こむぎ's 洋書レビュー

こむぎ's 洋書レビュー

本と英語好きの"こむぎ"が、洋書を中心に気になった本、お気に入りの一冊についてつれづれなるままに
綴っていきます。

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『TOKYO 図書館紀行』(玄光社MOOK)では、

魅力的な建築や蔵書数だったり、専門性の高い都内の図書館を特集している。


こむぎ's 洋書レビュー-Tokyo図書館


これを読んで、行ってみたいな~と思っていた北区立中央図書館へ行ってみた。


約100年前からある赤レンガ倉庫が改装され、4年ほど前にオープンしたらしい。

中はとっても広くてきれいで、棚がいくつも並んでいた。


館内に人は多いけど、とても静か。自分の足音が気になるくらい。というか、歩いている人が少ない。

棚の脇や間にも、イスやテーブルがいたるところにあって、全て埋まっているわけではなく、ほどよく空いているのが良かった。平日だからかな?

千代田区立図書館では、座る場所を探すのにいつも一苦労しちゃうんだから。


住んでいる町にこんな図書館があったらいいなあと思った。

なにか知りたいと思ったら、すぐに行って、ゆっくりじっくり、文献を探して読みふけることができそう。

2階には絵本を揃えたこども図書館もある。英語や、ハングル、フランス語も。

戦時中、弾丸がつくられていた場所だったとは、ちょっと信じられない。

また秋にでも行こうかな。


近くの板橋区の図書館にも寄ってみた。節電をしているのか、暗い。あまり掃除してなさそうな、におい?

やっぱり新しい施設と比べてしまうと、ものたりない感じだ。

”明るさ”は、自然光や人の雰囲気、内装でもいいから、あってほしい。



図書館めぐり、もっとしてみるぞー!ということで、パート1にしてみました。

今日は本屋さんに行って、本と雑誌を3冊買ってきた。

「伝える力」、「ソトコト」、「WEDGE」。


ただでさえ図書館で借りた本が10冊くらいあるのに、

本屋さんに行くと、やっぱり多くの本たちに魅了される。

買うか迷って、やっぱりやめて、そしてもう一度また別の本屋で見つけて買う。




~図書館と本屋について~


図書館は、素晴らしい公共施設だ。

お金がなくても、読みたい本をさがして必要な情報を得ることができる。まさにみんなのための知識の宝庫。


よく、本屋がなくて、図書館だけでもいいのではないかと考える。

そうすれば大量に本を印刷して紙を消費し、売れない本が捨てられていくというようなもったいないことはなくなる。

たくさんの人に読まれて、やがで古くなり破れるまで一冊一冊が大事にされていく方が、本にとっても、社会にとっても良いと思う。



本屋さんでは、本が知識や情報というだけでなく、モノという別の表情を見せる。

買った一冊は自分のものとなり、何度も読み返すことができる(もしくはインテリアになる)。

小さい書店はどんどん、大きい書店に吸収されているが、私はそれでよいと思う。

沢山あると、より複雑で、非効率的で、ややこしくなる。

少なくても便利な場所に、みんなのための大きな書店があって、そして時折ユニークな本屋があれば、それでいい。



最近気になる「i Pad」。話題だし、面白そうだし、買ってみようかと何度も思った。

今日、本屋で目にした入門書を開いてみた。そして、「やっぱり私には必要ない」と確信に近いものを感じた。

デジタルやケータイの多機能に魅力を感じない私には、

この商品はやがてジャマものとなり、もったいないごみになるだろう。


使いたい人が、使えばいいのだ。

私は今、本が好きなんだ。本


『THE SARTORIALIST』 (Scott Schuman, Penguin Books)


こむぎ's 洋書レビュー-sartorialist 街のおしゃれな人たちのスナップ写真集。パリやミラノ、ニューヨーク、東京などで見つけた素敵なファッションを、各人物とのエピソードを交えながら紹介している。ブランドにこだわらず、それぞれのスタイルでいる人たちを見ると、自分流でいいんだよね~と思う。

ブログでも人気→The Sartorialist

ちなみに私は、紳士で優しい雰囲気のおじいさんに憧れている。いつかおじいちゃんたちの写真集とか作りたい。今やっているマックのCMがいい。おじいちゃんと孫がポテトを食べるシーン。おじいちゃんナイス!




