昨日はお世話になっている施設の大掃除。

340人という大人数で取り組みました。

ここでやったのは整理整頓清掃です。

年に2回の大掃除をすることを決まりとしていて、大人数で掃除をすることが決まっています。

そしてその状態が日々保たれるように、普段の掃除、メンテナンスを心がけています。

施設全体で5Sをしていると言ってもいいと思います。

したがって50年たつ施設ですが、ある程度の景観を整えています。

これも5Sの成果かなあと感じながら掃除をしていました。

 

この5Sという言葉。

 

整理・整頓・清掃・清潔・しつけ。

 

この頭のSをとって5Sと言われています。

 

(写真 スマイルシステムサポート 5Sの工夫)

 

整理整頓という言葉も一緒に使われることが多いので、特に分けて使っていない人が多いかもしれません。

私は整理と整頓は違う と教わってきました。

 

整理は「いらない物を捨てること」です。

整頓は「残ったものを誰でもわかるように整えること」です。

つまり分類するのですね。位置を明確にして分類してまとめる。

 

整理と整頓は意味が異なるのです。

整理整頓をきちんとすると頭の中も整理整頓されるから不思議です。

私は会社、自宅も含めて、年に一度、大きな整理整頓をしています。

これによって、思考を整理整頓し、分類し、また次のインプットにはいります。

 

そして汚れやほこりなどを落としていく。

身の回りをきれいに掃除します。

 

すると状態が整います。

そのきれいな状態が維持されるように日々気を付けていく。

毎日の小さな掃除、整理整頓が必要になります。

 

それを毎日のルーティンとして心がける。

ゴミが落ちていれば拾う、スリッパが乱れていれば整える、ほこりが目立てばさっとふきとる。

こうしたことが躾として身についている現場は5Sが徹底されている現場であり、そこにいて気持ちがいいものです。

 

気持ちのいいとは言えない現場は、やはり5Sが徹底されていません。

特に、「きれいにしたいが時間がないからできない」とあきらめてしまっている現場て、そこにいても気持ちがよくありません。

なんとなく落ち着かない。

落ち着かない現場というのは、5Sが習慣化されていないのです。

 

つまり、5Sは習慣化がポイント。

会社としてこれをどうやって習慣化するか。

これができれば会社の環境は整い、働きやすくなり、働く人の満足度も上がるので業績も上がりやすくなります。

 

5Sはとてもシンプルなものですが、できていない会社が多いのであらためて徹底していくべきだと思います。

 

今日も5Sでいけるいける!!