昨日から東京ビッグサイトで、ペットの日本最大の展示会 インターペットが行われています。

日曜日まで開催されるこの展示会。

ペット関連企業が数多く出展し、大変な賑わいとなっています。

 

昨日はビジネスデー。

一般の方はあまり来ていない(原則、ビジネス関連の方のみの来場)はずなのですが、会場には大きなわんちゃんを連れた方が数多く来場されていました。

 

出展者も多く、空いているブースがない。

すべて埋まっている状況。

今回この展示会に、私も関わらせていいただいている一般社団法人スペシャルワンクルーアソシエーション(略称SOA)がブース出展しました。

スペシャルワンクルーアソシエーション (soa1.jp)

 

そのため朝からインターペットの会場におりました。

久しぶりの本格的な開催となったこのインターペット。

どのくらいお客さんが来るのかなと思っていましたが、開場とともに入り口には入りきれないお客さんが列をなし、それが昼を過ぎてもずっと続くような状況でした。

 

 

コロナ禍があって開催されていない時期もあったので余計に人が押し寄せたのかもしれませんが、日本のペット熱の高さを実感。

 

日本ではコロナで一時はペットを飼う家庭が増えたものの、この数年は減少傾向にあります。

米国や中国、ヨーロッパの一部の国ではペットは増えているのに日本では減少。

さまざまな理由があると思いますが、ペットとの共生社会がまだできていないことがひとつの理由ではないでしょうか。

 

もちろんペットアレルギーのある方のことは考えなければいけませんが、ペットを連れていけるレストランやカフェはまだ少ないし、ペットを連れて電車に乗ることはなかなかできません。山手線でごくたまに猫や犬の鳴き声がすることがありますが、基本的に電車内にペットと一緒に乗っているのは見たことがありません。

新幹線などでは時々、わんちゃんをつれて乗ってくる方もいますが基本はケージにはいっています。

ペットをそのまま人と同じように連れていくことはほぼできません。

 

店舗でクリンリネスを守らねばならないという意識が強いことは大きな理由です。また他の人を傷づけたり、そのへんでうんちをしたりなどさまざまなことが想定されるので、オープンにはできないというのが日本でペットとの共生社会が広がらない理由です。

 

こうしたペットと人との暮らしがもっとオープンになり、一緒にいる場面が増えれば、ペット飼育数は増えるのでは?と思いますが、なかなかここのハードルは高い。

 

だからまずはこのような社会を業界内から進めていくために、もっと業界人が勉強して、よりよい社会づくり、会社づくり、仕事の仕方に変えていく必要があります。

そのためのペット業界人のための勉強の場を作りました。

 


それがこの次世代人材育成塾、S-1アカデミー です。

SOAのメインの事業がこの人材育成塾です。

7月からスタートします。

元AHB、元イオンペット会長などを歴任された小川明宏さんが代表理事を務め、この勉強会をスタートします。

 

基本的に物販などのブースばかりの展示会なので人が来るか不安でしたが、予想以上に多くの方々が来場されて驚きました。

みなさん勉強したがっている。

学びたいのに、学びの場が少ないのです。

 

今回はこの勉強会、すべて、原則無料で実施していきます。

ペット業界に限定して行いますので業界外の方は参加できません。

さらに、少数精鋭で行うため書類やレポートなども提出していただき、本当に情熱のある人材を選抜させていただきスタートします。

 

このような人材づくりの場をきっかけに、ペット業界が本当に人と共生できる社会を実現していくことにつなげられたらと考えています。

 

ペットと人の共生社会を実現していけるいける!!