグループがいて、欧米人の母と娘、ペルー人の男と老人。
最初はペルー人がガイドかと思ったのだが、実は欧米人女性とペルー人男性の夫婦で、その親ごさんとのグループだったのだ。
しかも、その欧米人の女性はすごく背が高くて、ペルー人の男はすごく背が低い。
それにどうみても、女性のほうが年上っぽい。
けどすっごくラブラブで、チューとかしててうらやましいくらい幸せそう。
国籍や、身長差や、年齢差を超えて愛し合うのって、普通に愛するより数倍の強い愛が必要な気がしてなんか、ほんと見てて、静かな感動があった。
(※旅後追記:まさか自分が帰国後13歳年下のドイツ人と結婚することになるとはこのときは夢にも思いませんでした(笑))
まず最初の島「ウロス島」に着く。
ここ、以前ネットで見てずっと来てみたかったんだよね!
「トトラ」っていうワラを積み重ねて作られてる島で、家もトトラ、家畜のえさもトトラ、食べるものもトトラ、トトラのみで生活しているのだ。(もちろん魚や鳥も食べるけど。)
大小あわせて、40個くらいの島があるらしい。
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島の中におみやげ屋さんがいっぱい
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島のはしっこはこんなかんじ
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船ももちろんトトラ製
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みんなでトトラを食べてみる。美味しいわけがない。
でも、やっぱりかなり観光化されてて、島の人たち(ウル族)はみやげ物を島で売ってる。
「オネーサン、カッテ。」「オニーサン、ヤスイヤスイ。」とか日本語で客引き。ちょっと興ざめ。まあ、しょうがないんだけど。
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可愛い子猫ちゃん発見♪
アマンタニ島でホームスティ
次は、今夜ホームステイする「アマンタニ島」へ。
船着場には、ホストファミリーの各家庭の女性が私たちを待っていて、ガイドにそれぞれの家庭が割り当てられる。
1グループに1家庭。
1人できてる人は3人ぐらいのグループにされてた。
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船着き場に迎えに来てくれたステイ先の女の子たち
私ら3人のホストファミリーは、ヨリサっていう女の子の家。
家まで、延々と島を登っていく。
ほんとしんどい。
冒頭に書いたあのインド男は、相変わらず元気で
「ヘーイ!僕らの家は近くかなあ!近くだったらいいね!」
「どうしたの、しんどいの?僕の手をとりな、ステファニー!」
誰だよ、ステファニーって。
Y君が「ムギさん、すっごい生返事だったよ。」っていうくらい、あの時はあの元気さがうざかった。
インド男は実は同じインド系イギリス人の彼女と来てて、もう1人の欧米人と3人組みだったのだが、その欧米人、すっごいコンプレイン野郎で、延々歩きながら
「ハラへってんだよ!」
「気分が悪くなってきたぜ!」
「これじゃ奴隷だよ!」
とかずうっと文句ばかり!!!
にこにこ案内してる島の女の子たちが英語がわからないと思って、大声で目の前で、、、ほんと気分悪い。
インド人女性は下を向いてほとんどしゃべらないし。
あの3人のステイ先は、「ハズレ」だっただろうなあ~。
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家はこんなかんじ
着いてすぐ昼食を頂く。
スープと、ポテト(チーズつき)。おいしい~!
食後は、山の頂上にある遺跡までプチトレッキングをして夕焼けを見に行く。
夕焼けの写真を撮っていたら、「ハーイ!」って欧米人が声をかけてきた。
ああ!列車でがんがんビール飲んでたドイツ人2人だ!
この人らとは、ほんとこの後もやったら遭遇することになる。
ふと、後ろを見るとR君がミサンガ売りの女の子2人につかまっている!
R君が右に逃げようとすると、女の子も右に行っていかせまいとする。何回もその繰り返し。
R君、ダッシュで逃走!すると女の子たちもダッシュで追走!
