米国で売れたタンブラーが日本でも売れています。

それがスタンレー。

米国の発明家 ウィリアム・スタンレーJr.が開発したもの。

真空断熱技術と使用しているスチールの強さを融合させて作り上げた傑作と言われています。

今、さまざまなタンブラーや水筒で使われている「真空スチールボトル」の原型となる携帯型のボトルを発明したのが最初と言われています。

 

(写真 スタンレー公式サイトより)

 

 

私はスタンレーのこの一番大きいサイズだと思いますが、タンブラーではなく水筒を使っています。

もう10年以上前に購入したものですが、頑丈なのと、あたたかい飲み物はあたたかく、夏は冷たい飲み物がずっと冷たい。

驚くのは氷をいれてつくったポカリスエットが、ずっと冷たいまま運動会の帰りまでもったこと。

そのまま家でも冷たいポカリを飲んだ時には驚きました。

 

さらにこの手で持てるベルトがついているのがスタンレーの良さ。

意外と便利で、中のものを注ぎやすいので、アウトドアでも人気なのだと思います。

 

このスタンレーがいまヒットしているのは、米国で起きた自動車火災事故の様子を映した一枚の写真だと言います。

探してみるとでていました。

 

(写真 自動車火災事故の中でドリンクホルダーにそのままおかれて残ったタンブラー)

『Danielle 2023年11月15日付TikTok「Thirsty after you catch on fire?」』のスクリーンショット


愛車が炎上してしまい、焼け焦げて悲惨な状況となった車内の様子。フロントガラスや運転席の窓ガラスは溶けてなくなり、ダッシュボードやハンドルも焼けてむき出しになっていた(画像は『Danielle 2023年11月15日付TikTok「Thirsty after you catch on fire?」』のスクリーンショット)
愛車が炎上してしまい、焼け焦げて悲惨な状況となった車内の様子。フロントガラスや運転席の窓ガラスは溶けてなくなり、ダッシュボードやハンドルも焼けてむき出しになっていた
 

なんとこのタンブラーはこれだけ焼けた車内でも生き残っていて、さらに驚くのは中に氷が残っていたらしい。私はそれを確認できませんでしたが、確かに当時の様子をとりあげたPeople com.で紹介されていました。

 

さらにこのことでスタンレーボトルの耐久性や保冷力を証明してくれたとして、タンブラーの販売店社長がこの車の所有者に新しい車と新しいタンブラーをプレゼントした という話も掲載されていました。

 

それほど米国ではこのニュースがSNSで拡散されて売上向上に大きく貢献したということでしょう。

 

これがきっかけとなって日本でも24年にはいってからスタンレータンブラーの存在感が増してきました。

日本では私が持っているような大きな水筒よりも、手に持てるタンブラーが圧倒的人気。

24年3~5月で前年比6倍以上の売れ行きだそうです。

世界でも2倍近い売り上げになっていると言いますから、水筒、タンブラーのスターと言ってもいい存在です。

 

スタンレー専門売り場が家電量販店にできたり、コーナーがさまざまな店ででき始めています。

これから夏にかけて、レジャーやアウトドアでタンブラーや水筒が使われる機会が増えてきます。

さらに今はサステナブルで環境にやさしいほうがいいわけで、ペットボトルよりもタンブラーに飲み物をいれて持ち歩くのを好む人も増えています。

ますますスタンレー人気が続くかもしれません。

 

タンブラーや水筒はある意味、飽和している商品ですが、こうしたきっかけで売り上げが倍増していくこともあるのだということです。

 

それには、品質が確実に証明されるという事実こそがなによりも説得力があるのだということw@r>

 

 

今日も成熟市場で売れる商品を見つけていけるいける!!