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新興株の指値買いルールについて、各指標に着目した損益の傾向を分析していきます。

 

今回は当日時点の株価を用いた条件を使用します。

 

株価はこれまで解説してきた指標とは少し意味合いや性質が異なりますが、ここでは一つの指標として売買条件に用います。

 

出来高は、新興株の指値買いルールにおいても勝率・損益率に大きな変化を与えます。

 

株価が一つ大きな損益に関係しているのが制限値幅と呼値の単位です。

 

制限値幅は株価が小さい低位株のほうが、比率で見た場合の1日の変動幅が大きくなります。例えば、100円の株価だと制限値幅が50円なので1日で50%もの変動を起こします。

また、呼値も幅が大きくなると値段の動きが大きくなります。

 

なお、結果を見る時の注意点として、ソフト側の仕様で若干損益が変わる場合があります。

これは指値ルールの同値約定の取り扱いの影響があるからです。

 

今回、検証に使用している『システムトレードの達人』では、指値が当日の安値に一致した場合もすべて約定したものとみなされます。しかし、低位株だと指値=当日安値となった場合に約定しない(あるいは一部約定となる)ケースが一定の割合出ます。よってややこの仕様は株価が低くなるほど平均損益が実際の数値よりも大きく算出されるケースがあります。

 

このあたりも注意して観察すると良いでしょう。

 

さて、今回は当日の株価を基準に以下のように分割し、損益など各データをチェックしていきます。

・株価10000円以上~

・株価1000円以上~10000円未満

・株価500円以上~1000円未満

・株価100円以上~500円未満

・株価100円未満

 

 こういった統計データを使って傾向をみる目的としては、当日の個別株の“特定の条件“によって、翌日のトレード銘柄の損益がどのようになりそうかをある程度見立て予測することです。

 

例えば当日の日足の形とか、様々なテクニカル指標の数字からトレード銘柄が上がるか下がるか、利益になりやすいか・なりにくいのか、ある程度判断することが出来ます。

 

これは身近な例としては天気予測みたいなものです。雲が多いから明日は雨の確率が高い、とか気温が〇〇度以上だから晴れの確率が高いといったことと似ています。

 

そして、こういった予測は、翌日利益が出そうだからエントリーを狙うべきなのか、逆に損失になりそうだからエントリーを見送るなどトレードプランの設定に役立ち、トレードの成績向上に活かすことが出来ると思います。

 

使用する売買ルールは指値買いルールで、当日の条件を元に翌日の指値-6%で買い、引けで売った場合の検証結果をもとに分析を行います。

 

対称銘柄

・新興個別株全銘柄(マザーズ・JASDAQ(旧ヘラクレス)・東証2部・名証の全銘柄)

・当日及び過去30日間の平均売買代金が1億円以上

※仕掛け金額は100万円とする

※手数料は0円とする

 

買い条件

・当日ベースの株価の各範囲に合わせて条件を設定

・翌日指値(終値-6%)で買い

 

売り条件

当日の引けで成行売り

 

検証期間

2000/1/1~2017/6/15まで

 

では結果を見ていきます。

 

平均損益の分布を観察すると、

平均損益が最も高いのは株価100円未満で1%と平均値の約5倍となります。

 

平均損益が最も低いのは株価100円以上~500円未満で、平均損益は-0.05%と平均値を大きく下回り、マイナスとなります。

 

平均利益・損失は株価が100円未満の場合が特出して高く、ともに5%を超える率となっています。そのほかはやや横並びといったところです。

 

すなわち100円以上の平均損益が高い理由は一つ制限値幅からくる、ボラティリティの高さに

あると考えられます。また、使用上の同値約定の上乗せも多少あるのでしょう。

 

少し気になるのが100円~500円の平均損益がマイナスになっている点です。

こちらはグラフも確認してみましょう。

 

次にグラフを確認します。

・株価10000円以上~

 

・株価1000円以上~10000円未満

 

・株価500円以上~1000円未満

 

・株価100円以上~500円未満

 

・株価100円未満

 

 

ステージごと(3~5年の相場の節目ごと)に分割し、それぞれの期間で見てみましょう。

 

・株価10000円以上~

 (左から1、3番目の緑線は下落ステージ、2、5番目の赤線は上昇ステージ、4番目の黄線はボックスステージ)

 

この条件では、平均損益は0.15%と平均値より少し小さいですが、株価の影響はあまりないといえるでしょう。

 

なお、直近のグラフが平坦になっていますが、最近は売買単位を100株に統一する方針が証券取引所で進められており、銘柄が10000円を超えるような銘柄の割合が少なくなってきてきて、そもそもトレード回数が少なくなっていることが要因としてあります。


・株価1000円以上~10000円未満

 (左から1、3番目の緑線は下落ステージ、2、5番目の赤線は上昇ステージ、4番目の黄線はボックスステージ)

 

この条件では、平均損益は0.22%と平均値値を少し上回る結果となりました。すべてのステージでグラフは右肩上がりとなります。仕掛けには向いているといえるでしょう。

 

・株価500円以上~1000円未満

 

 (左から1、3番目の緑線は下落ステージ、2、5番目の赤線は上昇ステージ、4番目の黄線はボックスステージ)

 

この条件では、平均損益は0.13%と平均値少し平均値を下回りました。なお、大半のステージでグラフは右肩上がり、または横ばいとなり、特に上昇ステージは良い数値を出しています。トレンドが良いときはねらい目かもしれません。

 

・株価100円以上~500円未満

 

 (左から1、3番目の緑線は下落ステージ、2、5番目の赤線は上昇ステージ、4番目の黄線はボックスステージ)

 

この条件では、損益が安定せずバラついた結果となりました。上昇ステージでの損益は悪くはありませんが、下落ステージとボックスステージの悪さが目立ちます。低位株と呼ばれることあたりの株価はやや注意したほうが良いでしょう。

 

 

・株価100円未満

 (左から1、3番目の緑線は下落ステージ、2、5番目の赤線は上昇ステージ、4番目の黄線はボックスステージ)

 

この条件では、平均損益は1%と平均値値を大きく上回る結果となりました。すべてのステージでグラフは右肩上がりとなります。仕掛けには向いているといえるでしょう。

 

参考・指値買い(平均値)のグラフ

 

<新興指値買いルール(株価の高低)の傾向のまとめ>

・株価がトレードの損益に与える要因として、値幅制限と呼値の影響がある。

・ソフトの仕様により、指値=当日安値の取り扱いが変わるので、損益に誤差が生じる。指値の場合は株価が低いほうが成績が良くなるケースが多い。

・株価により若干成績が変化することがあるので株価にも着目すると良い。

 

今回は株価の分析を取り上げました。

 

なお、今回は指値のルールによって、多少成績の違いがあることを確認しましたが、戦略や市場によっても株価により損益が変わってくることがあります。

一度、細かく調べてみて損益が変わる理由などを調査してみるとルールの改善につながるかもしれません。

 

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