私は時々、カフェのドトールでレタスドッグを購入します。

ドトールのレタスドッグは昔からある定番品。

フランスパンのやわらかいパンにソーセージとレタスがはさまっていて、そこにからしがかけてあるというもの。

人によってはケチャップをかけるのが好きな人もいるらしく、時々「ケチャップはお使いになりますか」などと聞かれます。

私はそのままのシンプルな味が好きなので、そのままいただきます。

 

さて、そのレタスドッグを先日、店でいただきました。

注文してしばらく待ち、呼ばれたので取りに行くと

「大変お待たせいたしました」

というさわやかな声と共にこんな風にしてくれたレタスドッグが手渡されました。

 

それがこれです。

つい写真をとってしまいました。

 

これを食べたことがない方にとってはなんのことかわからないと思いますが、私はとこんな風にしてだしてくれるんだ とちょっとうれしい気分になりました。

 

それは、レタスドッグのまわりの紙の包み方です。

通常はレタスドッグのまわりに白い紙が巻かれていて、レタスドッグをまるごと包み込むように中身が見えないような感じで紙が巻かれています。

巻かれているというより袋の中に入っているようなイメージ。

 

しかしこの店ではそれを半分以上あけてあって、そのまま手で持って食べやすいようにアレンジしてくれていました。

 

ネットには他の店でも同じようにやっている写真が何枚かあったので、もしかしたらドトール内では「こうすると喜ばれますよ」と言われているサービスなのかもしれません。

 

しかし私はこのようなことをしてもらったのは初めてです。

通常は紙がそのまま巻かれてでてくるか、紙がなくて裸ででてくることもあります。

その点で、これはとても食べやすく、手にからしがついたらすることもなく、食べやすくて満足度が上がりました。

 

いやほんとにちょっとしたことなのです。

ちょっとした気遣い。

事前にこういう形にしておいてさっと入れられるように準備しているのか、作る時に一個ずつこのようにしてだしているのかわかりませんが、すこしだけ手間もかかります。

しかしお客さんにとっては紙をとってぐちゃぐちゃにして食べるのも嫌だし、かと言って紙がないと手にいろいろついて汚れるのでできれば紙はほしい。

 

そんな思いを持っていた人が多いのです。

それをこの半分だけ巻いた紙はクリアにしてくれました。

 

ドトールのようなコーヒーチェーン大手でもこんなサービスをするのです。

やろうと思えばできるのです。

ドトールは駅チカや駅構内などに出店していることも多く、どちらかと言うとスビート重視です。

スピードこそサービスであるという企業の一つでしょう。

だからお客さんもあまりこったサービスは求めていません。・

それでも暇な時や、すこしゆとりがある時にこんなサービスをしてくれると、また寄ろうかなと思うものです。

 

ちょっとしたサービスは相手の心に響きます。

そんなことを思い出させてくれたサービスでした。

今日もちょっとしたサービスでいけるいける!!