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1ソル=約34円(2005年当時)


 

2005/5/27

カハマルカ

幸運な宿探し

 

朝、チクラヨのホテルの前でシホちゃんとお別れ。

タクシーを拾い、大きいバス会社CIVA社まで行ってもらう。

南米のバスは、大きなバスターミナルがあるのではなく、各バス会社から出発するのだ。
昨日、デジカメで撮ってた時刻表だと、10時45分発のがあるはずだ。

 

 


 

が、CIVA社に着いたら、何と

カハマルカ行きは出ないという!

 

そんなバナナ!

 

 

 

 

「他の会社に行ったら?」と言うので、来たタクシーの運ちゃんに聞いたら、「それならCUMBE社だ!」と言い、えらい遠いCUMBE社に連れて行かれた。
そのCUMBE社では、なんと朝7時出発以降は午後2時発しかないよ、だって!
まだ9時だよ?5時間も待つの?絶対やだ!

 


私は、「ここしかないよ!」って言い張る運ちゃんを説き伏せ、こんな遠いとこではなく、元のバス会社が集まってるところに戻ってもらった。
で、もひとつ会社に行っても、やっぱり同じで、午後2時発のみ。

おかしい。
「ほ~ら見ろ。」って、運ちゃんの目は言ってた。

 


一瞬、5時間まとうか、とも考えたが、デジカメ画像を信じることにして、隣の大きな会社に入ってみたら、ほら!!!!

 

 



やっぱり、あるじゃあああん!

勝ったーーー!
 

 

私は勝ち誇った目でタクシーに戻り、荷物を出した。
運ちゃんは「うそだろ~!」ってかんじで、中に入って自分の目で確認して、「チッ」ってかんじで戻ってきた。

バスで6時間。(しかし、12ソル=360円で6時間も走ってくれるとは…。ありがたい。)

 

しかも景色が素晴らしい!

 

私は左側に乗ってしまったので、なかなかよく見れなかったが、めちゃくちゃ壮大!コンドルは飛んでいくの世界。

同じルートの方、右側に乗るようにね!

 

 

 


 

 

途中の昼ごはん休憩の場所も、湖がみえてアンデス山脈が見えて、すごかった。

(すごい、すごいって語彙が乏しくてスイマセン)

 

 

6時間後、インカ温泉の街カハマルカに到着。
インカ帝国最後の皇帝が、ここに入っていたときにスペイン征服軍に捕らえられたという逸話のある由緒正しき温泉。

 

 

ストライキの道中の疲れがまだ残っているのに、バスで長時間揺られるのを選んだのも、この温泉をひときわ堪能するために自分をいぢめてみたのだ。腰なんか、もうメリメリ♪

気持ちいいだろうなあ~!わくわくだ♪

 

 

 

 

この温泉には宿泊施設もあるのだが、何と23ドル(トリプルのみ)もするう~!むりむり。
ホテルは街にして、2日ほど通いたい。
もし、ホテルで2人仲間ができたら温泉に一緒に泊まってもらおうっと。
そして、次の目的地トルヒーヨへの出発時間を確認しておこうとロビーに行く。

 

 


 

 

時間をメモをしてたら、身なりのいいペルー人紳士が話しかけてきた。
どこに泊まるか決めてるか、と言うので、もちろん安ければ安いほど良い。ということで、「オスタルペルー」が25ソルで一番安いのでそこにしようと思ってる、って言ったら、自分が泊まってるホテルにおいでと言う。同じ25ソルですごくBueno(良い)だそうだ。

 

 

とりあえず見るだけ見て、気に入らなかったら「オスタルペルー」に行けばよい、と言うので、タクシー代をシェアして街中に向かった。
彼は日本語も少しできて、日本が好きなのだそうだ。

 


そのホテルを見たのだが、「え、私、入っていいの?」って感じのハイソっぽいホテル!
彼は、ここに1ヶ月以上泊まっているお得意さんみたい。
ホテルの人の対応もVIP風。

 

 

 


そして、実はこのホテル、一泊75ソルなのだが、僕の紹介だから25ソルでいいよ。って言うのだ!
ホテルの人も、「うんうん」て感じでうなづいてる!

 

半額以下?あやしい~!

 

私はしつこく

「ソルですよね!ドルじゃないですよね!25ですよね!(指折って)」

 


って確認。でもやっぱり、25ソルでいいみたい。

部屋なんかベッドが3つもあって、バストイレTV付!
ひゃ~!感動!人の好意には甘えてみるもんだなあ!
(しかし、最後まで気が抜けない。なにかどんでん返しがあるのでは??)

 

 

ともあれ、この紳士といい、ピウラからの道中アイスをくれたおじさんとか、バックパックを持ってくれたエンジニアの人たちとか、まだ良いペルー人しか会ってないよ。

もしくは、やっぱりいい人が多いのか?

てっきり、みんなにぼったくられ、だまされると思っていたのに。

 

 

 

おそるべし、中国人

 

しかし、アンデスの山奥の山奥だけあって、物が高いな~!
2リットルのミネラルウォーターが4ソルだって!

街の約2.5倍である。

 

 

また、こんなアンデスの山奥の山奥にも「CHIFA(チェーン中華料理店)」がしっかりある!
華僑(海外在住の中国人組織)のネットワーク、おそるべし!

 

 

 


南米にいて、とにかく助かるのは至る所に「CHIFA」があることだ。ひとつの街に必ずひとつはある。
南米ごはんはワンパターンなので、アジアごはんをどこでも安く食べられるのは助かる。
白菜が食べられるのが、ほんとに嬉しい。
また、量が半端じゃないので(↓)、持ち帰りにして2食分にもなるし。

 

 

皿からあふれそう~。ワンタンついて7ソル。全部チャーハンだけなら5ソル。

 

 

また、どこの「CHIFA」もウェイターやウェイトレスは現地人なのだが、レジは絶対そこの主人。主人以外はレジを触らせないそうだ。

ピウラの「CHIFA」では、オーダーがあるたびにウェイターがレジまで伝えに行っていた。徹底してる。さすが中国人。

 

 




ああ、そうそう。これが言いたかった。
「地球の歩き方~ペルー」のカハマルカにレストラン紹介でこのCHIFAが載ってるのだが…

CHIFAはどこにでもあるんだから
わざわざ貴重なスペース割いて載せるな!


と言いたい。

ただでさえ、4ページしかないのに。カハマルカ。もう。

 

 

 

 

中南米から気になっていたのだが、この「歩き方」。各街の地図に、必要なものがなくて、要らない情報が多い!
絶対、全部にメルカド(市場)は入れてよね~。

自炊パッカーにメルカドは命なんだからー。

ご飯だって、メルカドの中の食堂だと、安くて新鮮なものが食べられるんだし。

 

例えばこんなの↓

 

 

揚げ魚定食。ふかしいもついて、2ソル!

 


ちなみに、カハマルカのメルカド、「歩き方」には載ってないけど、その「CHIFA」のまん前に入り口ありますので、ご参考に!

 

メルカドで席が空くのを待つ私

 
 

 

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注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。

 

 
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