先日、神宮球場でヤクルト戦を見てきました。

一緒にお連れした方が大のヤクルトファンで、かつプロ野球通だったため、隣でその方の解説を聞きながら、観戦を楽しむことができました。

それにしても選手のことをよく知っています。

この選手はどこの高校出身で、親はこんな仕事をしていて、高校時代は毎週末、練習試合のために軽トラに乗って見に行っていた など、どこからそんな情報仕入れているのかというくらいに知っている。

その話だけでも行った甲斐がありました。

 

さて、ヤクルトと言えばつば九郎。

プロ野球界でもっとも人気のあるキャラクターの一人です。

最近は中日のドアラに人気No.1を奪われつつある(?)という話もありますが、今もつば九郎人気は健在。ここまで人気になっているマスコットキャラクターはそうそういないなあと思って見ていました。

 

 

目の前で初めて見たのがつば九郎の「くるりんぱ」。

ヘルメットを空中でくるくるまわしてかぶろうとするパフォーマンス。

つば九郎の得意技なのですが、一回も成功したことがないという定番のパフォーマンス。

私は生くるりんぱを初めて見ました。

場内アナウンスがはいり、つば九郎がグラウンドに登場し、準備して、音楽が流れ、くるりんぱをやり、失敗する。

これは定番なのですが、この失敗を見たくてみんな待っています。

写真や動画を撮って、失敗を楽しんでいます。

 

そう。失敗するところがかわいい、なんとなく共感できる存在になっているのです。

つば九郎と言えば契約更改をするキャラクターとしても有名です。

年俸5万円+ヤクルト1000飲み放題 などで契約してきたのですがね2023年は契約保留して話題になりました。

 

とても残念そうな表情というか態度をとる。

そんなところにもまたファンがつきます。

 

失敗したり、残念な感じをだしたり、でも選手の活躍には全身で喜んだり。

人間ぽいのです。

まるで人のよう。

選手の一人でもあり、応援団の一人でもあるという、選手とファンの間に上手に立つ存在になっています。

 

つば九郎。

なかなか素晴らしい存在感です。

失敗しても、うまくいかなくてもそれがその人の魅力になる。

今日も失敗を強みに変えていけるいける!!