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MUGENな日々

音楽の紹介や舞台の事、僕の日常を記録的に綴りたいとおもいます

劇場に入る為の「準備」に追われていた日々であった。

腰を家に落ち着けては居られるので、
忙しくて堪らないという事ではないのだけれども、やる事がたくさんあった。


効果音の微妙な調整や
(1秒だけ、AにBが入るタイミングをズラすとか)

一つ一つの音のレベルを、劇場に入ってからたんまりとチェックしている時間は何処の団体でもおおよそ無いので
(これが何故なのかは、よく解らない。皆、すぐ出来るモノだと思っているのだろうか)
(まぁ、出来なくはないけど、真髄をついた絶妙なバランスを創るには、感覚を掴む時間が必要なんだ)


照明さんだって灯体を吊ったら終わりでは無くて、
シュート(光の向きを調整したり)する時間が必要な様に。

音には音で、その空間や機材の在り方によって、調整しなくては良いモノは出来ないんだ。


だから僕は時間が無い中で、まぁ、自分の感覚で本番までに出来上がる様にしている。

そのベースを前もって作っておく為に、小屋入り前に、自宅でおおよそのレベルはとっておく。

みんなもそうしているのだろうか?どうなのだろうか?

全く他の同業の人と逢わないポジションなので、そこのところは分からない。

でもまぁ、人は人、自分は自分なので、ぼくは自分の仕事の流儀で創っていく。



そして、昨日は劇場に入った。

まず何よりもセットがいつも大掛かりなモノなので、組みあがるまでに時間がかかる。

今回は照明さんも色々とネタがある様で、大変そうだ。


ぼくはぼくで、仕込んでいる最中に申し訳ないけれど

スピーカーバランスと、自分でとってきたレベルがおおよそ合っているか、その辺りだけ確認する。

全体のレベルはとってあるので、まぁ、10ある内6ぐらいから始める感じといったら良いだろう。
(要するに、家でレベルをとっていないと、ここが0から始めなくてはいけない訳だ)


そして、仕込みとサウンドチェックが終わったので

あとは「※場当たり」に入るまでぼくは待機するのみなので
(※音・照明のきっかけ、役者の立ち位置などを確認していく作業)

一足先に初日は失礼して帰宅。


帰り際

先日買った、細野さんの「分福茶釜」も「江戸しぐさ」も読み終わってしまったので
(とても面白かった)

新しい本を求めて寄り道。



「ポケットに仏さまを」著:ひろさちや



湯川 潮音「tide&echo」(2002)

など購入。


やっぱり湯川さんの声は素敵だ。


あと、ぼくはなんの宗派でも無いけれど

仏教やキリスト教の考え方を学ぶのは好きだ。
(人に教えられるのはハッキリいってどうでもいい。自分から学ぶのが好きなだけ。そこが一番大事だと思う)

いくつか仏教に関する本は読んだけれど、これもまた面白い見解だ。

人や世代によって、その伝え方・言葉のニュアンスも違うのが面白い。

どれも素敵な考えだとは思う。


さて、ヤフオクで必要としていた機材も無事に届いたし

あとは公演に集中して、無事に幕を上げて下ろすだけだ。


次の作品についても、ほんの少しだけ考え始めよう。
水曜・木曜と、舞台の稽古であった。

今関わっているのは、昔からの知り合いで
なんだかんだで、9~10年ぐらいの顔見知りの仲である。

実際にぼくが仕事として関わるのは去年と、今年の2回目だけど。
(それまでは、ぼくの友人が劇団に所属している様な形で、担当をしていたから)
(しかし、仕事が忙しかったり、色々とあって抜けてしまったので、ぼくに声がかかったんだ)

しかし、皆社会人である上
プロを目指してやっている訳ではないので、どうしても段取りが悪い時間というときがある。
(お芝居は出来ない訳じゃないんだ)

