昨日はある会での面接があり、さまざまな方々と面談を繰り返しました。
新しいアイデアを持っている方が世の中にはたくさんあるなあと感心しながら聞いていました。
その中でみなさんの表情や声、話し方などに注目して見ているといろいろな方がいることにも気づきました。
とても楽しそうな人。
なんだかつまらなそうな人。
忙しそうな人。
とにかく自分のことを伝えたい人。
相手の反応をとても気にしている人。
自分のことをたんたんと話す人。
いろいろでした。
人とコミュニケーションをとると言っても、いろんな表現があるものだと思ったのです。
こんな場面で相手にいい印象を与えるのはどんな態度でしょうか。
ご機嫌な態度をとることでしょう。
楽しそうにワクワクして話すその姿に相手は共感します。
さすがにこの面談では不機嫌な態度の方はいませんでしたが、普段の会社や会議、家庭では不機嫌な態度を目にする場面もあるでしょう。
あなたが気付かないうちに不機嫌になっているかもしれないし、私自身もそんな時があるかもしれません。
いま、企業でのハラスメントで増えているのが「不機嫌なハラスメント」なのだそうです。
知らず知らずのうちに不機嫌な態度になり、それを相手に伝えて相手を故和賀早生たり近づかせない空気をつくるというもの。
フキハラ と呼ぶようです。
体調が悪くてイライラ。
イヤなことがあってイライラ。
うまく仕事が進まなくてイライラ。
部下が自分の思うと通りに動いてくれなくイライラ。
まわりが自分の思うとおりに動かない、コントロールできない時にイライラして、不機嫌になり、まわりに怖いという印象を与えるというものがフキハラです。
ネット上にはフキハラに関する話が実にたくさん載っています。
その対策も数多く書かれています。
(野村證券HPより抜粋)
しかしこれって、わりと知らないうちにやっている可能性があります。
いつもご機嫌でいるのがいいのですが、人はずっとそういられるわけではないからです。
ご機嫌な時もあれば不機嫌な時もあります。
人ですから。
ですから常にご機嫌でいる必要はないと思います。
不機嫌でもいい。
しかしそれを誰かにぶつけないことです。
ただ気づかない人もいます。
つまり大切なのは、自分の不機嫌さに気付くこと。
いま自分は不機嫌な状態であることに気づくことがなにより大切です。
いま不機嫌だということがわかったら、相手への配慮がでてくる可能性があります。
それに気づいたら、「いまちょっとイライラしているからごめんね」と言うこともできるかもしれません。
フキハラの問題は、興奮していて自分が不機嫌であることを意識できなくなってしまう人が多いことでしょう。
これは誰にも起こることです。
まずは不機嫌になっていることに気づくこと。
ここからだと思います。
世の中がご機嫌な状態になっていくためには気づきが重要。
自分の今に意識をもっていきましょう。
今日も気づいていけるいける!!