先日、イマーシブ・フォート東京で、メディア向けの新しいアトラクション体験会があったため参加してきました。

同施設がオープンしたのは3月1日ですが、連日、たくさんのお客さんがはいっているようで、特に、有料のオプションプランは人数が限られていることもあり、「連日完売が続いている」(同施設広報担当者)と言っていました。

 

オプションのない通常の1dayプランが6800円。(小人3000円)

これにオプションをつけるといくつか特別なイマーシブ体験ができるという内容になっています。

 

 

しかし、できれば通常のプランでもたくさんのアトラクションを楽しみたいと感じていた方も多いはずで、私も知り合いでイマーシブ・フォート東京に行った方々からそんな声を聞きました。

 

そこで今回、新しいアトラクションを導入しました。

 

(以下、イマーシブ・フォート東京 プレスリリースより)

新アトラクション「フォルテヴィータ事件簿」は、約 3 万㎡にもおよぶイマーシブ・フォート東京の館内全体を活用して繰り広げられる、エリア面積最大スケールのイマーシブシアター体験です。

個性が豊かすぎる15名の登場人物たちが、同時多発で朝から晩まで巻き起こす大騒動は、刺激あふれる町「フォルテヴィータ」をまるごと劇場空間に変えていく

(以上ここまで一部抜粋)

 

というもので、イマーシブ・フォート東京の施設全体を使って、全部で7~8時間かけてストーリーが展開されるというアトラクションです。

ちょうどこのGWが始まる4月26日から、毎日開催されるイベントとして始まっています。

 

施設のあちこちにこのアトラクションの登場人物たちがいて、来街者に話しかけたり、掃除を鉄出せたり、一緒にダンスしようとバーで誘われたり、こんな人をどこかで見かけなかったかと怪しいマフィア風の男に尋ねられたりします。

 

(写真 筆者撮影 ヴィーナスフォートの跡地を活用した施設内は照明を落として全体的に暗い空間となっている)

 

(写真 筆者撮影 登場人物の一人 宿屋のフォンタナ夫妻の奥さんに指示され、ほうきを持たされて掃除をする参加者)

 

(写真 筆者撮影 マフィアのサロモーネ兄弟の一人が街をさまよっている)

 

(写真 筆者撮影 裏路地の名物バーテンダー フェルッチョ)

 

これまでは街のどこかの場所で行われているアトラクションにこちらから入っていくという形でしたが、このアトラクションは街のあちこちで突然始まるアトラクション。

なんとなく歩いているとそこにマフィアのサロモーネ兄弟のお兄さんがあらわれたり、突然「このほうきでここを掃いて」と頼まれたり、「一緒に踊ろう」と言われてバーでみんなで踊るなど、いたるところでそのアトラクションに参加させられる というものです。

 

イマーシブ・フォート東京によると、

「参加者のハードルを下げたかった」そうです。

余計にお金を支払わなくても、来場者ならだれでも楽しめるようなアトラクションを当初から企画していたようです。

 

同施設はいかに没入感を高めるかを考えていて、とにかく定期的に新たなアトラクションを投入し、お客さんを飽きさせないようにしようと計画しています。

 

私は参加して、このような誰でも参加できるアトラクションがもっとあってもいいと感じました。

わかりやすいストーリーで、怖くなく、なんとなくそこにいるだけで楽しいし、そのストーリーに入り込むことになるもの。

まさに没入体験です。

 

参加するとわかりますが、このアトラクションに参加している方たちはとても楽しそう。

「上手ですねー」

「うまいですねー」

「掃除うまいわね」

「あんた、いい踊りするわね」

「盛り上げ方が上手ね」

などと、この登場人物たちがほめてくれます。

ほめられるので参加している人たちは楽しそう。

 

みんなここでほめられて楽しくなって、そのストーリーに没入していくのだと思いました。

 

イマーシブ・フォート東京。まだ没入体験していない方は一度行かれるといいと思います。

今日も没入体験の重要性を感じていけるいける!!