私らも、周りの欧米人たちもハラを抱えて大笑いである。
結局、1人1本(2本)買わされてた。
このR君だが、人よんで「不幸を呼ぶ男」。
たったこの2ヶ月の間に「コロンビア入国拒否」「バス横転事故」「タクシー強盗」にあっている。(現在、原因不明の体調不良。)
このミサンガ売りの女の子たちもR君に「何か」を感じ取ったのに違いない。
夜は電気がないので、ろうそくを灯す。なんかいい感じ~。
夕食は、台所まで食べに行く。昔ながらのカマドで、お母さんが料理を作ってくれる。
スープも具たっぷりでおいしかった。
食べてると、クイがそこらじゅうを走ってて可愛かったね。
これは食べないんだって。
食後には、みんなで民族衣装を着てパーティに行く。
部屋まで、宿の娘ヨリサが私の衣装を持ってきてくれ、着させてくれる。
スカートが3~4重になっててすっごく重い。
帯も着物みたいにギュウギュウに締めるのでかなり苦しい。
すごい。念のため、タイツも持ってきてたのだが、ジーンズの上からでいいみたい。よかったー。
せっかくのパーティなんで、3人で1本買った。
空は星座が分からないくらいの、ものすごい星空!
翌日は、朝食後、ホストファミリーに桟橋まで送ってもらってお別れしたあと、「タキーレ島」へ。
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ありがとね!
あ、あっちに同じツアーの他の客たちもいる。
インド男のグループも、、、あれ、なんか彼の様子がおかしい。
同じ人間とは思えないくらい、昨日と違ってテンションが低い。
そいや、昨日。
プチトレッキングの夕日にもダンスパーティにも、あのインド男の3人組は来なかった。
「なんで昨日パーティに来なかったの?」って聞いたら、インド男は「この島が好きか?」と逆に聞いてきた。
3人とも全然別行動してるし、絶対昨日なんかあったんだ!
彼女は、別のグループのハンサムなフランス人たちと船の甲板で大笑いしてて、インド男は船の中でずっとウォークマン聞いて、どんよりしてる。
何があったんだろうなあ~。
し、知りたい・・・!
ツアー中は逃げられないもんね~。
つらいだろうなあ。
休憩の広場では、またあのドイツ人2人と会った。
もう会いすぎて、お互い片手だけ挙げて挨拶(笑)。
あ、そうそう!ここでもまたR君がミサンガ売りの女の子に取り囲まれた!
私やY君には近づかないで、ピンポイントでR君のところにやってきたのだ。
もう、なにか「いじってオーラ」でも出てるのに違いない。
ツアーが終わってプーノのホテルに再び戻ったのは午後4時くらい。
明日、私はこのホテルの会社でブッキングしたラパス直行のバスに乗ってラパスへ行く。
Y君とR君はアレキパへ行って、そこで別れる。
たぶん、よっぽどじゃないとまた会えないと思う。
Y君が食事のときに言ってた。
「あの時、(忘れた)へ行ってたら八幡でみんなと会えなくて、ここで3人でいることもなかったんだよね。ほんとよかったー。あのときの俺!」
八幡のメンバー、ほんとにミラクルなくらい、楽しかったなあ。
来年、全員が帰国してる(はず)ので、「あのときの八幡同窓会」やれたらいいね!みんな、よい旅を!
ペルーのまとめ
旅の家計簿
物価が安くて助かるわ~。ずっとこうだといいんだけどな。でも、それなりに観光費がかかってます。
◎滞在日数=42日 | 計(現地通貨) | 計(円) | 1日当り |
飲食費(タバコ含) | 690 | \23,453 | \558 |
宿泊費 | 667 | \22,678 | \540 |
国内交通費 | 133 | \4,508 | \107 |
観光費(ツアー代・入場料等) | 382 | \12,988 | \309 |
雑費(ネット・衣服等) | 354 | \12,029 | \286 |
その他 | 0 | \0 | |
移動費・ビザ代 | 569 | \19,329 | |
総合計 | 2794 | \94,986 | \1,801 |
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