みなさん、こんにちは。

じゅらいです。( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾

 

無断転載やコピーなどはご遠慮下さい。

 

本日は、

本当にあった怖い話をお送り致します。

 

実際には、

じゅらいが依頼主からもらった写真を見ながら

依頼主のお話を聞いて、

問題解決へとつながるように考えて、

遠隔操作と依頼主様の努力と行動の結果、

霊現象が治った。というようなお話です。

 

しかし、そのまま書いても面白みに欠けるのと、

なによりプライバシーの問題から…

エンターテイメント的な要素を付けたして

実話50%、フィクション50%でお届けします。

 

シルエットは、イラストACより拝借。

なかなかいい感じになったかと思います😁

 

作者がアホなノリが好きなので、

途中遊んでいますが…お許し下さい。

 

꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖

 

【登場人物】

 

いつき……少年。心霊現象の問題に挑む!

(いつき=じゅらいのフィクション版)

 

無名………依頼主さん。匿名希望。

※性格などは、フィクション部分が多いです。

 

モリオン老師……モリオンの精霊。おじいちゃん。

鑑別によると『ケアンゴーム(カンゴーム)

に近く評価されるもの。

しかし、浄化のプロでとても頼りになる存在。

実は……他にわたしが持っている、

正真正銘のモリオン(鑑別者付き)よりも、

浄化能力に優れているようです。

 

能力は、石によって様々だと思います。

 

(このモリオンに関しては、

本物!?ニセモノ? こちらの記事にて、

 

鑑別結果とモリオン本体が記載しております)

 

 

本編の前に、

前回のお話

 

 

 

①から読むのが大変!という方のために

簡単に、おさらいしましょう。

※解決策については、本編を読んで下さい。

 

【これまでのあらすじ】

 

心霊現象の原因が何か?

それをつきとめる少年探偵いつき。

彼は、とある家に住む主婦から、

霊現象についての悩みを聞く。

彼女は実の妹から恨まれているから、

生霊が自分についているのではないか?

と怖がっていた。

そして、その家の玄関の階段は…

『霊の通り道』だといわれたもので…。

いつきは、原因を調べることにした。

ひととおり原因が分かり、

解決策も出たところに、また新たなる問題が!?

さあ、どうする!? いつき!!

 

꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖

 

それでは、本編スタート!!

 

꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖

 

夜8時。依頼主、無名さんのお宅。

ワォ〜〜〜ン(近所の犬の遠吠え)

 

※イラストはイメージです。

イラスト yosei

 

いつき

『幽霊なんて、こわくない〜♫

こわくない〜♫  こわくない〜♫』

 

いつきは、歌いながら、

表の玄関の階段をのぼり始めた。

 

無名

『さっきから、ガタガタふるえているけど…

あなた、大丈夫なの?💦』

 

いつき

『は…ははは…(空笑)

だ、だいじょ…イタッ!』

(ガタガタと歯が震えたために舌を噛んだ)

 

モリオン老師

『バカじゃのう。

自分の舌を噛みおってからに…💧』

 

無名

『ごめんなさいね…。こんな依頼をして…。

本業は学生さんなのでしょう?』

 

いつき

『ええ。まあ、その…。えへへっ(苦笑い)』

 

無名

『あの…。一つ、聞いても良いですか?

そんなに怖がりなのに…どうして……?』

 

いつき

『僕は困っている人がいると…

なんとかしてあげたくなるんです。

自分自身が…その、とても怖がりだから…。

小さい頃なんて、もっと怖がりで…。

だから……その……!

僕は、自分に打ち勝ちたい!!

だから、依頼を受けているんですよ。

自分自身の『臆病』と戦うために!

同じように、『臆病』な方達も、

この苦難を乗り越えられるように!!』

 

無名『ありがとう(にっこり)』

 

『霊の通り道』と呼ばれた玄関の階段を上がり、

扉を開けると、少し歳をとった女の人が、

いつきを迎えてくれた。

 

無名母

『いらっしゃいませ。娘から話を聞いています』

 

無名『こちら、私の母です』

 

いつき『よろしくお願い致します』

 

※実際には家にまでは出かけていないため

お母様にはお会いしていません。

 
無名母
『この廊下なのですが……』

 

※イラストはイメージです。

イラスト みんちりえ

 

 

 

いつき
『……ッ!! なんだろ、寒気が!!』
 
無名『なにか、感じますか?』
 
いつき
『……申し訳ないのですが…
怖いもの見たさで、
明かりを消していただけませんか?』
 
パチ!(スイッチの音)
 

イラスト みんちりえ様 

 

 

 

ドン!! ドン!!
  ドン!! ドン!!
 