『THE POWER』 (Rhonda Byrne, Atria Books)



こむぎ's 洋書レビュー-power


表紙が魅力的だったザ・シークレットにつづく、ザ・パワーのオリジナル版。

内容はどこを読んでも元気が出て、力が沸いてくる。


なんでも、しっかり(あたかも現実のように)イメージすれば、実現できる…

いつも、感謝の気持ちと、愛を心の中にもって…

そうすると、いろんなものが引き寄せられ、世界が好転してくる。んだって!


今、私は何がしたいのか、、

夢や目標をもう一度じっくり考えて、自分の中の Power を実行していきたいな。



装丁や挿絵もこっていて、とっても素敵。

くわしくは下記ウェブサイトで紹介しています。

http://thesecret.tv/thepower/

『LITTLE PEOPLE IN THE CITY』 (SLINCACHU, BOXTREE)


こむぎ's 洋書レビュー-little people
とっさに面白い!と思って買ってしまった、ミニチュアのストリートアート写真集。

精巧に作った小さな人形たちを、ロンドンの街のどこかに配置して、それを写真で撮ったもの。鳥のフンが目の前に落ちてきて驚いてる女の人、川の桟橋で物思いにふける男性、ビッグベンを見上げる家族。

日常にありそうな光景や、ありえないけどリアルなシーンが、ミニチュア世界で展開されている。アップで撮ると私たちと同じ目線だけど、遠ざかると豆粒みたいになって、背景には巨大な缶や階段や柱が。

私たちも、空や宇宙から見ると、ほんとに小さい世界に住んでるんだよな~。って考えさせられる。


各作品のタイトルもユーモアがあって楽しい。

大きなダイヤの結婚指輪に座ってぼうっとしてる男性には、"No"ってタイトル。ふふっと笑っちゃうけど、「がんばれ、まだ明日があるさ」って言ってあげたくなる。

何度も見返したい本。

『TEA & CAKE LONDON』 (Zena Alkayat著、Blackdog出版)

紅茶、ケーキ、ティータイム好きにはたまらない。

ロンドンの選りすぐりのカフェやティールームを70以上紹介している。


こむぎのブログ-tea&cake  携帯サイズで、表紙もかわいい。



~なつかしの話~

私が海外で一番何度も行ったことがある国、イギリス。その首都、ロンドン。


1回目は、高校の修学旅行で。

ロンドンでバスツアー。窓の外を眺めながらわーわー言っていたのを覚えている。曇天が多かったけど、わくわくしたなぁ。老舗のパブで美味しいお料理を食べたり、ピカデリーサーカスの劇場で「ライオンキング」を観たり。贅沢なスクールトリップだった♪


2回目は、大学の研修ツアーで。

2月の寒い時期だったけど、ホームステイした家の中は暖かくて、朝のトーストと紅茶が最高。

コッツウォルズの近くでごちそうになったクリームティーがまた格別の美味しさ。スコーンに、クロテッドクリームとイチゴジャムをつけて食べるのが流儀。いや、これはまさしく王道!


3回目は、一人旅。

ロンドンへ、弾丸1週間の旅。ケンジントンガーデンにあるオランジェリーで、アフタヌーンティーに挑戦。ロンドンの歴史の本を片手に、優雅な午後を過ごす。サンドイッチと、スコーンと、ケーキと、紅茶と、全部ひとりじめ♪その日は夕食なしでオッケーだった。


ロンドン、いいなあ。ティータイムの習慣は、ぜひとも生活に取り入れたい。

イギリス、また行きたいな!