心の理論? | 母体武道 合気道 無元塾

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成田伝合気道で唱えられた母体武道をさらに洗練させて、武道のみならず、セラピー、ボディワーク、普段の立ち居振る舞いなどの根元となる普遍的なものをお伝えしております。

下の動画の説明にある「心の理論」を考えたとき、
 
武道を習得するには、この動画の中の3歳児の感覚と、5歳児の感覚を
 
それはつまり、
 
今ココに生きる(それは一瞬一瞬の訪れる微細な差異を感じている)感覚と、
 
それだけでなく過去や未来の事柄も理解してより整合的な現在を理解し、相手の気持ちや考え方や状況をわが身に置き換えるような同一的なものを抽出できる思考を、
 
同時並列的に走らせることを意識することがとても大切なんだと思います。
 


 
この表題で言っている、「平等」という表現はイデオロギー的な意味での平等のことを言っているのではなく、人それぞれ個体的に違うものだということを認めるという単純な意味のことで、
 
ほかの動画では、犬や猫は我々人間を、人間と一括りでは見ておらず、それぞれが違う動物のように認識しているという、、そういうようなことを養老先生はおっしゃっているのです。
 
それを一括りで見ることが出来るということが、抽象的な思考であり、概念化であり、自分という意識が確立し、他との関係性を理解し、他との差異と、同一性も理解できるようになる、、、
 
チンパンジーと比較して、4歳頃から急に人間の成長が促進するというのが、このことであり、それが人間たる所以なのだということです。
 
4年前にこの動画は見ていませんでしたが、
 
何となく、同じようなことを言っているブログ記事を発見しました。
 
それは、下記記事にでてくる荒巻さんが、
 
養老先生の生徒だったことから、その差異と同一性について
 
よく聞かされていたからだと思うのですが、
 

なんか不思議です。
 
 
 
 
 
コロナ禍でこの1年強、顔を見ていない方々のことを思い出した次第です。


そろそろ、成田先生にあることを報告に行かなければと思う今日この頃です。


 \(^o^)/