全員『きゃあああああっ!!』
 
得体の知れない何かが扉を叩いていました。
目には見えないけれど、確かに居たのです。
 
モリオン老師
『しっかりせい!ほら、電気を付けなさい!』
 
パチ!(スイッチの音)

 

イラスト みんちりえ

 

いつき
『はぁ……はぁ…(冷汗を流しながら)』
 
無名
『いつきさん!!
居ましたよね!? 見えました?!』
 
いつき
『……僕には……霊が見えない…。
けれど! 確かに居ました!!
ただ…、会話ができそうな感じじゃなかった…』
 
無名母『え? 会話??(きょとん)』
 
いつき
『はい。僕は…毎回ではありませんが…
霊と会話をすることが出来るのです』
 
無名
『なんと言っていたか、分かりますか?』
 
いつき
『……そ、それは……』
 
無名母
『わからなかったのでしょうか?』
 
いつき
『言えません。怖がったら、負けだから…』
 
無名『……でも、知りたかったです…』
 
いつき
『言えるわけないじゃないですか!
『この家を壊してやりたい! 滅ぼしたい!』
だなんて!』
 
無名&母『ッ!!!!(驚愕と戦慄)』
 
いつき
『ッ!! や……やだな…ははは…。
ち、違いますよ…。僕ってば…。
多分……『愛が欲しい』って…。
そう言っていたのだと思います。
僕ってば…ホント、何を言っているんだか。
今のは…その、ジョーダンですよ。ジョーダン。
あははは…(バカみたいな愛想笑いをしながら)』
 
無名
『いやだ…!
ヘンなジョーダンはやめて下さいよ〜💦』
 
いつき
『ご、ごめんなさい(丁寧に頭を下げる)』
 
多分、愛が欲しい。寂しい。
という思いの裏返しで…。
『滅ぼしたい』というのを
聞いてしまったのは事実なのですけれど…💦
家の人達が本気で怖がったりしたら、
それこそ、『終わり』だと思いました。
その思いを払拭しなくてはならないのは確かですから。
 
いつき
『そうだ! アメジスト!!
昼間に見せてくれた、アメジスト。
あれは、この扉の向こうにあるのでしょうか?』
 
無名『いえ。あれは、その扉の反対側です』
 
いつき
『反対側……?
もしかして、この扉の向こうって…
他に天然石があったりしませんか?』
 
無名『え? はい。ありますけれど…』
 
いつき
『そいつらに、会わせて下さい!』
 
しばらく廊下にいると、
ふよふよと色んな思念が飛びかっていて
様々な霊が行き来している感じを受けました。
 
ヒュルルルッ!
と、いつきに近づく霊。
 
いつき
『ッ!! 僕に近づくな!(バシッと手で払う)』
 
無名『……すごい!霊を跳ね除けるなんて!』
 
いつき
『これは、誰にでも出来ることです。
強い意志さえあれば、払うことは簡単だから。
……けれど、こいつらの場合……うわっ!』
 
パシッ!パシッ!と
次々にやってくる霊を払いのける、いつき。
(※実際に感じたもので、払ったのも事実です)
 
いつき
『(目つきがキッと鋭くなり)
お前達の好きにされて、たまるか!!
誰に呼ばれた?
誰がお前たちを呼んだんだ!?』
 
すると、一斉に扉の向こう側を指し示した。
…そのように感じたのです。
 
いつき
『奥……? この扉の向こう側か…!
くっ! 近寄るなっつってンだろ!!
(バシバシ、と霊を払い除けながら)』
 
無名母『ッ!! やっぱり、怖いです!!』
 
震えながらしゃがみ込む、無名さんの母。
そこに、霊達が襲いかかる。
 
いつきは、震える拳をギュッと握り、
深く深呼吸をして、自分の心を落ち着かせると、
強い口調で言葉を発した。
 
いつき
『しりぞけ!! おびえるな!!』
 
ビクッとする、無名さんの母。
霊達は、ピタッと動きを止める。
 
いつき
『こわくない。こわいなんて思わない。
だから、僕は、この先を見よう!!
お前達を呼んでいるものを、この目で確かめよう』
 
ザワザワ…! ザワザワ…!
霊達がどよめく。
 
いつき
『……君たちは、呼ばれただけ。
そうなんだろう?(優しい口調で問いかけながら)』
 
うなずく、霊達。
 
無名母『えっ?! 呼ばれた、だけ…?』
 
いつき
『ええ。
この扉の奥に、コイツらを呼んだ者がいる。
だからこそ、
ここにいる霊達をいくら追い払っても意味がない。
その元凶を突き止めないとね。
少なくても、あなた達ではないのは確かです』
 
無名『……じゃあ、一体、誰が…?』
 
無名母『この奥というと…』
 
無名『私の寝室…!』
 
いつき
『……見せてもらえますか? 寝室を』
 
無名『ええ(頷く)』
 
無名母
『私も一緒に行きます!
娘と貴方と……何かあってはいけないから』
※この辺はフィクションだから笑
 
無名
『もう!お母さん!相手は子供なのよ!』
 
無名母『それでも、心配なのよ〜😅💦』
 
いつき
『ん? 何が心配かよく分かりませんが…
それなら、皆さんで見に行きましょう』
 
無名&無名母『はい』
 
と、いうわけで、寝室へと向かうことに。
次回へ続きます。
 
꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖
 
廊下に多くの霊を呼ぶ元凶とは何か?
 
次回、
モリオン老師と、
モルダバイトでもあり、大気の龍でもある
クラールさんが活躍します。
お楽しみに!!
 
お困りの霊現象などがありましたら、ご相談下さい。
【他力本願のみは、お断り】致します。
ご了承下さいませ。