ここ無元塾では"中心帰納"や"腰廻り"について、昔ながらの稽古方法の禁をを冒して、分解、分析して来ました。
それは本来であれば、全体の質感を感じるままに技を受け、またその質感をどのようにしたら表現できるかを、試行錯誤を繰り返すということが昔ながらのやり方なのでしょうが、
それだけでは飽き足らず、中心帰納に関連すると思われるボディーワークや、意識の置き所や、イメージの使い方などを使って、弁証法的に、その人なりの気付きが起こるように組み立てていく、システムを構築して来ました。
そうしていくうちに私自身も気づくことがあり、今現在では、ある程度きっとこういうことだろうという結論的なところで、稽古をしているわけです。
おそらく、1年前なんかにに来られていた方が久しぶりに稽古にこられたら、稽古の内容がかなり変わっていると思われるに違いありません。
確かに今思うとこの数年、半年くらい毎に、稽古内容が変化しているのです。
今回の北海道の講習会は、そういう蓄積して来た気付きを、出来るだけご理解いただけるように、さまざまなボディーワークをとり混ぜて、お伝えして来ました。^_^
参加された方々はきっと日常の中で、現在やってらっしゃる武道の中で、どのように活かすのか、これから試行錯誤されると思います。
初心を思い出すために、成田先生に会いにいくキッカケとなった動画を貼りました。
いまだに明確に記憶に残っている成田先生のおっしゃっていたこと、技を受けた時の質感を思い出して、稽古を進めていきたいと思います。
そして、北海道の講習会に来ていただいた方々に、
ホテルがなくて、自宅に泊めていただいた森永さんに、
改めて、感謝したします。
ありがとうございました。
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