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実践投資家から学ぶ、実践トレーダーへの道

実践投資家(トレーダー)から学びつづけて早10年、はたして自立したトレーダーになることが出来るのか!?(を身を挺して検証中・笑)実践トレーダー夢幻のブログです。

2020相場を振り返る

 

 

 

 

コロナショックで良い意味でも悪い意味でも大きく動いた年でした。


コロナ関連で材料も多く、

・ワクチンを始めとしたバイオ関連
・テレワークを始めとしたIT関連企業
・マスクや消毒液などの医療用製品、また医療関係
・飲食業界、イベント業界
・航空・ホテルなど旅行業界


などなど、材料の1つ1つが今後の業績にどれだけの影響を与えるかが

未知のウイルスに影響される事から不確定要素が多かったことも相まって過熱感があったように感じます。


『強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく』


この相場格言で言えば、悲観と懐疑が”人類の生命の危機に関わる”ものであったため、

恐怖がより強気相場を加速させた気がします。


また、給付金や今後の生活を不安視し、投資を始める志向も高まり、新しい相場参加者も急増したようです。


これらの要因から、個別銘柄のボラティリティが例年以上に高まり、大きな利益をもたらす事も多ければ、

大きな損失を出す事も多かったように感じます。

月次の振り返りですが以下の通りとなりました。(税金考慮しない純粋なパフォーマンス)

1月 -33.9%(-33.9%)
2月 +17.2%(-20.7%)
3月 +26.3%(-2.1%)
4月  +5.3%(+3.1%)
5月  +4.9%(+8.2%)
6月 +40.9%(+52.5%)
7月 +18.4%(+80.6%)
8月  +8.5%(+96.0%)
9月  +5.1%(+106.1%)
10月 +28.2%(+164.2)
11月  +1.6%(+168.6)
12月 +22.5%(+229..2%)


税前複利229.2%

税前単利154.2%

税引き後単利122.9%


終わってみれば一年の半分(6か月)が2桁利益と大きく利益の出た一年となりました。

しかしながら、ピンチとチャンスは表裏一体というのもまた真理で、年間の損益としては過去最高を大幅に更新出来たので、やはりこの恐怖と折り合いをつけて運用し続けられたことが成果につながった事と思います。


ベテラントレーダーであっても非常にストレスを抱えながらの運用を強いられた方も多かったかもしれませんね。

 

〇暴落相場が明暗を分けた一年

 

特に、1~3月のコロナショックの立ち回りが明暗を分けたそうですが、いつも課題とされるのはリスクを取りすぎている方が多い事です。

 

個人的に思うのは、バックテストでも20年程度の期間しかなく、年一の暴落でも平均20回ですから、十分な平均化が出来ていません。

私は少なくても事象を見極めるのに100回は欲しいので100年分のデータは欲しいです。

 

今年会ったようなコロナショック、リーマンショックという10年レベルの暴落であれば平均化するのに1000年分ぐらいはデータが必要だと思います。

 

こうした背景を考えずに、20年分も検証したからそのDD最大値から逆算したリスクを取ると運用が厳しくなってしまうわけです。

 

当然、バックテストの20年に最大レベルの暴落が含まれている可能性は低い反面、フォーワードの20年でそれを食らう可能性も低いわけではありますが、おそらく次の20年で更新してくる確率は5割~7割ぐらいはあるでしょうね。

 

個人的には、暴落を無理に取りに行く必要はないんじゃないかと思ってます。

私の戦略自体、通常時にリターンを狙いに行き、暴落時はトントンで十分と思っていますしそれでも十分なパフォーマンスは出せると思います。

 

立ち回りを多少ミスっても、クリティカルヒットを食らわない限り、

シストレ勢の優位はまだまだ続くでしょうね。

 

〇ファンダ勢にはいつか淘汰の時期が訪れる

 

いつかは分からないですが、目先5年以内にファンダ勢の淘汰の時期が来ると思います。

 

2016年、2018年という局所的に下げ相場はありましたが、長期的な下落相場はかれこれ10年近く来ていません。

10年選手ですら、まともな下落相場を体験していないのです。

 

これに対し、シストレ勢は下落相場を十分にバックテストしているトレード戦略を持っているのは絶対的な優位性です。

(ただし、フォーワードで機能するかは人それぞれでやってみないとわからないでしょうw)

 

しかし、ファンダ勢は投資経験=フォーワード期間であり、上昇トレンドが継続する間は引き続き、利益を出せる可能性は高いですが、

一たび下落相場になれば、大半が資産をすり減らして行くものと思います。

 

個人的に思うのは、ファンダ投資家も企業分析に優れている方はいますが、こと相場の本質を理解している投資家タイプは非常に少ないように感じます。

 

ファンダ勢でバックテストしている賢明な投資家ほとんどいないように感じますがどうなるでしょうか。

マザーズはやや下落トレンドに入っているため、来年すぐ来る可能性もあります。

 

 

〇2020年の反省

 

2020の反省はコロナ自粛でマラソン大会が軒並み中止となり、運動を辞めてしまったことです。

そのため、大幅にエネルギーが落ち、活力の無い無気力な日々が続きました。

運用だけは上手くいっていたので運が良かったです。

 

最近は、自宅でスイッチのリングフィットアドベンチャーやフィットボクシング2をやっているんですが、30分程度しっかり体を動かすだけでも集中力が全く違いますし、眠気なども出にくくなってます。1度やると効果は2日ぐらい続くので、やはり週3ぐらいの運動は最低限やっていこうと思います。

 

モチベーションを保つためにも

①しっかり運動する習慣を持つ

②いろいろな投資家・トレーダーと交流する

③相場本を沢山読みインプットを増やす

 

事を来年はやっていきます。


では、皆様!

来年もまたこの戦場で会おう!( ゚Д゚)

よいお年をお迎え下さい(^^)/

2020年12月31日 夢幻