近藤麻理恵さん、通称、こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」(サンマーク出版)は世界累計700万部、他のものも含めると1300万部とも言われている世界的ベストセラーです。

初版2011年ですから13年前に発売され今も売れているロングセラーです。

仕掛けたサンマーク出版さんもすごいですが、こんまりさんのメソッドが海外でも通じているのがまたすごい。

 

(写真 近藤麻理恵著「人生がときめく片づけの魔法」サンマーク出版)

 

 

この本にはこんまりさんが5歳のころからESSEなどを読んで自分なりに生み出したオリジナルの片づけ方法の考え方とやり方が書かれています。

そのノウハウがわかりやすいのが世界的に支持された理由ですが、それ以上に、女性が共感する内容だったことが一番です。

 

その内容について、同社のHPにポイントが書かれています。

 

(以下、サンマーク出版 同署紹介記事より一部抜粋)
その極意をひと言でいうと……
まずは、「捨てる」を終わらせる。
そして、一気に、短期に、完璧に片づける。
これを正しい順番で行うと、
二度と散らからなくなり、一生、きれいな部屋で過ごせる
というのです。

しかも、著者のコンサルティングを受けたお客さんから
ほとんど毎日のように「人生が劇的に変わった」と、
たとえばこんな報告のメールが届くそうです。

「おだやかになったね、といわれるようになった」
「営業の仕事がたくさんとれるようになった」
「気乗りしないお誘いも、断れるようになった」
「仕事の面で、迷わなくなった」
「会いたかった人から、連絡がくるようになった」
「なぜか3キロやせた」
「自分が持っている力に気づけるようになった」

(以上ここまで抜粋)

 

このメールの内容がまさに人生が変わった内容ばかり。

仕事が効率的にはかどるようになったのはまだわかりますが、会いたかった人から連絡がくるとか、なぜかやせたとか、自分の力に気付くなど、なんだかわからないけれど、いろいろなメリットがある という点です。

 

やることは自分の部屋の片づけという物理的に物を捨てて、整頓するというだけの話なのに、人生そのものも楽しくなっていくという内容が受けたのです。

 

これは私も驚きました。そして当時すぐに本を読んで実践してみました。

しかし、私の場合はなかなか「これはときめくか」というのがぴんとこなかったので、最初の捨てる」ができませんでした。

資料類はどれも、なんらかのときめきがあり、それだけでは捨てられないものが多いのです。

当時の仕事で考えたことが書面化されていたり、お客様に教えていただいたこどおもいだされたりして、どれもときめいてしまうのです。

 

そこで、私なりに基準を作ることにしました。

定期的に書斎の整理をする際に、「これはこの2年間で使ったか、使わなかったか」を基準にしたのです。

まずは捨てること というこんまりさんの流儀は踏襲しつつ、捨てる基準を作りました。

すると捨てられるようになったのです。

 

本来は1年間使っていないものは捨てていいのですが、何かの理由で使う必要がでてくることも想定し、念のため2年にしました。

これを10年前から実践していますが、困ったことはありません。

たまーに、あの資料があれば・・・というのがあるかと思っていましたが、特にありませんでした。

 

2年使っていないものはその後も使わないのです。

 

今回はGWの2日間を使って、書斎の片づけをしました。

このルールに基づき、まずはいらないものを捨てました。

そして、残ったものを整頓しました。

 

すると部屋がみちがえるほどきれいになり、心が洗われました。

すっきりしました。

 

私の場合はこの一連の作業をすると、心が整理整頓されたような気になり、アウトプットが済んで、強烈にインプットしたくなります。

これが私の片づけの効果。

片づけることで少しずつ、思考法が変わり、その結果、人生が変わっているのかもしれません。

 

こんまりさんの片づけの魔法すごいなあと感心しつつ、定期的に整理整頓することの価値を感じた2日間でした。

みなさんも心がざわざわして落ち着かないようなことが続いたら、集中して片づけることをおすすめします。

 

今日も片付けていけるいける!!