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★1ペソ=約10円(当時)


 

2005/3/7

オアハカ

「死者の町」というと、なんか怖い街みたいだが、そうではなく、メキシコでは11月に日本のお盆のような祭り「死者の日」が開かれることで有名。
とくにこの街オアハカはそのメッカというべき街なのだ。
街中がガイコツの仮装をしたひとであふれ、陽気に歌い踊り、墓地では霊と食事をしたり、お祈りがあったり。

 

 

 

なのでできればその時期に来たかったなあ。
「死」というものを、恐怖とかではなく、身近なものとして受け止め、笑いにかえる。そんな街オアハカ。

 


メキシコシティからバスで7時間。
バスはもちろん1等を選択。1等バスは2等バスと違い、途中で止まらずにダイレクトに目的地に行くので強盗などが乗り込みにくいので安全なのだ。
少々料金が高いのは安全代と思おう。※料金は362ペソ(約3600円)。
席もゆったりひろくてバスは非常に快適。さすが一等バス。

 

エアコン付き!テレビ付き!

 

コーヒー無料!トイレ別!

 

 

宿はデンマーク人経営のユースホステル。
予約はしてないけど直接行ってみたら、たっぷり空きがあったのでドミに入れてもらった。
ロビーもいい感じで、洋楽がずっとクラブ風に流れてていい感じ。

日本人、ていうかアジア人は私だけだった。

 

 

 

初教会!

 

翌日は早速街歩き。
あ、その前に午前中は大変だったんだから~パンチ!


※食事中の方はあとでお読みください。



この話です


中南米はトイレの使用後のペーパーは流さずゴミ箱へ捨てる、というのはアミーゴでも一緒だったのでいい。

今朝大変だったのは、誰かが入った後にすぐ入ったら、水がほとんどたまってないので、使用後、全然流れないのだ!

2、3分待って流しても全然水が来ない。

タンクには、チロチロとしかたまっていかないので、結局30分近くトイレの中で奮闘してた私。
もう2度と朝のトイレラッシュ時に、ウン・・・以下自粛。

 

 

 

貴重な時間をトイレで過ごした無駄をとりかえすべく午後はずっと歩きどおしで観光。
まずはまっさきにサントドミンゴ教会へ。

 



1世紀かけられて作られたと言うこの教会。

すごく見たかったのは天井一杯に広がる彫刻「生命の木」である。

サントドミンゴを中心とした聖者の相関図でもあるらしい。

 

 

天井びっしり!圧巻!

 

 

街はもちろん「死の街」だけに、カラベラ(骸骨)だらけ!楽しい~~!
全部、牛の角で作っているらしい。
土産物屋ももちろんカラベラだらけで、入り口もすべてカラベラだらけ。

 

 

「ナイトメアービフォークリスマス」の世界だった。

やっぱいつかチャンスがあれば、死者の日に来てみたい!

 



しかしインディヘナ(先住民)の女性のコスチュームは、乙女チックでかわゆい。髪はみつあみだし。

 



さて昼と晩御飯をかねて、オアハカはチーズで有名なので目に入った食堂でチーズ料理を頼む。

 



トルティーヤで巻いた野菜や肉をトマトスープで煮込んであり、オアハカチーズでトロリ。満足~。
市場などでは、チーズを毛糸みたいにぐるぐる巻きにして売ってるそうだ。

 

あ、そうそう。宿にネコがいたよ。

久々にネコさわって、こちらも満足~。

 

 

遺跡巡り!

 

オアハカ近辺には遺跡がふたつあって、「ミトラ遺跡」と「モンテアルバン」。
昨日は、最初にミトラ遺跡に行ってきた。
古代アステカ人はモンテアルバンを捨ててミトラに移ったので、見るべき順番は前後してるけどね。

 


ローカルバスに乗って1時間半かけてミトラまで行く。

中は現地の人だけで私だけ浮いてる。
ほんとメキシコのバス、音楽をガンガンガンガン大音量でかけるのはほんとやめてほしいよ。

 

もうすぐ遺跡ですよ、の標識
 

 

そうそう。バスの中では、あるインディヘナのおばあちゃんが席を開けてくれて座らせてくれ、ミトラに着いたら指さして教えてくれ、「ついて来な」って言わんばかりにアゴをしゃくってくれて、途中まで連れて行ってくれた。
ぜんぶ無言だったけど、なんかあったかかった・・・。

 

 

去っていく後ろ姿に「グラシアス(ありがとう)」と叫びました。
 

 

遺跡自体はすぐ見終わる広さなんだけど、いやー、モザイク彫刻が素晴らしかった。

これが西暦100年ごろに作られていたとは…!

 

 

「生命の石柱」抱きついて、残りの長さで寿命を図る。短いほど長寿

 

見事なモザイク!超アート!

 

 

ここではついにはじめての民族シャツを買ってしまった。

可愛くてつい。

 

150ペソを90ペソに値切る。
 

 

しかし店のおじちゃんが以前東洋人からマッサージを受けたことがあるらしく、またその快感が忘れられないらしく

「マッサージを10分してくれたら70ペソにしてやる。」

としつこかったが、私は遺跡をみて疲れていたので「できない。」と断り続けた。誰だよ、したの。

 

 

そして次の日行ったモンテアルバン。

宿に私以外のアジア人(日本人)の子がはじめて来たので一緒に来たよ。

 

中央に位置する祭礼センター「大神殿」

 

 

「踊る人々のピラミッド」。噴出す血が表現してあるため拷問を意味するとも言われる

 
 
遺跡は、すんごい郊外にあってだれもいないし、なんか怖かった。
しかし、この遺跡のど真ん中で、メキシコシティの宿で一緒だった自転車で旅してる男子に偶然会った!!すっごー!

 

物思いにふけ・・じゃなくて疲れてるだけ
 

 

さあ、次はサンクリストバル・デ・ラスカサス。

地名かっこいい。
あ~なんか旅っぽくなってきたぞ~!

 

宿のイキなおばちゃん

 

Magic Hostel マジックホステル


Fiallo 305 ドミトリー1泊60ペソ。
※ソカロからゲレーロ通りを2ブロック東へ行き右手。ドアの左にある柱のベルを鳴らす。

◎デンマーク人経営のせいか、客はほとんどが欧米人。内装はカワイイ!が非常にキッチンがしょぼく汚い。使えない。内装分キッチンにかければいいのに、と思った。夜11時ごろまで音楽流すのはちょいやめてほしい。でもいい感じ。

 

 

 

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注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。

 

 
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