なんというか、主導権を持って仕切る人が居ないからというのがある。

だからぼくは、時折口を出す。

それがまぁ、段取りの展開であれば問題ないのだけれども

お芝居の中身についてまで口を出すと、
劇団員は問題ないのだけれども、客演の人は困ってしまう所もある訳である。

しかしそこはぼくの仕事にも関係してくる重要な部分だからこそ口を出すのであって
関係ない所だったら別に口を挟むつもりはないのだ。
(あとは、別にプライベートでその人がどんな人であろうとその人の自由だし)


だからプライベートと仕事のスイッチの違いによって
だいぶ僕の行動展開は違うし、顔も違うのだ。

ましてや、昔からの知り合いだからこそ、厳しくしている部分がある。
(まぁ、実際はまだまだ甘甘ちゃんなレベルだけど)
(そんなにピリピリしてやっていても面白くないしね)

わざとイライラしているふりをするのだ。

ぼくは昔からの顔見知りであるけれど、一スタッフとして、仕事をしに行っているのだ。

だから一お客さんとしての目線と、クリエイターとしての目線の二つからモノを言う。

そこがイマイチ理解出来ない人も居るので、そんな時は困ってしまう。

まぁ、創作はそんなぶつかり合いで出来上がっていくこともあるさ。

隕石がぶつかりあって一つになって惑星が出来たりした様に。


ぼくは仕事をする上で、自分がそうしたいからそうするのではなくて

色んな人の関係性や、物語の展開、実際に稽古のビデオを見て
そうした方が良いなと感じたから最終的な形がそうなった、そうしたのであって

そのあたりに気づいて欲しいなと思いながら、去年・今年と関わっている。


特に社会人であれば、尚その辺りは気を使えるのではないかと。
(まぁ、会社から解放されて、自由に仲間とやっている時間だからこそユルユルしてしまうというのも解る。)
(だから実はとっても複雑な気持ちで見守っているんだ)

でもそれはそれ、これはこれ。なので

自分の仕事に対してまで緩める必要性はないので、僕は口を出す。

そして役者は、時に自己満悦を優先する事が多い人が多いので困りものだ。

別にこれは愚痴ではなくて、一つの記録として書いている。



そんな感じで、とりあえずはなんとか正式な稽古は終わり

最後の通しとなるモノも行われたので
(一人、急遽体調不良で参加出来なかったので、結局一度も全員揃った事が無かったのだけが残念だけど)

今日はそのビデオを見ながら改善点は無いか探し、あとは小屋入りに向けて作業していく。


作品の方は、悪くはないと思う。
(言っていたのは段取りが悪い時があるという話なだけで)

きっと。
(これはまだ、自分で客観的にビデオを見直してみないと断言は出来ないが)

何はともかく、今年はやる事がたくさん!!なので(僕しかり、舞台上でのきっかけも)

うまく劇場で物事が進んでくれる事を願いながら
(僕がまた少しばかり角を出さなくても済みますように)


さて!作業をしようかなと思ったら

わが家の隣に家が建つ事になったのは随分前から知っていたのだが
(購入者なし、土地を放置してるよりはとりあえず建てるらしい・・・)

それが今日から本格的に建設作業が始まって、朝から騒音で悩まされている。。。。


休憩時間などは、稽古前にブックオフで入手した


細野晴臣『分福茶釜』(2008)



『江戸しぐさ』著:和城伊勢



など読もうと思っていたのに、、、この騒音では集中出来ないや。。。

まぁ、夜になれば静かになるので、それまでは我慢する事にしよう。
しばらく休んでいたこのブログを、再開しようかと思う今日この頃。


今年は、これからの生活に向けて「自分を改めて見つめる」というのが一つのテーマで

別に何かに悩んでいるという訳じゃあないけれど

そんな時間が必要だと感じたので

じっくりと生活をしながら、今の自分自身・これからの自分を考え・感じていたのです。

(まぁ、ゴールデンウィーウ以降はちょっと忙しかったというのもあるけれど)

そろそろ掴みたかったモノが解ったので、終わりかなと。


どのペースで復活するかは、やってみなくちゃ自分でも分からないけど

記録をつけるという意味で、一日一日を大事に暮らすという意味で

再び復活しようかと思うんだ。