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1ソル=約34円(当時)
2005/6/6
古都アレキパ
ここに住め、と言われたら、住めるね。
すごく落ち着いたイイ街。
何がいいのか分からないが、品格があるというか。
適当に都会で田舎。
そこで気が付いたのが、「クラクション」である。
ピウラからいやだったのは、ペルーって車のクラクションを鳴らしまくるので、街がほんとにうるさい!
タクシーも、呼び込みのために鳴らしながら走るので、ほんとにうるさい!イライラして疲れてしまう。
…それがないのだ。
ここアレキパには。
さてさて、ここアレキパに来た目的は他でもない。
「コルカキャニオン」という、コンドルが飛んでるのが見られる渓谷に行ってみたかったのだ。
しかも、そのツアーは、温泉にも行けるんだよ~♪
(*>ω<)o"クーーッ
ツアーは1泊2日で25ドルくらいが相場らしいが、キトの情報ノートに書いてあった旅行会社へ行ったら17ドルだった。やったあ。
でも、村への入場料7ドルや温泉の入場料10ソルなどは含まれていない。他のツアーで少し高くても、それらが含まれていたら結局同じくらいであろう。
(※個人でもいけないことはないが、交通手段が大変不便。)
ちなみに、そこはアルマス広場の土産物屋の店頭にカウンターあり。
アルマス広場を囲む通りは、ランペルーとか航空会社や大きなスーパーや早いインターネットカフェもあったりして、たいていの用事がそこで済む。
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地ビール。「アレキペーニャ」。ドイツのビールコンテストで優勝したことがあるらしい!
コンドルが舞う谷へ
ツアーのバンは朝8時半にホテルの前まで迎えに来てくれる。
一応、チェックアウトして、ホテルに荷物を預かってもらい、ツアーから帰ったらもう一泊することにした。
迎えに来たバンには、「福島運送」って書いてあった。
中南米やアジアの車は、日本車の中古車がロゴ等を残したまま、普通に使われているのである。
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途中で大きなバスに乗り換え。
その中には、いろんなホテルから集まったツアー客10数人がいた。全部欧米人やペルー人で、アジア人は私だけだった。
このツアーには一人ペルー人のガイドが付く。
この人、知ってる日本語が「トモダチ」だけらしく、私のことをずっと「トモダチサーン。」て呼ぶので困惑した。
ていうか、今から行くのでなんとも言えないが
「コンドルは飛んでいく(サイモンとガーファンクル)」を
バスの中で繰り返し繰り返し、ずーーーっと流すのは勘弁して。
コルカキャニオンの近くの村チバイに向かってバスは走り始める。
途中、いろんなポイントに止まってくれて、写真タイムやガイドの説明などがある。
中でも、 国立公園になっているという、野生のピクーニャの保護区で、ピクーニャの群れを見たのは感動したなあ。
高地のみに住むピクーニャ、特に群れなどはめったにみられないらしい。
しっかし、道が悪い!
しょーがないのだろうが、アレキパを出て地道に入ってからというもの、ずっとオフロード状態である。
ずっとバスがシェイクされてる感じで、胃がアバラ骨にささるんじゃないかというくらい揺れる。
しかも、私は一番後ろの席に座っていたので遠心力でかなりシェイクされた。わたしゃ、パソコンが心配で心配で、、、。
結局、チバイ村に着いたのは何と午後4時。
みんな何も食べていないので、レストランに寄ってから各ホテルに向かう。
多分、申し込んだツアーのグレードによってホテルが違うのであろう。私は、ペルー人のおじさんと、スイス人の女の子2人と一緒。
部屋は思ったより全然いい。
しかもツインを一人で使えたし、シャワーは感動するくらい(さすが温泉の村)熱くて勢いがいい。
さて、ホテルで少しゆっくりしたあとは広場に集合して温泉へ向かう。よ!待ってました!
バスで山奥に向かって30分くらい走ると、その温泉がある。
水着着用。男女共同。脱衣所もキレイ。
外には、屋外風呂もあって、満天の星を眺めながらビールを飲みながら入る温泉は、もう最高。これでもう少し熱かったらよかったんだけどね。でも満足う。
…しかし、欧米人たちよ。
湯船に入るときは髪をあげろ!
みんな、長い髪をそのままつけてるのが非常~に温泉文化の日本人としては気になって仕様がない。
特に、ドレッドの男がそのまま潜ったりしてるのを見ると、とびかかって髪を縛ってやりたくなる。
さて、温泉の後は、アンデス音楽フォルクローレを聞かせてくれるレストランで遅い夕食。
レストランには、すでにたくさんの人でいっぱい!
ライブはとっても楽しくて、お客も一緒になって踊る。
私も踊り子の女の子に引っ張られ、みんなで輪になったり、ペアになったりして、踊りまくる。
フォルクローレは、東京在住時に駅前などで、ペルー人たちのバンドが演奏しているのをよく見た。
仕事帰りのサラリーマンたちが、ネクタイを緩めてビールなどを飲みながら聴いていた。
私もよくベンチに座って聴いていたものだ。
音楽は陽気で元気で楽しいんだけど、何世紀も虐げられてきた先住民たちの悲哀を感じるというか、どこか物悲しいんだよね。
なんか懐かしい感じだし。
やばい、フォルクローレ、はまりそう。
↑
。買った人だけ一緒に写真とれまーす♪